「なんでだろ・・・。」
「何がですの?。」
「何でラクスの婚約者がアスランなんだ?」
「ブッ!!!」
My Best Friend
「ごほっごほっけほっ・・・っ・・・」
とラクスとアスランの三人は、アフタヌーンティーを満喫していた。
のいきなりの疑問にアスラン・ザラは咳き込んだ。
「さぁ、何故でしょう?」
「アスランごときにもったいない。」
「・・・(泣)」
はアスランがショックを受けるであろう台詞を簡単に言い放った。
ラクスはラクスでの疑問を真剣に考えていた。・・・俺って・・・一体・・・・・(泣)
は、ラクスの幼馴染。
冷めたところがあるが、ラクスには優しく、とても頼りになる少女だった。
その容姿はとても綺麗で少女でありながら中性的な顔立ちをしており普通より高めの背は、アスランと同じくらい。
ショートカットの髪は少年らしさをさらに引き立てた。ラクスと並べば、まるで恋人同士にも見えるほどだ。
ラクスものことをとても信頼しており、アスランと二人っきりの時もの話をよくしていた。
「それより、少しお散歩しましょう。」
「そうだな。 おい、行くぞ、アスラン。」
「あ、あぁ・・・」
アスランはこの二人に振り回されっぱなしである。
「アスラン・ザラ、そんな頼りない奴にラクスをやるわけにはいかんぞ。」
「そう言われても・・・」
「そうか・・・なら・・・」
はアスランと話をした後、大量のハロに囲まれているラクスに近づいた。
「ラクス。」
「何ですの?」
ラクスはの方を向くといきなり腰に腕をまわされに顎を持ち上げられた。
ラクスの顔のすぐそばにの顔があった。
「ラクス・・・ あんな頼りない奴なんかやめて、俺にしないか?」
「まぁ、素敵ですわね。」
・・・なっ・・・ちょっと待てよ、おい・・・
アスランは目の前の光景に唖然としていた。その光景がまた様になっているから恐ろしい・・・。
しばらくすると、は手を離した。
「と、誰かにラクスを奪われても知らんぞ。」
「あら、私は以外のお誘いには乗りませんよ。」
「じゃ、俺がいただこうかな?」
「ふふ・・・」
目の前の二人は、楽しそうに笑っていた。
・・・俺の立場って・・・・・