長くて面倒臭いLHRが終わったし。
 …そーいや、スミレちゃんから来いって言われてるんだっけ。
 面倒だけど、逆らうと怖いからなー。…行っとくか。


「おー。よく来たねー。」
「スミレちゃんも相変わらず元気そうね。」
 うわー。変わってないな、スミレちゃん。相変わらず…って感じだなー。
「スミレちゃん、私、言ってた通り、青学テニス部のマネするからね!」
「分かっておるよ。その方が、こっちも助かるしねー。」
 の奴、元気だな…。俺だったら他人の世話なんて真っ平ごめんだけどな。
 世話好きだからなー、の奴…。
はどうするんじゃ?」
「俺はパス。帰宅部デス。」
 あ、俺、今メッチャカタゴトだったな…。
「僕も遠慮しておきます。目立ちたくないですから。」
 うわー、ってば礼儀正しー。偉いなー、は。
「そうかい…。ま、気が向いたらおいで。」
 スミレちゃんは相変わらず大きい人だー。(謎)
「はい。」
「はーい。」
 テニスは好きなんだけどなー。今は以外に興味はないしー。
「ところで、は何で学ランを着てるんだい?」
 スミレちゃん、気づくの遅いよー。いや、気づいてただろうけどさ…。
「スミレちゃん!の美脚を他人に見せるわけにはいかないでしょ!」
 ……そこまで力入れて言わんでもいいじゃんか…
 スミレちゃんもどう言っていいか分かんないだろうしさー。
「相変わらずだな。」
 そーだよねー。が大好きだもんなー。
「僕はこっちの方が動きやすいんですよ。」
 …学ランって動きやすいか?…ま、いいや。
「そいじゃスミレちゃん、俺らは帰るなー。」
「呼び出して悪かったね。気をつけて帰りなよ。」
「「はーい。」」
 げ、とハモった。流石従兄妹同士だー。
「失礼します。」
 ってば硬いよー。もっとソフトに行こう!(謎)

「で、どーする?」
「テニス部、ちょっと覘いて行かない?」
 俺との前を歩いていたが俺達の方を見て言った。
 …面白そーだから行こっかなー。
も行きましょ。」
「そうだね。行こうか。」
 出たー!のビューティフルスマイル☆(笑)
 中性的な顔立ちだから男にも女にもモテるこのスマイル…。
 相変わらず綺麗だねー。
が行くなら俺もー。」
「なら、さっさと行こー!」
 俺とのテンションって同じだなー。流石従兄妹同士だー。(本日2回目)

 …俺もテニス部、やっぱ入ろうかなー。
 でもレベルが高いって言っても高が知れてるしなー。
 とりあえず様子みよーっと。
 が入ればすぐにでも入るんだけど…。
 あー、と試合したーい。