5月31日のニュース
■県東部港湾振興協会尾道港部会  県東部港湾振興協会尾道港部会の総会が30日 午後4時半から東御所町、グリーンヒルホテル尾道で開かれました。総会には、尾道商工会議所の佐藤忠男・会頭、石川悟・副会頭や広島県尾三地域事務所の大下和男所長らが出席。来賓で訪れた亀田良一・尾道市長は業者が立ち退いた西御所町の県営上屋倉庫の活用や企業活動が再開される日立造船向島工場、島嶼部での航路の復活など今後の尾道の街づくりについて記念講演を行いました。つづいて昨年度の事業報告が行われたあと、決算、新年度事業計画予算を承認しました。

■市立美術館、前年より1万人増える

 尾道市立美術館の昨年度の入館者数が、目標にしている5万人をほぼクリアしました。建築家安藤忠雄さんによってリニューアルされて3年、特別展「無言館 残された絵画」展などが関心を呼び、前年度をおよそ1万人上回りました。昨年度の開館日数は272日で、5回の特別展と、所蔵品による企画展が2回、市美展など市民展が2回行われました。最も入館者が多かったのが、特別展「無言館 残された絵画」展で、期間中1万4125人が訪れました。リニューアルオープンした初年度には、6回の特別展などで7万人を超える入館者がありましたが、2年目は3万8985人まで減少、しかし3年目となった昨年度は1万人ほど盛り返し4万8324人になりました。森重彰文館長は、「全国の美術館の多くが今、最盛期の2割、3割減と言われており、特別展をやればどんなものでも人が入るという時代ではない。良い内容のものを地道にやっていきたい」と話していました。市立美術館では、来月10日から特別展「珠玉のヨーロッパ絵画 バロックから近代へ」が始まります。オノリオ・マリナーリの「聖チェチリア」などおよそ60点を宗教画、世俗画、肖像画、風景画、風俗画の5つのテーマに分けて展示、8月6日まで行われます。

■単車の運転手川に転落

 昨日午後5時41分頃、因島重井町の県道で、軽自動車と自動二輪車が衝突する事故がありました。この事故で、二輪車を運転していた男性が、道路脇の川へ転落し、怪我で病院へ搬送されました。

■防災センター、屋上ヘリポート利用1号

 東尾道の尾道消防防災センターで、昨日、初めてヘリポートを使用した救急搬送がありました。 昨日、午後2時15分頃、因島総合病院から因島消防署に「72歳の男性が腎疾患で意識が混濁し、緊急に川崎医大に搬送したいが雷のため、因島にはヘリの着陸が難しい」と連絡がありました。因島消防署から連絡をうけた尾道防災センターの通信指令課では、直ちに川崎医大のドクターヘリに連絡を取り、東尾道の防災センターへの着陸を要請、因島消防へは防災センターに患者を搬送するよう指令を出しました。患者はおよそ45分後に尾道に到着。その後、屋上のヘリポートから川崎医大に向けて出発し、通報からおよそ1時間半後に川崎医大へ到着しました。


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5月30日のニュース
■備三タクシーがハイブリッド車導入

 備三タクシーはこのほど電気バッテリーとガソリンエンジンを組み合わせた低公害、低燃費のハイブリッドカーを導入し、営業運転を開始しました。タクシーのハイブリッドカーは広島県東部では4台目です。備三タクシーに導入されたのはトヨタ自動車の「プリウス」で1500tのガソリンエンジンとバッテリーを搭載したハッチバック型。通常の中型車両と比べて50万から60万円ほど割高ですが、環境に優しく美しいタクシーをと導入を決めました。信号で停車したときなどはエンジンが切れる仕組みで車内はとても静か、シートも高めで乗り降りがしやすいということです。初乗りは一般の中型車と同じ570円です。備三タクシーの大崎賢二・社長は「お客さんやドライバーの意見を聞き、状況をみながら今後の導入を考えたい」と話していました。備三タクシーは今年から、小学生を事故や事件から守ろうと通学路パトロールカーを走らせたり、車内に携帯電話の充電器を設置するなど新たな取り組みをはじめています。

■文学ルート川柳、応募まとまる

 松江市、尾道市、今治市、松山市としまなみ海道周辺地域振興協議会でつくる文学ルート形成推進協議会の第7回「文学ルート川柳」への応募結果がまとまりました。それによりますと、それぞれの街で2つずつ設けられた宿題について、全国の愛好家ら4735人から8419句寄せられました。下は8歳の小学生から最高齢は96歳です。「灯り」と「波」の題が設けられていた尾道市には1043人から1983句の応募がありました。すでに一次選考はすべての市で終わっており、来月中旬、尾道市で開かれる第二次選考会で、優秀句100句のなかから大賞1句、奨励賞5句、佳作賞15句を選ぶことにしています。文学ルート形成推進協議会はしまなみ海道の開通をきっかけに、中国横断尾道・松江線を合わせて、松江・尾道・今治・松山・高知の5市がゆかりの文学者を通じた連携軸の形成を目的に1999年に結成。毎年、共同事業として、各市ゆかりの川柳の宿題について作品を募集・発表し、持ち回りで表彰式を実施していますが、昨年、高知市が退会し、現在は4市で運営しています。

■セ・パ交流戦、臨時バス

 6月2日、 栗原町、びんご運動公園「しまなみ球場」で、プロ野球セ・パ交流戦広島東洋カープ対千葉ロッテマリーンズ戦が開催されます。 開門が午後4時50分、 試合開始は午後6時20分からです。 この試合にあわせ、 尾道市営バスと中国バスでは臨時便を運行することにしています。「しまなみ球場行き」はJR 尾道駅前5番乗り場から運行し、 市営バスは長江経由、中国バスは桜土手経由となります。臨時便の始発は午後3時45分発、 長江経由で、15分間隔で運行し、 各バス停には停車しますが、球場行きは乗車のみ、駅行きは降車のみとなります。

■賃金不払いでポートプラザ送検

 尾道労働基準監督署は昨日、尾道ポートプラザホテルと吉原剛代表取締役を賃金不払いの容疑で地検尾道支部に書類送検しました。調べによると平成17年7月から11月までの5ヶ月間、31人の社員、パートの賃金を給料日に全額支払わず先送りしていました。今年4月の不払いの賃金は135万円となっています。


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5月29日のニュース
■工房おのみち帆布総会

北前船の帆やテントの素材に用いられた帆布のオリジナル商品開発を手掛けるNPO=特定非営利活動法人工房おのみち帆布の総会が28日夜、尾道駅前のグリーンヒルホテル尾道で開かれました。理事長を務める木織雅子さんが「帆布の普及、芸術文化の後押し、街づくりの支援と成果があがった。これからも会員が誉れに思うような活動、運営に心がけ頑張っていきたい」と挨拶しました。来賓の亀田尾道市長は「木織さんはアイデアも豊富で、度胸が良い。こういう人が色々仕掛けて50人が応援していけば尾道を動かせる」と積極的な取り組みに賛辞を寄せました。「工房おのみち帆布」の昨年度の売り上げはおよそ4000万円で、前年の1.7倍と急伸しています。店舗を移転し売り場面積が広がったことや、大和効果があらわれ、多い日には1日の売り上げが50万円を超える時もありました。 新年度は、尾道の帆布と、今治のタオル、福山芦田の和紙の3種類の糸を使った「しまなみ織り」の新商品を開発していき、通気性が良く、保温力がある軽い布で介護用品やお年寄りの衣類を作り販売することにしています。また、今年5回目をむかえる帆布展は美術作家、柴川敏之(しばかわとしゆき)氏を迎え、8月に「龍の道 2000年後の龍の行方」と題し、千光寺参道を利用したワークショップを開くことにしています。

■尾道東高吹奏楽部演奏会

 尾道東高吹奏楽部の第34回定期演奏会が27日 土曜日、午後3時半から尾道駅前のしまなみ交流館で開かれました。 演奏会は3部構成で、1部は古き良き時代のミュージカルコメディ映画「ハリウッド・ホテル」のハリウッド万歳で開幕。次いで「美女と野獣」、今年度、全日本吹奏楽コンクールの課題曲となった「海へ・・・吹奏楽のために」などが演奏されました。2部は久保小学校金管バンドがアニメ映画「アラジン」のテーマ「ホール・ニューワールド」、久保中ブラスバンドが平井堅のヒット曲「ポップスター」を披露。 3部は再び東高吹奏楽部が登場し、テンプテーションズの代表曲「ゲット・レディー」をはじめ、日本の懐かしい歌謡曲「幸せなら手をたたこう」、「アルルの女」、「ええじゃんSANSA・がり」を演奏。満員の聴衆から大きな拍手を浴びていました。

■28日、春季大運動会

 28日 日曜日、市内の11の小学校で春季大運動会が開催されました。美ノ郷町の木頃小学校では午前に小学校と幼稚園の運動会、午後からは木頃地区体育協会主催の町民運動会が開催されました。木頃小学校の運動会は「笑顔・協力・全力・最後まで」をテーマに開かれ、リレーやええじゃんSANSA・がり、組み体操に一生懸命に取り組む児童らに大きな拍手がおくられていました。続いて午後からの町民運動会にはおよそ300人の地域住民らが参加。先生と児童のパン食い競争、二人三脚などの競技では笑い声がこだまし、住民らが一体となって楽しむ姿が見られました。


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5月26日のニュース
■台風災害の図上訓練

 職員の危機管理意識の高揚と役割分担の確認、ライフライン業者の連絡体制の確立を目的に尾道市危機管理室は今日、東尾道の消防防災センターで台風災害を想定した図上訓練を行いました。この訓練には市役所本庁と支所の関係部署から課長補佐と係長ら28人、電気、ガス、電話などライフラインの事業者5社が参加。午前9時、鹿児島県種子島付近にある大型で非常に強い台風が広島県に近づき夕方には尾道市も暴風域に入って、夜10時頃に最接近。昼前から夜遅くまで大雨が降るという想定で、災害対策本部の設営や情報収集、避難勧告の伝達や応急医療体制の確保、ライフライン事業者との連絡体制の確立の訓練を行いました。訓練統制本部から、市内各地での崖崩れや高潮、浸水、道路の通行止めなどの情報が次々と発せられる中、職員はこれらを元に被害場所の確認や規模、救助要請の有無について地図やカードに記入しながら災害対策本部と統制本部に連絡。情報収集や情報の共有と住民への伝達、情報処理の流れの確認など、本番さながらに対応していきました。

■因島で麻生イト記念パレード

 麻生イト生誕130年記念事業の初日、27日土曜日に、因島の土生商店街で、記念パレードが行われます。記念パレードは「現代にイトさんが甦る」と銘打たれた仮装行列で、他に獅子舞、因島小唄などが予定されています。パレードは午前11時に荒神さんを出発、麻生旅館前、広島銀行駐車場前を通り12時頃、終点の因島土生中央駐車場多目的ホールに到着予定です。多目的ホールでは麻生イトの写真展、ゆかりの品の展示、麻生イトをモデルにした人物が登場する映画「悪名」が上映されます。行政からは幼い頃、麻生イトに会ったことのある、亀田尾道市長が参加することになっています。

■学童保育を市が初めて民間に委託

 NPO法人「ぷれすくーるめいび」が、尾道市から受託を受け高須小学校児童を対象に学童保育をはじめました。市内34の小学校の内、学童保育を行っているのは18校で、市が学童保育を民間に委託するのは初めてのことで、期待と注目を集めています。NPO法人ぷれすくーるめいびは、栗原西1丁目、めいび保育園で学童保育を行っており、学力向上を目指した土曜教室や、子育てを支援する母親教室も開いています。学童保育の名称は「くるりん」で、今年3月から、高須町の小学1年から3年生を対象に始め、現在15人の児童を月曜から金曜の放課後から午後6時まで預かっており、保育料は月額6500円です。県内でNPO法人が学童保育を手がけるのは初めてのことで、委託している尾道市からは375万円が補助されています。


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5月25日のニュース
■尾道観光協会が総会

 尾道観光協会は今日、午後2時から尾道市公会堂別館で第41回通常総会を開きました。議事に先立ち川崎育造会長は「大和ロケセット公開という事業が大成功を収め、尾道は大きな経済効果の恩恵を受けました。また、一丸になって取り組むことが成功に導くという自信も持つことができました。この熱が冷めないうちに、観光立国ニッポンの尾道が中核だという意識を持って、瀬戸内の美しさを日本だけでなく、世界に広めていきたい。」と挨拶しました。収支決算ではホームページ、観光案内所の運営などの公益事業で約452万円の黒字、売店、駐車場の運営、大和ロケセットなどイベントの運営などの収益事業で約748万円の黒字になり、17年度は大和効果も手伝って合計約1200万円の大幅な黒字になりました。
 また、役員の改選も行われ、会長には引き続きクニヒロの川崎育造さんが就き、副会長には山陽工業の高橋宏明さんが再任、もう一人の副会長には新たに、備三タクシーの大崎賢二さんが選ばれました。これにより、尾道観光協会の新体制が決定しました。

■尾道ふれあいの里、利用者5万人に

 尾道市御調町、天然温泉「尾道ふれあいの里」の利用者が25日 午前、累計5万人に達しました。3月11日にオープンして以来、順調に客足を延ばし、これまで当初の予想よりほぼ2倍の来場者を数えています。  尾道ふれあいの里は県から移管された研修施設を尾道市がおよそ12億円をかけて改修した温泉を備えた宿泊・宴会施設で、指定管理者のみつぎ交流館が経営しています。利用者5万人目になったのは午前11時、愛媛県上島町から訪れた津国寿正(つくにとしまさ)さん53歳で、内海支配人から証明書や2万5千円分の商品券、オリジナルのバスタオルなど記念品が手渡されました。町役場に勤める津国さんは「母親孝行をと思い休みをとって姉と3人で日帰りの温泉にきました。驚きました」と話していました。ふれあいの里は地元を中心に広島、福山、岡山など周辺からの客も多く、ゴールデンウィーク中の今月4日にはおよそ1600人が訪れました。現在は週末、土曜日、日曜日には平均は800人が訪れ、自家用車での個人客が大半を占めているということです。初年度は温泉、宿泊、宴会を合わせて15万人の利用、売り上げ4億円を見込んでいますが、これまでのところこれを大きく上回るペースだと言うことです。  内海支配人は「これまでの企業研修や学生のスポーツ合宿などの利用を引き継ぎながら団体客に力を入れていきたい。温泉客が減るといわれている6月、7月のこれからが踏ん張りどころ」と話していました。 ■御調町商工会総会

 御調町商工会の総会が昨日、みつぎいこい会館で開かれました。冒頭、内海和男(うつみかずお)会長は挨拶の中で、今年は交流人口50万人を目指し、平成20年4月の向島町、向東町両商工会との合併を目指し、時代にあった商工会をつくっていきたいと意欲を示しました。
 また、初めて出席した亀田尾道市長は、商工都市尾道の取り組みと、道州制導入後、瀬戸内の十字路の中心としての尾道の役割について夢と希望を語りました。御調町商工会の今年度予算は、4640万円で、このうち補助金が2934万円と収入の63%を占めています。県や市の補助金は前年度より159万円減り、財政的には年々厳しさを増しています。役員の改選では、工業部会長が吉田成邦(よしだせいほう)氏から谷尻修(たにじりおさむ)氏に、女性部長が向井良江(むかいよしえ)さんから、守光佳代(もりみつかよ)さんに、理事は、赤坂光太郎(あかさかみつたろう)氏が退き、倉谷隆夫(くらたにたかお)氏が就任しました。
 事業計画では「道の駅クロスロードみつぎ」、「天然温泉尾道ふれあいの里」の管理運営を中心に「ふれあい秋まつり」などイベントを行うことにしています。

■ソロプチ、みつぎの苑に5万円寄付

 国際ソロプチミスト尾道は24日 午後、尾道市御調町の公立みつぎ総合病院の「みつぎの苑」を訪れ、5万円を寄付しました。
 ソロプチミストでは毎年、バザーなどの活動で得た収益金の一部を使って、奉仕活動の一環として高齢者施設に寄付しています。今回は昨年、尾道市と合併した御調町のみつぎの苑を選び、寄付を行いました。現在150人の入所者を中心にショートステイと40人ほどの通所者が生活するみつぎの苑では寄付金でソファーベッドを購入して入所者らがくつろぐロビーに置きたいと話しています。


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5月24日のニュース
■第4回尾道市計画計画策定委員会

 今年1月に立ち上げられた尾道市景観計画策定委員会の4回目の会合が今日開かれ、 尾道市景観計画と尾道市景観地区の素案が審議されました。素案では景観を保全するため尾道三山と尾道水道に挟まれた旧・ 市街地を細かく区分し建築物の高さを最低10メートルから最高27メートルまでに制限する規制が盛り込まれています。
規制は主に尾道三山と呼ばれる浄土寺山、西國寺山、千光寺山とその斜面からの景観に加えて、向島側や海上からの景観、斜面を上り下りする際、また路地空間から見た景観までを意識した内容で、対岸の向島から尾道を眺めて三山の高さ40メートルのラインが望めることが目安となっています。 最も厳しい規制となっているのは高さ制限10メートルの駅前公共用地、 次いで浄土寺下付近の12メートル、 駅前高層マンションの建設予定地となり尾道市が買収した部分と近隣商業地域として尾道駅裏、長江通り沿い、 防地口北側付近が15メートル、 海岸沿いの地区が15メートルから24メートル、 商店街周辺が24メートルから27メートルとなっています。 尾道市役所庁舎など一部の建物では既にこの高さ制限に抵触していますが、すぐ改修が求められるわけではなく、将来、 立て替えや改修が施される際、高さ制限に配慮することが求められます。 この素案で細かい地区に分けて高さ制限を指定したことについて、尾道市都市デザイン課では 「画一的な高さ制限を設けると必要のないところまで規制をかけることになるのでそれを避けるために」と説明しています。

■しまなみ海道料金引き下げを

瀬戸内しまなみ海道周辺地域振興協議会と観光推進協議会の総会が昨日午後、尾道市役所で相次いで開かれ、来年4月に統合することを決めました。
周辺地域振興協議会は、しまなみ海道が開通する5年前の1994年に32の自治体や経済団体などで発足し、一体的な地域振興をはかっています。一方、観光推進協議会は2001年に35の自治体や観光協会などで結成され、観光客の誘致をはかっています。来年4月の統合後はパンフレットの発行やホームページの運営など事業を一本化します。周辺地域振興協議会の総会では最大の課題である料金の引き下げについて、越智忍(おちしのぶ)今治市長から、四国市長会で本四架橋3ルートの料金値下げの取り組みについて本州にも輪を広げていこうという話が出たことについて報告がありました。これに対し、会長を務める亀田良一尾道市長が「市長だけでなく県も一緒になり大々的にやらなくてはならない」と応え、中四国の県、市町が連携してしまなみ海道の料金引き下げに取り組んでいきたいとの意欲を示しました。この他、事業計画では、10月に今治上浦歴史民俗資料館で開くフォーラムや、沿線のイベントなどと絡めたスタンプラリーの開催について話し合われました。また、観光推進協議会の総会では宿泊する観光客を取り扱った旅行代理店に一人あたり500円を助成することが承認されました。この助成は来年度4000人を限度に実施予定で、今年度はどのような条件や方法で助成を実施するか調査することになりました。広域観光PR事業では、今年は7月に大阪市内へ観光キャラバン隊を派遣することが承認されました。


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5月23日のニュース
■尾道市行財政改革推進本部を設置

 尾道市は22日、市長を本部長とする尾道市行財政改革推進本部を設置し、第一回の推進本部会議を開きました。会議では、国の新地方行革指針を説明し、今後のスケジュールを了承。来年1月にかけて、必要に応じて開催することなどを確認すると同時に、事務局の作業スケジュールを示しました。これら事務レベルの作業進捗に合わせて、今年8月中には民間人をトップとする行財政改革推進検討懇談会を立ち上げ、来年1月に意見書を策定。2月には行革大綱と合わせて具体的目標を明記した集中改革プランを決め、公表していくことにしています。

■向島町商工会総会

 昨日 午後、向島中央公民館で向島町商工会の総会が開かれました。3年の任期満了に伴う役員人事では、死去した青木立道(あおきたてみち)会長の後、会長代行を務めた森数光男(もりかずみつお)副会長が会長に選ばれました。副会長には大畠肇(おおはたはじめ)工業部会長が就任、また、監事の半田雅俊(はんだまさとし)氏が理事に回り、その後任には戸田直樹(とだなおき)氏が、西村弘文(にしむらひろふみ)理事の後任は青木透(あおきとおる)氏が就任しました。森数新会長は、平成20年度の御調町、向東町の商工会との合併に向けた協力を呼びかけていました。事業計画では、外国研修生受け入れ、EM菌活用での環境浄化、にこぴんしゃん祭の開催、空き店舗対策の観光案内所の継続などを行っていくということです。また功労者および優良従業員21人の表彰も行われました。
 向島町商工会の今年度の予算は、4629万円の内、県や市からの補助金が2990万円と全体の64%を占め、自主財源は5割にも満たない状況で、補助金も前年度から70万円減額されています。

■尾道市PTA連合会会長に宇根本さん

 尾道市PTA連合会は20日尾道国際ホテルで平成18年度の定時総会を開きました。
 総会では事業計画の承認、役員の選任が行われました。事業計画では、全国的に子供が被害に遭う事件が多く発生していることを受けて、「市民総参加で子どもを守り育てる地域(まち)宣言都市おのみちの推進」、「こども110番事業の推進」、「地域と学校との交流連携の推進と安全マップづくり」など子供の安全に関する事業が目立つものとなりました。その他の事業としては「尾道市PTA連合会親睦野球大会の開催」「家庭教育力の向上を図ること」などが取り組まれることになりました。役員人事では、前年度に引き続き会長に栗原小学校PTA会長の宇根本茂さんが選任されました。

■テレビから火が出る

 22日 午後0時30分頃、栗原町の民家から、テレビが燃えていると119番通報があり、尾道消防と消防団から消防車13台、37名が急行しました。消防が現場に到着したときには既に鎮火しており、37型テレビを焼損。また近くの仏壇の側面が変色するなどの被害が出ましたが、木造2階建ての住宅には燃え移らず大事には至りませんでした。尾道市消防局ではこの火災の詳しい原因について調査しています。


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5月22日のニュース
■浴衣の着初め・山王さん賑わう

 東久保町、山脇神社の大祭「山王さん」が20日、久保小学校下に設けられたお旅所を中心に繰り広げられ、家族連れや子どもらなどおよそ3千人で賑わいました。
 浴衣まつりとして知られる山王さんは尾道の初夏を告げる風物詩として親しまれ、防地口から遠藤150メートルには金魚すくい、風船釣り、かき氷などなど露天が軒を並べ、特設ステージではカラオケ大会、福引きなどが繰り広げられました。このところ夏を思わせるような天気が続き、浴衣まつりに相応しく、浴衣姿の子どもらが多く見かけられました。

■小学生空手道大会

第5回広島県小学生空手道選手権大会が昨日、びんご運動公園アリーナで開催され、県内17の地区連盟に所属する選手400人が出場しました。
全国大会の予選を兼ねた県内最大の大会で、尾道では初めて開催されました。これまで4年生以上に限っていた出場クラスも小学生全体に広げ、全国に通じる選手層のレベルアップにも取り組んでいます。4つのコートに分かれて、午前中に一人ずつ披露する「形」が、午後にプロテクターを身につけての「組み手」が、それぞれ学年、男女別で個人戦が行われました。尾道市内からは、「組み手」で久保小学校5年の兼永大嵩(かねながたいしゅう)くんと因島三庄小学校1年の村上奈穂さんが第2位に入り、来年3月に千葉県銚子市で開かれる全国大会へ出場します。また、形で第3位になった久保小学校3年の兼永泰成(かねながたいせい)くんが来月10日に広島国際学院大学で開かれる中国大会に参加する権利を獲得しました。

■市立美術館で日本近代洋画への道

 世界ではじめてディーゼルエンジンの実用化に成功したヤンマー・ディーゼル創業者、山岡孫吉さんのコレクションを中心にした展覧会「日本近代洋画への道」が尾道市立美術館で開かれています。
 江戸時代後期に初めて西洋絵画を目にした日本の画家たちがその写実表現に驚き、その技法を身につけようと試行錯誤を繰り返しながら新しい芸術を創造した歩みとも言える展覧会で山岡コレクションから70作家、175点の作品が展示されています。高橋由一(ゆいち)の「鮭図」、藤島武二の「ヴェニス風景」、橋本邦助(くにすけ)の「姉妹」など日本の洋画史の変遷をたどることが出来ます。入場料は大人7百円、高校生・大学生は5百円、中学生以下は無料、会期は6月4日までです。


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5月18日のニュース
■久山田水源地で水神祭

 県内で初めてのダムとして1925年に完成し、堰堤(えんてい)が国の登録文化財に登録されている「久山田水源地」で、今日 午前、恒例の水神祭が開かれました。久山田水源地は、尾道出身で大阪を代表する商人になった尾道市名誉市民、山口玄洞氏が財政難だった尾道市に総工事費の3分の2を寄付して完成したもので、毎年この時期、山口玄洞氏の功績を顕彰することを目的に水神祭が開かれています。
 水源地そばの雨之水分神社(あめのみくまりじんじゃ)で行われた祭礼には、山口玄洞翁顕彰会をはじめ市内の水道業者、尾道市水道局職員、市議会議員ら50人が参加しました。出席者は供え物が飾られた社殿に整列し、佐々木猛朗(ささきたけお)会長らが玉串を奉納、山口氏の功績を称え、この夏、水不足がないよう祈願しました。
 今年は、地元の久山田小学校の3年生と6年生が総合的な学習の一環として、様子を見学しました。今日現在、尾道市の上水のおよそ9割を賄っている椋梨ダムの貯水量は377万5000立方メートルで、有効貯水量の62%、依存度がおよそ1割の久山田水源地は67万6000立方メートルで有効貯水量の90%を確保しています。

■尾道流通団地にユニオンプレートが進出

 美ノ郷町三成、尾道流通団地に長野県千曲市、一般機械器具製造、株式会社ユニオンプレートが進出、今年10月から操業を開始します。
 ユニオンプレートは鉄鋼の一次加工の大手で、取引先は日立金属や大同特殊鋼など大手企業から中小に至るまで2万5千社に及び、年商は60億円。金属プレートの受注に迅速に対応するため、金属製造業の企業進出が進む京阪神、中四国、九州を視野に、原材料の調達や交通の利便性の高い尾道に加工・配送拠点を整備することになりました。ユニオンプレートは尾道流通団地のおよそ8千平方メートルを取得し、今月22日から、延べ2650平方メートル・一部2階建ての機械加工工場の建設に着手します。工場の完成は9月、操業は10月からを予定しており、従業員およそ40人のうち、地元から37、8人を雇用する予定です。
 ユニオンプレートの進出で、尾道流通団地の分譲率は90パーセントを超え、18ヘクタールのうち、1.55ヘクタールを残すのみとなりました。広島県では企業進出が好調なため尾道流通団地に新たに第三工区13.1ヘクタールを造成しており、来年6月から分譲を始めることにしています。

■オペラと懐かしい歌曲

 モーツァルト生誕二五〇周年記念と銘打った「オペラと懐かしい歌曲」の夕べが明日、午後6時30分からしまなみ交流館で開かれます。出演は、ソプラノが渚ひかりさん、バリトンが萬田一樹さんで、ピアノが田中直美さんです。第1部は「花」、「荒城の月」、「野ばら」、「魔王」といったポピュラーな名曲を、第2部はモーツァルト作曲のオペラ、「魔笛」をアンサンブル・カーノを交えて披露します。全席自由で入場料は、2000円です。


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5月17日のニュース
■平成17年度 消費生活相談は1194件

 尾道市商工課はこのほど平成17年度に「尾道市消費生活センター」が受け付けた消費生活に関する相談状況を集計しました。
 それによりますと平成17年度中に相談があったのは1194件で、前年の16年度の1608件、15年度の1450件と比べると、相談件数は大幅に減少しています。年代別では20歳未満が39人、30代が227人、40代が181人、50代が179人、60代が160人、70歳以上は180人で、30代が最も多くなっています。内容別では商品一般についての相談が最も多く、227件。次いで運輸・通信サービスが256件、金融・保険サービス、教養・娯楽品と続いています。中でも「身に覚えのない商品の支払いを請求するハガキ」や「パソコンや携帯電話でアクセスしたサイトで、いきなり登録になり利用料を請求された」など、架空請求や不当な請求についての相談が多く寄せられています。平成17年度は、過去3年で最も相談件数が少ない年でしたが、架空請求や振り込め詐欺などがまだ多く発生していることから尾道市商工課では対策として、身に覚えのない請求は無視し、個人情報を聞き出されないよう相手には連絡をしないよう呼びかけています。

■デラウェア初収穫

 県内生産量の9割以上を誇っている尾道産の種なしぶどう「デラウェア」の収穫が今日、木ノ庄町畑の農園で始まりました。
 デラウェアは市内北部の木ノ庄町、原田町、美ノ郷町で合わせて94戸の農家が年間およそ240トンを生産しています。ぶどう栽培に携わってまもなく40年になるJA尾道市ぶどう部会長の穏地利行さん方では、午前5時に起床し、妻の幸子さんと2人で、ハウス内で濃いワインレッド色になった房をはさみで丁寧に摘み取っていました。ハウス内を温めるボイラーの重油代が3年前と比べて1.5倍になっており、3月から4月の気温が低く色づきがゆっくりだったこともあって、例年より生育が1週間ほど遅くなりましたが、JAの担当者によりますと着色も良く糖度も20度を超えて良好と言うことです。
 初日は、穏地さんら2戸の農家で合わせて320kgを初出荷、今後は、気温の上昇に合わせて無加温、露地物まで、6月中旬をピークに9月上旬まで県内を中心に山口県にも出荷されます。尾道市内では他に、7月中旬から出荷のピオーネや、7月下旬からのベリーAなど合わせて126戸の農家がぶどうを生産しています。

■土堂小学校で創立記念ギターコンサート

 尾道市立土堂小学校では、6月1日に小体育館で創立記念行事してクラシックギターの演奏会を開きます。
 演奏者はクラシックのギタリスト長野文憲(ながのぶんけん)さんです。前任の景山校長が長野さんの演奏を聴き、土堂小学校の子供達にも聴かせたいと招くことになったものです。長野さんは吉永小百合さんの原爆詩朗読のバックを務めたり、被爆60周年「世界青年平和音楽祭」でジャズ界の大御所ハビー・ハンコックと競演するなど、クラシックにとらわれない活動をしています。


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5月16日のニュース
■尾三地域市町連絡調整会議開かれる

 尾三地域市町連絡調整会議が15日、午後1時半から古浜町の尾三地域事務所で開かれ、今年度の尾三地域の広島県予算と重点事業について説明が行われました。
 会議には尾三地域事務所から大下和男・所長や総務、税務、厚生環境、保健、農林、建設などの各局長が出席。自治体からは、亀田良一・尾道市長、五藤康之・三原市長、山口寛昭・世羅町長らが参加しました。
 冒頭、大下所長は三原市が県立広島大学と産学連携の取り組みを始めたことやしまなみ海道が全線開通し、観光振興とともに利用促進が課題として挙げられていることなど管内の最近の状況について説明し、続いて各局から今年度の尾三地域の予算や重点事業について説明が行われました。尼崎のクボタに端を発し、全国的な問題となった石綿対策については建築解体や廃棄物処理時にアスベスト飛散状況を調査し、防止に当たると共に、飛散性アスベスト除去の工事に際して、5千万円を限度に中小企業に長期低利融資を行う新しい制度を設けたことなどが説明されました。

■因島の宮地組が破産手続き

 民間信用調査機関の東京商工リサーチ福山支店は、因島の土木建築工事会社「宮地組」が12日地裁尾道支部に破産手続き開始の申し立てを行ったと報じました。負債総額は3億5000万円前後と見られています。宮地組は昭和30年創業の土木建築工事会社で、因島で官公庁や農協を得意としていましたが、島内の工事量の減少などで売り上げが落ち込み、破産手続き開始の申し立てを行ったと見られています。

■鶴と向き合い30年

 尾道市美術協会会長、石田克彦さん75歳の個展「鶴に魅せられて」が、久保3丁目、尾道白樺美術館向かいの併設ギャラリーで開かれています。絵を描いて半世紀、特に北海道の原野の自然に生きる丹頂鶴に心惹かれ、30年通い続けているという石田さんは、自然の中での丹頂鶴の様子を生き生きとした筆遣いで表現しています。
 今年3月に東京銀座の吉井画廊で開いた個展が盛況を博し、その余韻を引きずる形での個展で、作品は東京では出品しなかった新作を揃え、4号を中心に6号、20号の10作品が展示されています。この展示は、31日まで開かれており、入場は無料です。


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5月15日のニュース
■尾道薪能開かれる

 新緑時期の恒例行事として定着し、15年目になった「尾道薪能」が13日夜、東久保町、真言宗浄土寺の境内で開かれ、市民ら700人が幽玄な世界を味わいました。
 心配されていた雨も開演数時間前には何とか上がり、国の重要文化財の阿弥陀堂を舞台に、観世流シテ方の重要無形民俗文化財能楽保持者、吉田潔司さん64歳が挨拶しました。主演目の能「車僧」では吉田さんの長男の吉田篤史さん32歳が演じ、微動だにしない高僧に、果敢に禅問答を仕掛けていく天狗の動きと言葉が滑稽で、聴衆の笑いを誘う場面もありました。

■ねんりんピックソフトボール県予選

 第19回健康福祉祭ねんりんピックソフトボール大会広島県予選会が、13日 土曜日、14日 日曜日、東尾道の東尾道市民スポーツ広場で開催されました。この予選会には県内から5チームが参加。地元尾道からは栗原シニアが出場しました。栗原シニアは一回戦、呉シルバー球友会と対戦。熱戦を繰り広げましたが惜しくも5対0で敗退しました。優勝したのは福山シニアクラブで、今年11月29日から3日間、静岡県の掛川市で開かれる「ねんりんピック大会」に広島県代表として出場することが決まりました。

■しまなみ大学で写真講座

 瀬戸内しまなみ大学は6月3日 土曜日、午前10時から、おのみち生涯学習センター・旧筒湯小学校で写真講座を開催します。講師は写真家で尾道大学講師の村上宏治さんです。講座では講義のほか、浄土寺の境内で寺院の撮影方法など,実習も行われます。定員は30人、申し込み締め切りは25日までとなっています。申込窓口の尾道市企画課の梶山真さんは「たくさんの方に参加していただきたいですね。しまなみの良さを、写真を通じて再認識して欲しいです。」と話しました。

■ハウス桃太郎出荷はじまる

 初夏を代表する味覚、トマトの出荷が県内有数の産地、向島町で始まりました。
 今年は原油高で重油の値段が1.5倍にもなり、1週間から10日ほど遅らせて2月下旬から苗を植えて燃料を節約。育ち具合を見極めながら肥料や水をやり育成しました。出荷は例年並みの4月下旬から始まり、連休明けから本格化。広島、福山、三原など県内市場や大阪市場に向けて、毎日4キロ入りケースで5百から6百箱が出荷されています。出始めの値段は前年並みの1100円から1400円で、出荷は7月下旬まで続きます。


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5月12日のニュース
■県からの事務移譲始まる

 今年度から、県から市や町への事務権限移譲が始まりました。
 県から尾道市に権限移譲される事務は171項目で、今年度26項目、19年度が53項目、20年度が45項目で、それ以後国の制度改革を待たなくてはならないものが47項目あります。今年度の移譲事務は医師免許申請受付や産業廃棄物不法投棄の立ち入り、浄化槽設置届けなどで市職員でもすぐに対応できる事項ばかりとなっています。19年度は、世界遺産をめざす尾道にとって欠かせない屋外広告物の設置、除去命令や景観形成区域内で大規模行為の届け出受付や指導といった政策的判断を要する事項や、農薬販売の禁止措置、介護保険事業者の指定や指導監督など強い権限が与えられ、パスポートの申請、交付も尾道市で行われるようになります。20年度は、今問題となっている建築確認や県道の維持修理、港湾整備、旅館の営業許可や立ち入り検査の権限も付与されます。
 事務移譲に必要な財源は県が措置し、移譲される事務のなかには高度で専門知識が要るものもあり、県が指導にあたっています。

■尾道署管内死亡事故ゼロまもなく200日

 尾道警察所管内で、交通死亡事故の記録が190日を超え、200日到達まであと僅かと迫っています。管内の死亡事故は昨年10月31日の発生を最後に11月1日からゼロが続いており、今日で死亡事故ゼロ192日です。
ここ10年間では1998年1月末から9月初めにかけての連続230日に次ぐ記録です。今年に入ってからは人身事故も減少しており、昨年とくらべると40件も減っています。尾道警察署の中田・交通課長は市民ボランティアによる活発な運動や死亡事故が多発した昨年から取り締まりを強化していることが功を奏しているのではないかと話し、大和ロケセットの人気で道路が渋滞し、スピードが出しにくいため、小さな事故は増えても大きな事故が減っているのではないかと分析しています。またこれからも「スピードを控え、車間距離を十分に取って安全運転を心がけて欲しい」と話していました。

■自転車の片手運転の罰則の施行6月1日から

 広島県道路交通法が改定され、来月1日から傘をさしたり、携帯電話を操作しながら自転車の片手運転すると罰金5万円が課せられるようになります。
 これを前に市内の高校では施行を知らせるチラシを教室に貼って周知の徹底をしているなど施行に向けた取り組みを急いでいます。この改定で、自転車事故が増加していることに、歯止めがかかることが期待されています。

■栗原幼稚園児がいちご狩り

 いちご栽培歴40年の門田町、堂前さん宅のビニールハウスで今日、午前、地元の栗原幼稚園児が真っ赤に熟れたイチゴ狩りを楽しみました。
 3棟・6アールのビニールハウスではレッドパール種のイチゴが熟れ、教諭に引率されてきた50人の栗原幼稚園児らはハウスに入ると手を真っ赤にしてイチゴ狩りを楽しんでいました。今年は天候不順で収穫は例年の半分と不作でしたが、園児らは「甘くておいしかった」と満足した様子でした。

■人命救助の表彰が海上保安部で行われる

 人命救助の表彰式が今日午前10時から尾道海上保安部で行われました。表彰されたのは向島町の高橋忠志さん高橋きよみさん夫妻です。高橋さん夫妻は4月29日午後7時55分頃、尾道水道で標識にぶつかったプレジャーボートから海に転落した男性を救助しました。
 尾道海上保安部の三木博美部長から表彰状を受け取った、高橋さんは記者の質問に「海に出ている者同士助けるのは当たり前で、たいしたことではない」と話していました。


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5月11日のニュース
■しまなみ海道GWの通行量

 本州四国連絡高速道路はこのほど、ゴールデンウィーク中の瀬戸内しまなみ海道など、本四3橋ルートの利用実績を発表しました。それによりますと、先月28日から今月7日までの間に本州、四国間を移動した車は72万3900台、昨年の同じ時期と比べ12%増加しています。特に初日に全線開通したしまなみ海道は11万5200台の利用があり、前の年と比べて41%と大幅に増加しました。しまなみ海道の各橋別の通行台数は、因島大橋の20万6172台を最高に、新尾道大橋19万4038台、生口橋15万7665台といずれも2割から3割の増加となりました。

■因瀬でETC設置補助金受付がスタート

 因島、瀬戸田の住民を対象とした尾道市ETC車載器設置補助金の申請受付が今月8日から始まりました。受付がはじめってから3日間の申請数は因島で202件、瀬戸田で74件の合わせて276件です。申請手続きの出足はもう一つで、住民の戸惑いが感じられるスタートとなっています。
 この制度の計画が立てられた時点で因島、瀬戸田は1万5537世帯。尾道市はこのうちおよそ80%が申請すると見込んで、今年度9千台分を予算化、来年度は3500台分を予算化する方針です。この申請状況について所管の因島総合支所の庶務課では、よく利用する人は既に設置しており、月に1、2度程度の利用ではメリットが小さいことから思案している住民が多いのではないかと見ています。

■明日、尾道北高生ら看護体験

 明日12日は看護の日です。広島県看護協会は看護の日にあわせて尾道市民病院で「ふれあい看護体験」を行います。この看護体験には尾道北高校、如水館高校などから生徒11人が参加。施設見学や看護体験を通じて、健康や医療のあり方などを考えて貰うことにしています。


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5月10日のニュース
■中学生スポーツフェスティバル

 昨日、びんご運動公園で第2回「中学生スポーツフェスティバル」が開催され、尾道市内の市立中学校20校の全校生徒3900人が参加しました。
 9校のブラスバンド部の演奏に合わせ、学校ごとに入場行進が行われ、平谷祐宏教育長が挨拶しました。各校の代表が校旗を掲げる中、吉和中生徒会長の小坂亮太(こさかりょうた)君が「夢と志を胸に全力で競技し、心のこもった演技をあふれる情熱で表現します」と元気良く宣誓しました。ラジオ体操のあと、吉和中生徒16人の和太鼓の演奏に合わせて、各校選抜のおよそ900人の生徒による創作踊り「ええじゃんSANSA・がり」が一斉に披露されました。また学校対抗の400mリレーでは、各学年の男女別でタイムを競い合いました。

■子育てガイドブック発行

 尾道市教育委員会・生涯学習課に事務局を置く尾道市地域家庭教育推進協議会はこのほど「おのみち子育てガイドブック」を発行しました。
 これは子育て支援団体と行政が連携して、就学前の子育て中の保護者に分かりやすく情報を提供することを目的に子育て支援団体や民生委員、関係行政担当職員などが連携して作成したもので、妊娠から就学前までの間に必要な手続きや申請、検診の紹介や児童福祉サービス、子育てに関わる施設、相談機関、医療機関、子育てサークル活動などの紹介を中心にA4版、55ページにまとめられています。
 このガイドブックは6500部発行され、尾道市子育て支援課など市内の各施設で配布されています。

■コール尾道が創立記念演奏会

 コール尾道と尾道ジュニアコーラスは14日 日曜日、午後2時からしまなみ交流館で創立記念合同演奏会を開きます。コール尾道は創立25周年、尾道ジュニアコーラスは創立15周年の区切りの年になることから合同での演奏会になったものです。
 入場料は1000円で、福屋啓文社ブックセンター、しまなみ交流館の観光カウンターで発売しています。コール尾道のメンバーの一人は演奏会に向けて「歌は生き甲斐です。歌うことで元気を保てます。」と想いを話しました。


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5月9日のニュース
■本因坊戦尾道対局の大盤解説会参加者公募

 来月、山波町、西山別館で開催される第61期本因坊戦尾道対局の開催に伴い、尾道市は前夜祭と大盤解説会への参加者を公募することにしています。
 前夜祭は6月6日 火曜日の午後6時から8時で、山波町、西山別館の「瑞雲の間」で開かれる予定です。定員は先着30人。会費は本因坊揮毫扇子付きで1万2千円です。大盤解説会は対局2日目の8日 木曜日、終盤の午後2時から終局までで、同じく西山別館の瑞雲の間で行われます。プロ棋士2人による解説で定員は先着30人、会費は2千円です。申し込みは官製葉書で、尾道市観光文化課内の尾道対局実行委員会で受け付けています。

■4月の備後倒産状況

東京商工リサーチ福山支店はこのほど4月の備後地区内企業倒産整理状況を集計しました。
それによりますと、負債総額1000万円以上の企業倒産件数は6件で、負債総額は8億500万円でした。前の年の同じ月と比べ、件数は4件増加、負債総額は4億8500万円の増加でした。業種別では、建設業が3件とトップで、次いで製造業2件、卸売業1件となっています。倒産の原因は販売不振が5件と不況型に集中しています。地区別では福山と府中で、それぞれ3件ずつでした。倒産の形態別は、自己破産が4件、取引停止が2件でした。概況では地区を代表する産業の繊維と木工関連で3件発生しており、いずれの業界も今後の動向が注目されるとしています。

■大和ロケセット公式来場のデーターが発表

一昨日、終了した大和ロケセット公開の公式データーが推進委員会から発表されました。
公開期間2005年7月17日から2006年5月7日までの期間で、営業日数は255日でした。総入場者は100万人を突破し、最終的に100万2334人になりました。1日の平均来場者は3,930人。最多入場者を記録したのは先週の5月3日 水曜日・憲法記念日で17,518人でした。総来場者数100万2334人で、観光客一人あたりの経済効果基準4,000円で計算すると約40億円がもたらされたことになりました。


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5月8日のニュース
■大和ロケセット公開終了100万人突破

 尾道に記録的な観光客をもたらした大和ロケセットの公開が昨日、終了しました。最終来場者は100万人を突破し、100万2334人となりました。
 これにより観光客一人あたり4000円で計算すると約40億900万円の経済効果が尾道にもたらされたことになりました。ゴールデンウィークに入り、駆け込みの心理も手伝い、最終日の7日を除き5月3日から連続4日間、1日の入場者が1万5千人を超え、入場待ちが4時間になるなど向島では大渋滞が発生しました。昨日の最終日は来場者が100万人を突破し、100万人目の来場者、家族4人で訪れた因島土生町の理学療法士、田坂宗己(たさかひろき)さんに認定証、副賞のペアーハワイ旅行がプレゼントされました。また、午後6時30分から甲板上でロケセット公開委員会やスタッフなど約100人が集まり、無事故の感謝、解体の安全祈願が執り行われました。
 最後に挨拶に立ったロケセット公開委員長の川崎育造さんはスタッフの労をねぎらうと公開中のいろいろなことが甦るのか感極まり声を詰まらせる場面がありました。今日から周りの柵などの撤去が始まり、ロケセット本体の解体も近日開始されることになっています。

■亀森八幡神社で故・上山氏を偲ぶ祭典

 かつて蚊取り線香や殺虫剤の原料として瀬戸内の島々で栽培されていた「除虫菊」を普及させた金鳥・創業者、故・上山英一郎(うえやまえいいちろう)氏を祀る祭典が今日、午前11時から向島町、亀森八幡神社で執り行われ、遺徳を偲びました。
 上山氏を祀った除虫菊神社には満開の除虫菊に、鯛、ブドウなど海、山の幸が供えられ、大日本除虫菊の隆盛を祈り、祝詞があげられたあと大日本除虫菊・専務の上山久史氏や尾道市立美術館の森重彰文・館長ら15人が次々に玉串をささげ、上山英一郎氏の偉業を偲びました。
 英一郎氏は、故郷の和歌山に続いて1890年、瀬戸内にも除虫菊を植え、蚊取り線香や殺虫剤の原料として農家で栽培されるようになりました。初夏には瀬戸内の段々畑一面に真っ白な絨毯を敷き詰めたように咲き誇り、戦後まで季節の風物詩として親しまれてきました。その後、化学殺虫剤の開発で、除虫菊は使われなくなったため、今では除虫菊が栽培されているのは、千光寺公園と因島の2カ所だけになっています。

■浄土寺の七百年祭

 東久保町の真言宗浄土寺の再興七百年祭が7日で最終日となり、柴灯大護摩供(さいとうだいごまく)などが営まれました。
 鎌倉末期の1306年、奈良西大寺の僧、定證上人(じょうしょうしょうにん)によって再興され、今年でちょうど700年にあたることから行われた七百年祭には、本尊で国の重要文化財の秘仏十一面観世音菩薩が5年ぶりに開帳されるなど5日間でおよそ800人の参拝者が境内を訪れました。
 また、国宝の多宝塔では、チベットの高僧2人によって作られた「チベット砂曼荼羅」が公開され、白、赤、黄、青、黒の5原色を基本に20色の細かな砂で描かれた曼荼羅の何とも言えない鮮やかな色合いに、見学者は息をのんでいました。

■3月の雇用・失業情勢

 尾道公共職業安定所はこのほど3月の雇用失業情勢をまとめました。それによりますと、3月中の新規求人は797人で、前の年の同じ月と比べると6.6%増加しました。月間有効求人数は2127人となり、前の年の同じ月と比べて20.6パーセントと大きく増加しました。一方、求人は新規求職申し込みが559人で前の年の同じ月と比べて6.1%減少。月間有効求職者数は1962人で、前の年の同じ月と比べて3.1パーセント減少しています。3月の月間有効求人倍率は1.08倍でした。


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5月2日のニュース
■山頂の廃棄物に落雷

 今朝早く、発達した雨雲が上空を通過したため尾道では雷を伴い一時的に強い雨が降りました。
 木ノ庄町、竜泉寺ダムの観測によりますと、午前6時15分から25分までの10分間に13ミリの雨量を観測。雷を伴って一時的に強い雨が降りましたが、雨雲は東へ抜けてまもなく止みました。また、この雷雨で向島町干汐の山頂に落雷があり、煙が出ているとの通報が寄せられ、尾道市消防局から消防車1台が偵察出動しました。調査の結果、畑のそばに廃棄してあったビデオデッキやステレオアンプに雷が落ち、燃えたことが分かりました。

■中学生スポーツ大会

 尾道市教育委員会が主催する第2回中学生スポーツフェスティバルが9日、びんご運動公園陸上競技場で開かれます。
 昨年から始まった尾道教育さくらプランの主要行事で、因島・瀬戸田と合併したことにより参加者は初回より800人ほど増えています。20の市立中学校の全校生徒3873人が参加し、正午に開会、各校から選出されたブラスバンド部員の演奏に合わせて入場行進し、代表生徒が宣誓を行います。このあと、ラジオ体操や、創作ダンス「ええじゃんSANSA・がり」の披露、学年男女別対抗400mリレーなどが行われます。第1回は強い雨に見舞われ、入場行進が行われなかったことから、今年は好天が望まれており、市教委では多くの保護者らの来場を呼びかけています。

■尾道市商店街連合会がゴールデンウイークに物産市

 尾道市商店街連合会は3日から7日までの大型連休中に商業会議所記念館横の広場で物産市を開催します。
 期間中は午前10時から午後4時まで、海産物、お米から作った麺など、地元で作られた品を販売することにしています。この物産市を開く尾道市商店街連合会、活性化委員長の佐々木智郎さんは「新しい施設で物産市を開催します。新たな施設のできた商店街を歩いてもらいたいですね」と話しました。


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5月1日のニュース
■大和ロケセットの一日入場者数更新

 ゴールデンウィークに突入し、29日、30日と連続して、大和ロケセットへの入場者数が最多を記録しました。
 29日 土曜日の入場者は1万3073人で1日あたりの入場者数の記録を更新。30日 日曜日はさらに前日を上回り、1万4583人の入場者がありました。これにより、4月末での総入場者は90万9,703人となり、90万人の大台を突破しました。4月は、公開延長の決定が遅れたことから、旅行業者が募集する団体客が減り、入場者が落ち込んでいましたが、ゴールデンウィークで家族連れ、地元のリピーターが入り入場者数が持ちなおしました。尾道観光の経済効果基準一人あたり4千円で計算すると、およそ36億4千万円の経済効果がもたらされたことになります。大和ロケセット公開推進委員会では、ゴールデンウィークの出だしを見て、最終入場者数が100万人に到達する可能性が出てきたと期待しています。

■市内で火災が相次いで発生

 昨日、高須町と向東町で雑木や住宅などを焼く火事が発生しました。
 昨日、午後1時52分頃、高須町で雑木林およそ0.3アールを焼く火事が発生、消防車10台、32名が現場に急行し、およそ20分後に火は消し止められました。原因は、ドラム缶で伐採した木を焼却していた際に火が燃え移ったと見られています。また、午後4時8分頃、向東町でも木造平屋住宅80平方メートルを全焼する火災が発生しました。この火事によるけが人は無い模様で、出火原因などは現在調査中ということです。尾道市内ではこの他、28日と29日にも久保町や御調町で雑草や林野を焼く火災が合計3件発生しており、消防では放火の疑いもあると見て調べています。

■尾道市医師会タバコ対策委員会

 尾道市医師会はタバコ対策委員会を立ち上げ、このほど尾道医師会館で初会合を開きました。
 委員会には医師や歯科医師、看護師、保健師、尾三地域保健所職員、市役所職員、尾道市公衆衛生推進協議会職員ら12人が出席。喫煙対策宣言を全員一致で採択したあと、受動喫煙の被害をなくすため、全面禁煙を目指して運動していくことを確認しました。具体的な取り組みとして、市役所や教育現場での全面禁煙実現を目指し関係各所に働きかけていくほか、路上での喫煙やたばこのポイ捨てに罰金を課したペナルティを設けるなど尾道市に対して提案していくことにしています。


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