が自分を応援してくれてる。それだけで、何だか安心する。何でだか分かんないけど…。


 一年って後片付けしなきゃいけないんだよね。…面倒だけど。
 しかも、堀尾達は何か色々言ってるし。
「…どうでもいいけど 早く掃除終わらせない?」
 俺はさっさと帰りたいんだけど。しかも、俺が負けたことあるとかないとかいろいろ話してるし。
 …いつも負けてるけど。あんまり人には言いたくないんだよね、親父のこと…。
「…なんてね じゃ ソージ終わり お先に!!あー疲れた」
 早く…帰ろ。

 着替えて部室から出たら、学ラン姿のだけがいた。
「リョーマ、帰ろう?」
 …そんな風に誘われたらウンって言うしかないじゃん。
は?」
「先に帰ったよ。用事があったみたい。」
「フーン…。」
 俺はと一緒なら良いんだけどね。
…明日も応援に来てくれるんでしょ?」
「勿論。リョーマの試合は見てて面白いからね。相手の先輩も個性的な人が多いしね。」
 …こういうときって思うんだけど、ってテニスに詳しいよね。でも本人はやらないって言ってるし。
 案外、とかがやってるのかもね。

「良かったあ テニス部員見つけたわ  ねぇねぇ キミ!!」
 校門近くまで言ったら後ろから声かけられた。
「一体テニスコートってどこにあるのかな 青学って広くって」
 …誰、この人…
「長い三つあみの娘にも聞いたんだけどーよけいに迷っちゃったのよね」
 長い三つあみ…あぁ、竜崎だっけ?
「コートはあっちだよ」
 …何なの、この人…さっさと帰りたいのに…しかも何か一人で盛り上がってるし。
「『月刊プロテニス』の編集の芝 砂織よんヨロシク!!」
 …何でこの人こんなにテンション高いわけ?…さっきこの人が自己紹介した瞬間、の表情が強張った気がするけど…気のせい?
 ま、いいや。さっさと帰ろ…。
「…ねぇ、リョーマ。」
「何?」
「…頑張ってね。」
 が言うと、本当に頑張ろうって気になるのは何故だろう…。
「分かってるよ。」
 つい素っ気無く返事をするけど、無視できない…それほどに…俺の中で…彼女は大きな存在になっていた…。














…むー…先にすすまない…
地区予選とか関東大会とかが凄く書きたいんだけど…でもちゃんと原作に沿って書かねば…頑張りますぞぃ!!!