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知っておいて損はしないのが、お墓の知識。
ご先祖様への優しい心づくしが、きっとご家族の繁栄につながることでしょう…。


1. 日当たりがよく、風通しの良いこと
2. 湿り気のない、水はけの良いこと
3. 土砂崩れの心配はないか
4. 墓地内のそばに木が少ないこと
5. 墓地の中に通路が整然と取られてること
6. 浄水が使えるようになっていること
7. 墓地の一角に無縁墓を祀る場所があること


大切なことは、早いうちに結論をだすということ。
地方によって、49日、3回忌、7回忌、13回忌、春、秋の彼岸、
お盆、祥月命日など色々いわれていますが、
これはケガレをタブーとする民族信仰からきていることが多いようです。
いわゆる年回忌には大勢の人が集まるので都合が良いというだけであり、お墓を建てる時期に決まりはありません。


お墓も、私たちが住む家と同じです。
南向きは日当たりがよく明るい。北向きは太陽を背にするので暗く湿り気を感じる…。
しかし墓地の立地条件、または規則で北向きにしなければならない場合も多分にあります。
出来れば、一日中、日がよく当る方向が望ましいでしょう。


生きている間に自分のお墓を造ることを寿陵(じゅりょう)といい、仏教では特に崇敬なこととされています。
心に深い安らぎが生まれることにより、長寿と子孫繁栄につながると古来から伝えられています。


●お花は、季節の花を生けてあげましょう。ただし、刺のあるもの、毒や苦味のあるもの、枯れたもの、虫喰いなどは、故人に対して失礼にあたるので生けるのをやめましょう。また四季を通じて青い、シキビ(樒)などは重宝します。
●お線香は身(からだ)、口と意(こころ)の行いを戒め、たゆまぬ精心生活を誓い、こ先祖様に回向(えこう)するしるしです。
●お数珠は、故人の成仏を念じるときに用いたりします。墓参の折りには忘れないよう心がけましょう。
●お水は仏石の上から掛けないで容器をきれいに洗い、いつも新しい水を供えましょう。


墓石には、よく樹木のヤニやコケ、鳥のフン、砂ぼこり等が付きやすく、早く取り除かないと石の風化を早めることになります。
雨上がりか、または墓石に水をかけてしばらく時間を置き、柔らかな布で拭き取ってください。
これを定期的に行なっていると、いつまでも石の表面の艶が保たれます。風化を防ぐ最良の方法です。
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