…来ちゃったよ…
青春学園なんて言う恥ずかしい校名が懐かしいッ!!!(ぇ
…さて、愛しの国光はテニスコートかな?
おー、近づくほどボールを打つ音がたくさん聞こえてくるわー。
相変わらず男子テニス部は熱心ねー。
お、あのちっこいのがの言ってた越前君かッ!
本当に一年生が入ったんだー。前はなかったのにね、こんなこと。
国光が部長になってから男子テニス部も変わったのかな?
あ、国光発見★くそぅ、惚れた弱みだ…めちゃめちゃかっこいいジャン、国光!
声かけたいけど…あんなに真剣に練習してるし…
かと言って待つのもなー…まだ部活は終わらないだろうし…。
校内でも回って見ようかな、懐かしいし。
「…頑張ってね、国光。」
聞こえてないだろうけど、言っておきたかったんだよッ!
夕方、日も暮れかけて暗くなって来た。
テニスコートに戻ってみたら1年生たちが片付けていたから終わったのだと分かった。
…でも国光は部長だから結局帰るのは一番最後かな?
…また待つのか…(←待つのが嫌い)…仕方がない、待と…
「あれ?先輩?」
「ん?…おー、不二君、久しぶりー。相変わらず爽やか少年めッ!」
「あはは…先輩こそ、相変わらずですね。」
不二君、相変わらず綺麗だなー。…でも国光の方がかっこいいモン。
「手塚なら、もうすぐ部室から出てきますよ。」
「アリガトー。」
手を振って、不二君とはお別れ。でも今度ビリヤードしにいこっかなー。
あ、国光出てきた。
「国光ー!!!」
嬉しくて、思わず大きな声で名前を呼んで近づいた。
国光はそんな私に半分呆れながらもちゃんと受け入れてくれる。だから好きv
「わざわざ青学まで会いに来ちゃった。」
「あぁ、コートから見えた。」
あ、私がいたの気づいてたんだ?
まぁ、気づいたからって練習ストップするわけにもいかないしね。
「。」
「んー?」
国光の方を見たら国光の大きな手に箱が乗せられていた。
「…何?…コレ…」
「誕生日プレゼントだ。気に入るかどうかは分からないが…」
く、国光…覚えてたんだ…。
私の誕生日のこと…忘れてるのかと思った…。
「アリガトッ!国光ッ」
嬉しくて嬉しくて思わず国光にほっぺちゅーしたら…国光が固まった。
…苦手だもんね…でもしたかったんだからイイジャン!
「…、帰るぞ。」
「アイアイサー!」
やっぱり国光は優しいのです!でもやっぱり、電話かメールは欲しいなぁ…
こんな欲張りでも良い?
わけが分からんッ!!!!!
手塚って何だッ!愛って何だッ!(←言ってることが謎)
天宮さん、ごめんねー。遅れてしまいましたが、誕生日おめでとう御座いますv