6月30日のニュース |
■丸善製薬、タイ科学技術省と調印
尾道市向東町、丸善製薬株式会社はこのほどタイ王国の植物資源の保護と有効活用を目的に、有用植物資源に関する研究及び商品開発を日本国内で行うことに関してタイ王国科学技術省NIA局と合意に達したと発表しました。 丸善製薬によりますとタイにはサムンプライと呼ばれる伝統ハーブ療法があり、数多くの有用観光資源が存在しています。しかし、その植物資源保護に関する体制が十分に整っていないため、近年、有用植物の乱獲や不利益となる知的財産の出願・登録などが発生し、憂慮すべき事態となっています。このため丸善製薬と東京都中央区のアリスタライフサイエンス株式会社と共同で植物資源の保護やタイ王国の利益に配慮した天然資源の有効利用についてタイ王国科学技術省NIA局と協議を重ね、研究開発に使用するタイの有用植物資源がアリスタライフサイエンスを通じて丸善製薬へ提供されることが決まりました。このほどタイ王国からNIA局のスパチャイ局長ら4人が来日し、尾道市の丸善製薬本社で合意書に調印を済ませました。 ■市職員に夏のボーナス 尾道市は今日、市長ら四役、市議会議員、市職員、合わせて1917人に夏のボーナスを支給しました。支給総額はおよそ15億9500万円で一人あたりの支給額で見ると支給月数は2.125か月分、前年比1.2%のアップです。支給額はそれぞれ、市長が、239万7000円、一般職員は平均年齢43.8歳で、前年より1.9%アップの82万3426円などとなっています。また、交通局、水道局職員にもボーナスが支給されました。 ■海浜清掃の参加を呼びかける 尾道市は協力団体に呼びかけて、7月2日日曜日に海浜の清掃活動「リフレッシュ瀬戸内」を行います。予定されているのは3カ所で、向東町 大町(おおまち)海岸、向島町 立花余崎(たちばなよざき)海岸が午前7時から約1時間、瀬戸田のサンセットビーチが8時30分から、30分の清掃活動が予定されています。サンセットビーチではその後、海開きが行われ、安全祈願祭、ビーチバレー、ビーチサッカー、瀬戸田子供会による綱引き大会などが行われることになっています。海浜の清掃「リフレッシュ瀬戸内」は平成5年から始まり、例年1300人の人が参加しています。
このニュースはエフエムおのみち79.4、You Gotta Radioで放送されたニュースです。(配信:山陽日日新聞)
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6月29日のニュース |
■JA尾道市 上野泉組合長が3期目
JA尾道市は昨日午後1時半から、尾道市公会堂で第40回通常総代会を開き「10年後もなお健全なJA」を掲げて新年度の事業計画などを討議しました。総代会には尾道、向島、御調、因島、世羅地区から総代473人が出席、理事らが壇上で着席するなか、上野泉組合長が、地域の枠を越えた交流や連携の活発化、人事異動などでひと回り大きな組織として運動展開が行われた結果、昨年度の税引き前利益は計画対比124%の4億7500万円を挙げたと報告しました。また、本所ビルについて、新年度から独自資産として改築に着手すると、語りました。来賓の亀田良一市長の挨拶の後、昨年度の事業報告と決算、今年度の事業計画と予算などが了承されました。その後の理事会での役員人事では、上野組合長が再任され、3期目がスタートしました。 ■市商連、総会 尾道市商店街連合会の総会と懇親会が28日 夜、尾道ポートプラザホテルで開かれました。開会の挨拶で、尾道市商店街連合会の高原九年・会長はこの一年を振り返り、「大和ロケセットで訪れた観光客に笑顔でおもてなしをし、リピーターの獲得を心がけてきた。おもてなしさえ出来ていればすでにリピーターは尾道に来ている」と述べ、また「商業会議所記念館・まちかど文化館」と広場のオープンで二市三町交流のフリーマーケットの開催を取り上げ、商店街が地域交流の核となる今後の方向性がつかめたと話しました。また市商連の女性部の誕生については男性とは違う発送で明るく元気な商店街づくりにむけてパワーを発揮してほしいと大きな期待を表しました。尾道市が進めている景観計画については尾道人が守ってきたものを大切にこれからも守っていくことであり、これなら尾道らしいという常識で決められることになるとの見解を示しました。 ■来月4日から天ぷら油回収 尾道市は循環型社会の構築と二酸化炭素の排出削減をはかるため来月1日から「天ぷら油回収事業」を始めます。これは循環型社会の構築と二酸化炭素の削減のため、回収した天ぷら油を軽油に再製し、尾道市のゴミ収集車の燃料として再利用しようとするものです。天ぷら油の回収対象はサラダ油、菜たね油、ごま油、大豆油、オリーブオイルなどの植物性油で、ラードなどの動物性油や車のエンジンオイルなどは対象外です。各家庭でラベルを取った無色透明のペットボトルに使用済みの天ぷら油を入れて資源物7種の回収日に持ち出し、資源物ステーションにある専用コンテナに入れて回収します。尾道市清掃事務所では来月4日、午前8時から長者原の尾道市クリーンセンターで「天ぷら油回収事業開始式」を開催することにしています。尾道市の推定では回収対象の区域での天ぷら油の消費量は年間でおよそ6万9千リットル。このうち7割が回収されるとして、およそ4万8千リットルが再製される見込みです。これは尾道市清掃事務所のパッカー車や収集車11台分の燃料にあたり石油資源の節約や二酸化炭素の削減と地球温暖化の防止に効果があると期待されています。
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6月28日のニュース |
■西岡・副市長へ事例交付
尾道市は来月1日付で2人目の助役に就任する西岡伸夫氏の辞令交付式を、3日、午前9時半から市長室で行います。任期は4年間です。尾道市は今月ひらかれた尾道市議会の定例会で助役2人制の条例改正の提案を行い、可決。名称も来月から副市長に改めます。助役を2人制にした主な理由は合併などにより仕事が輻輳(ふくそう)しており、市長の職務を軽減し、その事務執行の円滑化をはかることです。西岡氏の就任で、来月からは留任する若住・現助役と2人の副市長体制がスタートすることになります。 ■大和ロケ委員会、市へ1億寄付 大和ロケセット公開推進委員会は今日、午前、収益金の一部として尾道市に1億円を寄付しました。今朝、大和ロケセット公開推進委員会の川崎育造・委員長は尾道市役所を訪れ、尾道商工会議所の佐藤忠男・会頭の立ち会いのもと、亀田良一・尾道市長に1億円寄付の目録を手渡しました。委員会からは尾道の観光振興に役立てて欲しいとの要望が伝えられました。尾道市はこの寄付のうち5千万円を千光寺公園の整備に、残りを一般の観光に当てることにしています。 ■環境美化功労者に感謝状 尾道市はこのほど、今年度の環境美化功労者への感謝状の贈呈式と環境標語の入賞者への表彰式を公会堂別館で行いました。26日に行われた表彰式には亀田良一市長も出席し、「尾道は世界遺産をめざしている。街並みの景観も大事だが何よりも美しい環境が肝心」と挨拶しました。環境美化功労者は不法投棄防止やゴミの分別指導、河川の浄化など4年から10年間以上にわたって活動している個人や団体に贈られ、個人では、平原の島田義寿(しまだよしかず)さん、美ノ郷町、村上正夫(むらかみまさお)さんら10名に、団体は向東町天女浜区(てんにょはまく)に市長から感謝状が贈呈されました。一方、環境標語には大人の部に340名から437点が、子どもの部に1049名から1143点の応募があり、大人の部最優秀賞は、栗原町、金口巖(かなくちいわお)さんの「ポイ捨て厳禁、守って誇れる 観光尾道」が選ばれました。また、優秀賞は、東土堂町、中元紀子(なかもとのりこ)さんの「ありがとう 感謝の心で 再利用」や栗原中学校1年、国広みなみさんの「ゴミ箱に 捨てて きれいな 町づくり」、美木中学校1年、槙平大輝(まきひらだいき)くんの「ゴミ拾い きれいな明日への 第一歩」など6点が選ばれました。子どもの部では、最優秀賞に、栗原小5年、大本瑞己(おおもとみずき)くんの「節電、節水に心がけよう 地球温暖化防止のために」が選ばれ、優秀賞には、山波小6年、島谷咲希(しまたにさき)さんの「捨てないよ おかしの袋は 持ち帰り」や高須小6年、吉武茉莉菜さん(よしたけまりな)の「ちょっと待て! いらない電気 消してから!」、高見小5年氷上哲弘(ひがみてつひろ)くんの「続けよう ぼくらの浜の せいそう活動」など4点が選ばれました。入賞した標語は、尾道市の広報7月号に紹介される他、啓蒙のために活用されることになっています。
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6月27日のニュース |
■尾道市6月定例会閉会
尾道市6月定例会は最終日の今日、午後1時半から本会議が再開されました。本会議ではまず助役の定数を増加する条例案を上程して、総務委員長から報告が行われたあと採決し可決。休憩を挟んで二人目の助役に昨年度末退職した前・総務部長の西岡伸夫氏が提案され可決されました。 ■木門田で崖崩れ 大雨、洪水注意報が発令されていた、26日午前10時10分頃、木ノ庄町木門田の住民から大雨で崖が崩れ、家に土砂が迫っていると尾道消防に通報がありました。消防が急行すると、裏の畑の崖が幅5メートル、高さ5メートルにわたって崩れ、住宅に迫っていました。消防はただちにブルーシート2枚とロールシートで覆う処置を行いました。けが人など被害はありませんでした。 ■木ノ庄東小が募金 尾道市立木ノ庄東小学校がこのほど、インドネシア・ジャワ島地震の救援募金活動を校内で行い、合わせて1万4284円を尾道市社会福祉協議会を通じて日本ユニセフ協会に送りました。児童会の6年生児童5人が中心となって、今月半ばの1週間、登校時間に合わせ校門に立ち、児童や教諭、保護者、地域の人たちに協力を呼びかけたもので、雨の日も早朝から校門に立ち、大きな声で募金活動を続けてきました。児童会会長の山口舞子さんは「日本とジャワ島は、ずいぶんはなれています。でも優しい気持ちや、人を助けようとする気持ちは、ぐっと近いものにできました。この募金で、一人でも多くの友達や小学生たちが明るい希望をもってくれるとありがたいです。ご協力ありがとうございました」と感想を寄せていました。市社協では現在、門田町の総合福祉センターと土堂の荒神堂サロンの2箇所に募金箱を置いてジャワ地震緊急募金の協力を求めています。
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6月26日のニュース |
■景観計画の公聴会
景観計画策定を前に市民の意見を集めるため尾道市が開催していた公聴会が25日、終了しました。公聴会は総合福祉センター、公会堂別館、向島公民館、公会堂の4会場で開かれ、合わせておよそ100人が参加。景観計画概要、景観地区に指定予定の範囲が示され景観地区では高さや屋根の色など具体的な建築規制が有ることが説明されました。市民からは「景観計画で権利を縛るのであれば、公共の側がまずその手本となるべき」や「高さ制限の客観的根拠とその違いがもたらす不平等感への説明をどうするか」などの意見が出されました。尾道市は市民から出された意見を参考にしながら、景観計画の素案をもとに原案をつくることにしています。 ■あじさいき開かれる 少女時代を尾道で過ごした作家、林芙美子を偲ぶ、第16回「あじさいき」が昨日、東御所町の芙美子像前で開かれました。この催しは、市民グループ「あじさいの会」と尾道駅前本町一番街商店街が共催している恒例のイベントで、明後日28日の命日を前に毎年開催されています。これまで「あじさいの会」の代表を務めてきた、東土堂町、池田康子さん87歳が「みなさんのお陰で15年間やってこれたことが感無量の思い。これからも志を継いで一番街とあじさいの会がやって下さる」と挨拶し、今回新たに代表になったフルート奏者の崎谷倫子(さきたにのりこ)さんを紹介しました。続いて、地元土堂小学校の4年生児童が、校歌と学校坂道を合唱し、「放浪記」の一節を朗読しました。また、びんごフルートアンサンブルによる演奏が行われ、最後に全員で芙美子が愛したあじさいの花を献花しました。午後からは、商業会議所記念館で、長江小や久保小児童らによる朗読会も行われました。 ■店舗に車突っ込む 尾道消防に昨日、午後4時50分頃、新尾道駅南側の店舗に乗用車が突っ込んでいると通報がありました。 通報を受けた尾道消防では車両5台、人員14名を急行させ救出にあたりました。乗用車には運転席と助手席に人が閉じこめられて脱出できなくなっていました。 現場に到着した、尾道消防は救出活動にあたり約7分後に病院へ搬送しました。 運転していた81歳の女性は左手を骨折、助手席の82歳の女性は右手に軽い傷を負いました。事故原因は現在調査中です。
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6月23日のニュース |
■尾道市議会民生委員会
尾道市議会民生委員会が23日、午後1時半から開かれました。委員会では公立病院の診療報酬請求が5年から3年に短縮され早めに欠損処理する最高裁の判例が出たことを踏まえ、市民病院、みつぎ総合病院の診療報酬不払い状況とその原因、対策などについて質問が行われました。この質問に対して尾道市民病院の岩根雅文・庶務課長は、窓口負担が高くなった平成15年度から未納はこれまでの3倍に増えたが未納者には文書や電話で督促、臨時職員を雇い土日に自宅を訪問して徴収に努めていると述べました。一方、みつぎ総合病院の未納について、松井義則・事務部長は同じく15年度から未払いが増加しているとし、文書や電話、職員が訪問して未納の解消をはかっていると答えました。またゴミ処理施設の耐用年数についての質問にたいして、山本幸男・衛生施設センター長が答弁に立ち、尾道が平成6年竣工で現在12年目、因島が平成2年に稼働し、16年目になるが、炉内の耐火レンガの管理などメンテナンスをしっかりと行い25年は持たせたいと答えました。 ■今季初の大雨・洪水警報 梅雨前線の影響で、昨日は九州北部から中国地方の広い範囲で雨が降りつづき、夕方午後4時33分には、広島県全域に梅雨入りして初めてとなる大雨・洪水警報が発令されました。尾道市危機管理室では職員が待機する準警戒体制をとって、大雨による被害に備えましたが、雨脚は次第に弱くなり、23日未明、警報は解除されました。尾道市危機管理室によりますと、22日から今朝にかけての総雨量は、尾道市消防局の観測で70.5ミリ、市内の観測点で最も多かったのが美ノ郷町で85ミリ、次いで原田が83ミリ、御調ダムが77ミリでした。 ■土堂小6年生、ロケ地など調査 尾道市立土堂小学校で昨日午後、大林宣彦監督と古里尾道を舞台にした映画について調べた内容を発表する授業が行われました。この授業は、尾道を舞台に活躍する芸術家や文学者、歴史などを学習素材にした「郷土科」のまとめとして、行われたもので、6年生が、学校の先輩でもある大林監督と尾道映画について自分たちで調べ、町の魅力を探求し、発信することを目的としてこれまで授業が進められてきました。「転校生」「時をかける少女」など作品ごとに4つのグループに分かれ、ロケ現場を訪ね写真を撮ったり、出会った人に話を聞くなど取材を重ねてきました。「転校生」のグループは、主人公の男女が入れ替わった場面を名シーンとして注目、手作りした御袖天満宮の石段の模型を使いながら「安全のために10段ずつ区切って転がるシーンを撮った」「この時に小林聡美さんが捻挫し、途中からスタッフが女装して撮影した」など聞き取りした裏話を披露しました。さらに「監督がこの作品で伝えたかったことは、相手を思いやる気持ち。2人で協力すれば困難なことでもきっと解決できるということではないか」「監督は昔ながらの風景が残る尾道で、子ども時分を思い出しながら撮影したのではないか」などの感想を加えました。長年、映画製作に協力しており、ゲストティーチャーとして出席した、長江1丁目の大谷治さんが児童らの発表を聞いた後、体験談を交えながら講評し「映画による本当の活性化とは、決して物がたくさん売れることではなく、映画を観た人が元気になったり、明日を生きるエネルギーを得ることであり、この町でたくさんの作品が生まれることが誇りである」と語り「美しいものを見て、本を読んでたくさん文章を書いてほしい、みなさんの中から第2、第3の大林監督が出てくる予感がする」と結びました。
このニュースはエフエムおのみち79.4、You Gotta Radioで放送されたニュースです。(配信:山陽日日新聞)
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6月22日のニュース |
■尾道市議会総務委員会
尾道市議会総務委員会が今日、午前10時から開かれ、助役2人制の条例案について質問が行われました。 今年5月31日に参議院で可決された改正地方自治法では来年4月1日から、都道府県の出納長、市町村の収入役は廃止され助役のかわりに副・市町村長を置くことが定められましたが、来年を待たず現行制度の下で複数助役の条例改正提案をすることについて基本的な考え方などが質されました。 これらの質問について、若住助役は合併などにより仕事が輻輳するなかでその円滑化と市長の政策遂行のための政策会議に言及し、決済区分を分けてこれまで市長に集中していた権限をほぼ半分程度に縮小すると述べました。 ■因島空襲を想い語る会が慰霊祭 「因島空襲を想い語る会」実行委員会は明日、午後1時30分より、因島三庄町のしまなみ苑で因島空襲を想い語る会を開きます。今回は5回の節目を迎えることから、戦時中、因島に勤労学徒動員をしていた人に集まってもらい、交流してもらうことにしています。その交流には、当時日立造船因島工場で勤労学徒動員をしていた亀田尾道市長も招かれることになっています。「因島空襲を想い語る会」の青木忠代表は「因島空襲で犠牲になった方の冥福を祈り、平和の大切さを後世に伝えたい」と話しました。 ■「歯の衛生週間」特選作品を展示 尾三地域歯科保健連絡協議会と尾道市教育委員会による「歯の衛生週間」図画・ポスター、標語コンクールの審査会がこのほど開かれ、入選と特選作品を選定しました。図画・ポスターの部には小学校21校から1172点、中学校2校から66点、標語の部には小学校12校から919点、中学校4校から420点が寄せられました。図画・ポスター小学生の部は入選340点、特選101点が、中学生の部は入選が19点、特選6点が選ばれ、この内、小学校の特選から66点が、中学校の特選はすべて広島県の審査会に出品されます。一方、標語は小学生の部が入選273点、特選76点が、中学生の部は入選88点、特選26点が選ばれ、それぞれ特選作品の中から小学生は56点、中学生は特選全てが県審査会に出品されます。審査員は図・画ポスターについて「教師主導型の指導により画一的な作品が多く見られた。指導者の偏った指導から生まれる作品は、児童の個性が埋没し、生き生きとした絵にならない。多くの作品を観て、研修の必要性を感じた」と全体を講評しています。なお特選作品は26日まで東尾道のショッピングセンター3階に展示されています。 このニュースはエフエムおのみち79.4、You Gotta Radioで放送されたニュースです。(配信:山陽日日新聞)
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6月21日のニュース |
■一般質問2日目
尾道市6月定例会は今日、前日に引き続いて一般質問が行われました。質問には政経クラブの越智征士・議員と市民連合の山戸重治・議員、公明党の東山松一・議員と誠友会の脇本初雄・議員の4人が登壇、向こう5年間の退職者の人数と退職金の総額の見通し、退職金の準備や遊休資産の売却、尾道鉄道の遺構、幼・保一元化「認定こども園」などについて質問が行われました。 向こう5年間の市職員の退職者数と退職手当などについての質問に対し、理事者側からは、この先5年で、尾道市全体で退職者は313人、退職金はおよそ83億円の見込みで、退職手当基金は5月末で6億7千万円。遊休資産の売却について、売却可能な遊休地は1.5ヘクタールあり、今年度も不動産売却収入として一定額を予算計上していると答弁がありました。 ■JA尾道市総代会 JA尾道市の総代会が28日午後1時から尾道市公会堂で開かれます。昨年度の剰余金が3億円を上回り、自己資本比率も国際基準を大きく上回る19.68に達し経営も安定、今年度は2か年かけた本所改築を含む組織再編に乗り出します。農協の最大の収入源である共済事業は事業利益17億5096万円を計上しており、販売事業も昨年より1億9000万円伸ばし、37億2421万円で、利益は1億3532万円になっています。懸案だった平原台は、代物取得した宅地の販売も順調に推移しており完売を目指しています。今年度は、新浜1丁目の本所を改築し、組織を現在の地域本部制から事業本部制に移行し、世羅、向島、向東、因島は支所に改め、世羅と因島のみ統括部門はのこし、管理部門は本所に一元化します。これにより、地域本部常勤副組合長制度は廃止され、この6月で辞任することになります。また今年は役員の改選期にもなっており、総会の後の理事会で組合長ら執行部を互選します。理事は39人から30人に、監事は12人から9人に減らしスリム化をはかり、常務役員は5人以内の選出となっており、地域本部副組合長の処遇をからめ新執行部の人事の行方が注目されています。 ■景観計画の公聴会が始まる 景観計画を策定している尾道市は昨日、午後7時から尾道市総合福祉センターで公聴会を開きました。公聴会では最初に景観計画概要、尾道三山を結ぶ海側と対岸の向島の約260ヘクタールが景観地区に指定予定であることが説明され、景観地区内では高さや屋根の色など具体的な建築規制が有るなどの説明が行われました。公聴会に参加した市民からは「原爆ドーム近くにマンション建設問題も発生している。景観条例は必要だ」という意見や、「景観は個人の感じ方で違う、守る景観を決めてしまうことは正しいのか」などの意見が出ました。公聴会の会場が建築規制にかからない地域だったこともあり、参加者は約20名に止まり、市民の景観に対する関心の低さを表すスタートとなりました。次の公聴会は22日午後7時から公会堂別館で予定されています。
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6月20日のニュース |
■6月定例会一般質問
尾道市議会6月定例会の一般質問が今日、午前10時から始まり、誠友会の新田賢慈・議員、おのみちクラブの村上泰通・議員、しまなみクラブの楠見公史・議員、日本共産党の岡野長寿・議員が登壇し、教育の適正配置、新市建設計画の進捗状況、地域施設の運営や管理などについて質問を行いました。教育の適正配置について、平谷祐宏・教育長は適正な規模が確保され、よりよい教育条件・環境が提供できるよう適正配置に取り組んでいると答弁。教育委員会として、当面、複式学級解消に取り組むこととし、隣接校との統合を検討するとの基本方針を示し、今年4月には戸崎小学校を浦崎小学校へ統合、平成19年4月には久山田小学校を栗原小学校へ、大浜小学校を因北小学校へ統合するとの方針を打ち出し、円滑な統合へ向けて取り組んでいると述べました。 ■4月の貿易概況 尾道糸崎、因島、竹原の出張所を含めた福山税関支署管内の4月貿易概要がまとまりました。それによりますと、輸出は387億1000万円で、前の年の同じ月と比べ8%増加しています。また、輸出も333億8900万円で4割も急伸しました。それぞれの内訳では、輸出は船舶や繊維製品の原材料が15〜16%減少したものの、鉄鋼が好調で13%増え、科学光学機器は4.3倍と大幅に増加して輸出全体を底上げしています。一方、輸入は木材が36%減少しましたが、石炭や、鉄鉱石の他、衣料や金属製品など主力品目が軒並み前年を上回りました。 ■玉蘊忌で池田明子さん講演 江戸末期に活躍した尾道出身の女流画家、平田玉蘊を顕彰する「玉蘊忌」が祥月命日の今日、午前、尾道市立中央図書館で開かれ、市民20人が出席しました。13年目となる今年は、ノンフィクション作家で玉蘊研究家、尾道市文化財保護委員をつとめる池田明子さんが「玉蘊さんのお墓と記念碑」と題して講演しました。池田さんは西土堂町、持光寺にある玉蘊と両親の墓に刻まれた文字などから当時の様子について説明。玉蘊が19歳の時に父・新太郎が亡くなり、その後54歳のときに他界する母・峯と2人でずっと生きてきた。玉蘊の墓には左右、背面に何も刻まれていないが、頼山陽の弟子によって経歴が刻まれるはずだったが実現しなかったことなどを解説しました。
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6月19日のニュース |
■景観計画で公聴会
尾道市は明日から、景観計画の素案について住民の意見を聞くための公聴会を4回開催します。尾道市は優れた景観を残すため尾道市景観計画を作成していますが、景観計画では建物を建てる際など、高さやデザインなどに規制をかけるため、公聴会を開いて市民から幅広く意見を集めることにしています。初回となる明日は午後7時から尾道市総合福祉センターで開かれる予定です。22日 木曜日は午後7時から尾道市公会堂別館40号で、23日 金曜日は午後7時から向島公民館で、25日 日曜日は、午後2時から尾道市公会堂で開かれることになっています。 ■わんわんパトロール隊 尾道市PTA連合会は、児童や生徒の下校時間にあわせた犬の散歩や買い物を呼び掛ける「わんわんパトロール隊」を結成し、昨日午前、尾道東公園で出動式を開きました。県内で初となるこの取り組みには、市P連の呼びかけに、市内全域から110頭のペット犬と飼い主が参加し、首輪やリードに取り付ける黄色いタグを登録者に配布しました。「わんわんパトロール隊」と書かれたタグには、「なるべく下校時間帯に合わせてお散歩を」「おはよう、おかえりなどの声をかけてください」とお願い文も記されています。市P連の宇根本茂会長は「保護者や地域に口コミで活動の輪が広がって欲しい」と話しており、半年で3000件の登録を目指しています。
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6月16日のニュース |
■市議会、定例会はじまる
尾道市議会6月定例会は今日、開会し、午後1時半から本会議が開かれました。本会議では午前の議会運営委員会で出された政経クラブの村上俊昭・副議長の辞職願が許可され、続いて副議長の選挙を行い、誠友会所属の井上文伸議員を選出しました。 ■中央図書館、7時まで開館 尾道市は今日、開会した定例会で、市立中央図書館の設置条例の一部改正案を提案しています。 改正案では午後6時までの開館を1時間延ばして午後7時に変更、またこれまで休館していた祝祭日は開館し、その翌日を休みとしています。永年、利用する市民から時間延長の要望があり、今回の改正案提出となりました。条例が可決されれば、来月1日から実施されることになります。 ■食中毒警報第一号発令 今日、午前10時30分、広島県全域に今期初めてとなる食中毒警報が発令されました。食中毒警報は、気温が高くなるなど食中毒の発生が予想される気象条件になると発令され、食品関係営業者や一般家庭などに注意を喚起します。広島県内では、昨年541件の食中毒事件が発生しており、特に6月72件、7月89件、8月66件と夏場の気温が上昇する時期に多く発生しています。尾三地域保健所では、食品の冷蔵保存や十分な加熱、調理前の手洗いや食器、調理器具を清潔にするなどし、食中毒の発生を防ぐようよびかけています。 ■東高の瑠璃祭始まる 県立尾道東高等学校の第23回文化祭「瑠璃祭」が今日から始まり、初日の今日は尾道市公会堂でクラス対抗の合唱コンクールが開かれました。学外で公開の文化祭を開くのは初めてのことで、保護者らのあいだからは要望が以前からあり、今回企画されました。会場には多くの保護者や地域の人たちが詰めかけ、クラスごとにステージに並んでニューミュージックやポピュラーソングなど、伴奏や指揮なども全て生徒が行い、練習の成果を披露しました。2日目の明日は、校内で模擬店や各クラブの発表の他、12月のオーストラリアへの研修旅行に向けて取り組んでいる尾道学の研究発表などが一般公開で行われることになっています。 ■洋らんで11時間ライブ 東京、広島のプロを交え、尾道、福山、三原など備後地方のバンドが一堂に会し11時間続けてライブを行う「ビォーンフェスタ」が来月2日、午前10時から向島町の向島洋らんセンターで開かれます。午前10時から森恵BAND、BUSKERS、HUMAN LOST、Truth BelieverやSNAGGLE TOOTHなど全16バンドが出演します。会場の洋らんセンター庭園では、アクセサリーや絵などフリーマーケットが開かれ、フードコーナーではざるそば、ラーメン、鰻重、ビールなどが販売されます。
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6月15日のニュース |
■尾道市議会、16日から開会
明日から開会する尾道市議会6月定例会は今月20日と21日の2日間、一般質問を行います。一般質問には全7会派から8人が登壇し、学校統廃合と適正配置、合併後の一体感ある街づくりやしまなみ海道の通行料金などについて質問が行われます。 ■市商連に女性部を新設 尾道市商店街連合会は今年度女性部を設立することになり、その発起委員会が昨夜、土堂1丁目の亀田商店で開かれました。女性の感覚で商店街に活気を取り戻そうと活動している商店街の女性らが中心となり女性部を立ち上げることになったもので、一番街、中商店街、センター街、中央街、尾道通りから11人の発起人が集まりました。部長には工房おのみち帆布の木織雅子さんが、副部長には亀田商店の北村優子さん、会計には子供服ユリの鈴山智子さん、監事にきそ毛糸の木曽郁子さんとみなが化粧品店の見永八重子さんが選ばれました。新年度の事業計画は、店づくりや商店街振興に関し、中小企業基盤整備機構タウンマネージャーの江島康子さんらを招いての講演会や個店指導のほか、先進地への視察などを行うことにしています。会費は1000円とし、創立は16日の理事会、28日の総会に諮られ、承認されれば正式に発足となります。設立総会は7月初旬に開く予定で、会員は当初40人前後でスタートするということです。広島県内の商店街で女性の組織を設けるのは尾道市が初めてということで、18日には山口県萩市から視察に訪れるなど、早くも今後の活動が注目されています。 ■尾道の絵貸します 尾道市は今年度から尾道を題材にした絵画の全国公募展「絵のまち尾道四季展」の過去11回の入賞作と東京芸術大学の学生が尾道を描いた作品を市内の企業や公共的な施設に有料で貸し出す事業を始めました。尾道市は1983年から隔年で絵のまち尾道四季展を開催しており、これまでに最高賞のグランプリをはじめ、金賞、銀賞、銅賞があわせて77点の入賞作を所蔵しています。また3回から8回まで招聘していた東京芸術大学の学生が描いた作品58点も貸し出し対象となっています。これまでのところ周知が行き届いておらず、貸し出しは1企業、1施設の5点に留まっていますが、尾道市は所蔵している絵画を広く鑑賞してもらう機会を提供したいと、利用を呼びかけています。絵画の貸し出しは半年、または1年の期間で、料金は半年が6千円、1年が1万2千円です。
このニュースはエフエムおのみち79.4、You Gotta Radioで放送されたニュースです。(配信:山陽日日新聞)
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6月14日のニュース |
■天ぷら油回収7月からスタート
尾道市は循環型社会の構築と二酸化炭素の排出削減をはかるため来月1日から「天ぷら油回収事業」を始めます。天ぷら油の回収対象はサラダ油、菜たね油、ごま油、大豆油、オリーブオイルなどの植物性油で、ラードなどの動物性油や車のエンジンオイルなどは対象外です。各家庭でラベルを取った無色透明のペットボトルに使用済みの天ぷら油を入れて資源物7種の回収日に持ち出し、資源物ステーションにある専用コンテナに入れて回収します。回収した天ぷら油は市内の民間企業の協力を得て軽油に再製し、尾道市のゴミ収集車の燃料として利用します。尾道市の推定では市内の天ぷら油の消費量は年間でおよそ6万9千リットル。このうち7割が回収されるとして、およそ4万8千リットルが再製される見込みです。これは尾道市清掃事務所のパッカー車や収集車11台分の燃料にあたり石油資源の節約や二酸化炭素の削減地球温暖化の防止に効果があると期待されています。 ■生徒に本を紹介 瀬戸田町御寺、尾道市立生口中学校で昨日、図書ボランティアの地域スタッフによる「ブックトーク」の授業が行われました。この授業は町内の読書ボランティアのメンバーが、季節や出来事、ニュースなど社会情勢にあわせて選んだ本を生徒らに紹介するもので、今年で3年目になります。今年度最初の授業となったこの日は、読書ボランティア「スピカ」のメンバー4人が参加し、2年生のクラスでは、若くして他界した棋士、村上聖(さとし)の姿を描いた「聖の青春」や、因島出身の八束澄子(やつかすみこ)さんの「飛べゴンザ、あの空へ」の他、思い悩んで自殺しようとする中学生を主人公にした「ぼくはここにいる」など、数十冊の本をメンバーが入れ替わりながら紹介していきました。生口中学校では、毎日始業前に読書の時間を設けており、毎週水曜日の朝には「スピカ」のメンバーが小説や絵本、新聞の切り抜きなどを使って読み聞かせの活動を続けています。さらに、市立因島図書館で団体貸し出しをうけて、毎月30冊ほどの図書を学校に届けたり、学校内の図書室の整理などにも協力しています。 ■市立美術館でギャラリートーク 尾道市立美術館で開催されている「珠玉のヨーロッパ絵画」展で、ユニークな取り組みが行われています。子ども美術講座「みんなで わいわい がやがや おしゃべりギャラリートーク! 天使ってなんだ?」と銘打たれたこの取り組みは、美術館は静かに鑑賞するものという常識を取り払い、子供達に絵の感想を話してもらい、元気に楽しく絵画に接してもうというものです。11日、日曜日午後2時から行われたこの取り組みに参加した小学生は「普段しゃべれないのに、しゃべれてびっくりした。絵を見るのがおもしろかった」と笑顔で感想を話しました。美術館では子供達の喜びの大きさに、予想を遙かに上回る反響だったと、この取り組みを評価しました。次は7月9日、日曜日午後2時からが予定されています。
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6月13日のニュース |
■土産品協会、市へ1千万円寄付
尾道観光土産品協会は、今日、経営する土産品販売店「ええもんや」の収益金1千万円を尾道市に寄付しました。 今日、午前10時から尾道市役所の市長室で目録の贈呈があり、続いて亀田市長からお礼の感謝状が贈られました。尾道観光土産品協会に加盟する62社のうち44社は大和ロケセットの公開期間中、ロケセット会場内の土産品販売所に出品し、あわせて3億4900万円を売り上げました。前田会長は、寄付した1千万円を「西御所上屋倉庫の活用のため利用して欲しい」と話し、土産品協会もそのために3千万円を内部留保し、備えていると話していました。 ■市役所本庁舎を禁煙に 尾道市医師会の片山壽(ひさし)会長と、医師会タバコ対策委員会の村上祥子(よしこ)委員長が昨日、尾道市役所を訪れ、亀田良一市長に庁舎の全面禁煙を求める要望書を提出しました。現在市役所庁舎では今、分煙が実行されており、換気扇の下や屋外、食堂のテラスなど、灰皿が置かれている所以外は禁煙になっています。村上委員長は「庁舎だけでなく敷地内全面禁煙をしていただきたいと」亀田市長に求め、これに対し、亀田市長は「これからよく検討してみたい」と答えるにとどめました。タバコ対策委員会では、未成年者の喫煙が増えていることから、学校にも禁煙を呼びかけており、現在は市内の小学校のうち15校が全面禁煙、13校が校舎内禁煙、6校が分煙を実施しています。また中学校でも15校が全面禁煙、5校が分煙を実行しており、全面禁煙が近く実現するということです市役所への要望は庁舎禁煙が第一弾で、今後は路上での禁煙やタバコのポイ捨てに罰金を課すなど厳しい措置を含んだ条例改定を求めていく考えです。 ■山北健一ライブ ソロライブDVD「Another Dance」をリリースし、現在全国ツアーを行っているパーカッショニスト山北健一さんの尾道ライブが18日午後7時から長江1丁目妙宣寺で開かれます。山北さんは「色彩豊かな打楽器で描かれる、もうひとつの世界」のテーマで精力的にライブ活動を行っており、この日はオープニングアクトとして地元尾道のバンド「JIMONO LIVE」も出演します。前売り2000円で、チケット問い合わせは電話090・2002・4912はらいそで受け付けています。
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6月12日のニュース |
■尾道で震度4の地震
12日、午前5時1分,大分県中部を震源とする地震が発生し、尾道でも震度4の揺れが襲いました。尾道市危機管理室の職員は20分後には尾道消防防災センターにあつまり、合併した御調町から、瀬戸田、因島までの尾道市内の被害情報を収集しました。被害は尾道市役所、尾道消防庁舎などのエレベーターが安全機能で停止はしましたが、倒壊などはなく人的被害はありませんでした。この地震のため尾道駅では直後から運転を見合わせ、下りの運転再開は昼前になり今日一日ダイヤが乱れました。 ■まちなかフリーマーケット NPO法人工房おのみち帆布は11日、土堂1丁目、尾道商業会議所記念館広場で「まちなかフリーマーケット」を開き、市民や観光客で賑わいました。30区画に区切られた商業会議所記念館広場には手作りアクセサリー、皿、コーヒーカップなどの食器や日用品、おもちゃ、子ども服などを扱う店舗が並び、商店街の買い物客や観光客などが次々と訪れ、およそ700人が立ち寄りました。工房おのみち帆布の木織雅子・理事長は「商店街に賑わいを復活させ、回遊性のある街づくりに役立てばと開きました。たくさんのひとが訪れて盛況でした」と話していました。工房おのみち帆布では今後、初夏と秋の年2回、「まちなかフリーマーケット」の開催を予定しています。 ■瀬戸田、沖合でボート事故 11日、午前10時20分頃、瀬戸田町の沖合の海上でプレジャーボート同士の衝突事故があり、愛媛県上島町のプレジャーボートに乗っていた男性が全治一週間の怪我を負いました。もう一方の船には大人6人と子ども1人が乗っていましたが、怪我はなかったということです。尾道海上保安部によりますと、怪我を負った男性のプレジャーボートが釣りをしながら漂泊中、船尾右舷にもう一方の船の船首部分が衝突したということです。海上保安部では双方の見張り不十分とみて捜査しています。 ■クレーンが落下、男性重傷 今朝、長者原の金属製品製造業の工場で、作業をしていた向東町の男性が重傷を負う事故がありました。今日午前6時40分頃、長者原2丁目の工場で、天井クレーンを使って荷物の積み下ろし作業を終えた大型トレーラーが移動しようと5mほど前進したところ、天井クレーンが落下し、作業をしていた61歳の男性が、落ちてきたクレーンや積んであった鋼材などで全身を強く打ち、肋骨を骨折する重傷を負いました。尾道警察署では、天井クレーンのフックとつながっていたワイヤーがトレーラーに引っかかり、これに気づかず動き出したトレーラーに天井クレーンが引っ張られ落ちてきたものと見ています。
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6月9日のニュース |
■5月は雨量181ミリ
木ノ庄町の竜泉寺ダム管理事務所はこのほど5月の気象をまとめました。それによりますと5月に、0.5ミリ以上の雨がふった日は19日間で合計雨量は181.5ミリ。30年平均の5月の雨量は115ミリでこれを大幅に超えました。また最高気温が25度以上となる夏日は6回、最高気温の平均は22.1度で平年と比べてやや低く、最低気温の平均は13.2度で、ほぼ平年並みでした。 ■新浜で事故 昨日、正午ごろ、新浜二丁目の国道二号線で、車同士の事故があり、横転した車内に人が閉じこめられていると119番通報がありました。尾道市消防局から救急車や救助車など6台、18名が駆けつけましたが、到着したときには既に車に乗っていた3人は自力で脱出しており、かけつけた救急隊と救助隊は負傷者の救護と車両から漏れた油の処理を行いました。ぶつかった車2台はフロント部分が大破していましたが、乗車していた人は軽傷だったということです。 ■ジャンクルーズ2ndアルバムを 潮見町出身のミュージシャン、池永憲彦さん29歳を中心にしたポップス系グループ「ジャンクルーズ」が21日、セカンドアルバム「Smile×Smile」をリリースします。今回は本人の強い希望で、古里尾道の海をイメージした曲も入っており、来月、向島洋らんセンターでの凱旋ライブで披露します。ジャンクルーズはメンバー7人のうち3人が尾道出身で、メインボーカルの池永さんと日比崎中学校時代からのバンド仲間の潮見町出身、河村俊宏さん29歳がドラム、さらに栗原町出身、小川真司さん29歳がギターで加わっています。ほとんどの楽曲を、池永さんが作詞作曲しており、今回のアルバムでは日比崎町出身で、東京芸術大学に通う沖増菜摘さんがバイオリンで参加しています。ジャンクルーズは、池永さんの伸びやかで存在感のあるボーカルと多彩な演奏、ダンスを織り交ぜたステージングがグループの大きな特徴で、今月1日に横浜市で開かれた「横浜開港祭」では5000人の観客を一気に総立ちにさせるなど、着実に実力をつけています。池永さんは「この一年だけでも、メンバーそれぞれが多くの人と出会い成長している。今は一過性ではない根強いファンを増やしたい」と語っていました。向島洋らんセンターでのライブは、7月23日午後7時スタートで、前売り券は1500円、問い合わせは「がんこ屋」電話25・4111で受け付けています。
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6月8日のニュース |
■今週末から商店街で夜店
商店街の夏の風物詩、土曜夜店が今週から始まります。来月22日までの毎週土曜日、午後6時から9時まで、わなげ、金魚すくい、かき氷、花火、さいころ、焼き鳥などの露天が並び、各商店街では様々な催しが行われることになっています。また、今月24日からは郵便局西側の3商店街に市内外の保育所や幼稚園児などが作った七夕飾りが彩りを添えます。期間中には、御袖天満宮の天神祭りや祇園祭り、水祭りがあり、夏の土曜日の夕べは商店街一帯に賑わいが訪れます。 ■グリーンヒルでW杯料理 東御所町、グリーンヒルホテル尾道はドイツで開催されるサッカー・ワールドカップの応援企画として今月1日から「がんばれ!日本、GOGOドイツ料理フェア」を開催しています。ドイツ料理特別メニューとして、レバーケーゼとドイツサラミピクルス添え、ウナギのスモークとニシンのハンブルグ風サラダ、ドイツ風野菜スープ、ドイツソーセージとアイスバインの盛り合わせシュークート添え、フルーツと甘いドイツワインゼリーソース、ドイツパンにコーヒーの献立で、料金は3500円。時間は昼が午前11時半から午後2時、夜が午後5時半から9時までです。この料理フェアのコースは今月30日までの特別プランで予約が必要です。この他、世界のビールと銘打って、日本代表にはキリンビールの一番搾り、イングランド代表としてペールエール、ドイツ代表はレーベンブロイと各国のビールを用意しています。料金はいずれも630円です。 ■「古里への思い」小説に 古里尾道を舞台にした小説を書き続けている、東京都練馬区、会社社長森岡久元(もりおかひさもと)さん65歳の新作「尾道物語 純情篇」がこのほど出版されました。森岡さんは尾道商業高校在学中から同人誌に小説を書き始め、大学在学中に同人誌「姫路文学」に参加、本格的に創作を始めました。卒業後は仕事が忙しく、長年執筆活動を休んでいましたが、「姫路文学」が復刊することを友人から聞き、執筆を再開、2000年には同人誌に発表していた「尾道渡船場(とせんば)かいわい」が「神戸ナビール文学賞」を受賞しました。今回の作品は自身の体験をもとにした短編6作品からなり、商店街や狭い路地、山手の坂道、尾道水道など、森岡さんが幼児期から高校卒業までの青春期を過ごした昭和30年代の尾道の賑やかで生き生きとした町や生活のようすなどが描かれています。内容は、定価は本体価格1700円で、全国の書店で販売されています。
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6月7日のニュース |
■本因坊戦・尾道対局
尾道市、因島市、瀬戸田町の合併記念事業として誘致した第61期本因坊戦7番勝負の第三局が今日、尾道市山波町の西山別館で始まりました。対局の舞台となった西山別館「朝日の間」には立ち会いの石井邦生(くにお)・九段、井山裕太(ゆうた)・七段を始め、多くの報道陣も詰めかけるなか、挑戦者の山田規三生(きみお)・九段に続いて、高尾紳路(しんじ)・本因坊が入室。対局は定刻通り午前9時に始まり、山田・九段が第一着を右上隅小目(みぎうわすみこもく)に打ち下ろしました。これまで初戦を高尾・本因坊が、第2局を山田・九段が制し、対戦成績はともに1勝1敗です。今日、午後5時半頃に「封じ手」、明日、午前9時から再開し、勝敗が決まるまで対局が行われることになっています。 ■歴代の公式ボールを展示 9日から始まるサッカーワールドカップ・ドイツ大会にあわせて、しまなみ交流館1階ロビーでコレクション展「ワールドカップを楽しむために」が開かれています。これは、尾道サッカー協会顧問の吉池宏(よしいけひろし)さんが所有する、過去の大会の公式ボールやポスターの他、サッカーの歴史などを紹介したパネルなどが展示してあるものです。見どころは、1930年の第1回ウルグアイ大会から66年の第8回イングランド大会、74年の西ドイツ大会などの公式ボール6球で、1960年代までの未使用の公式ボールは国内に数個しか現存せず、貴重なものだということです。また、今大会の公式ポスターも星空やトロフィー、国旗など5種類のデザインの内4点が展示してあり、吉池さんがフランクフルトで購入したもので県内では唯一のものということです。この展示は、今月25日まで行われています。
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6月6日のニュース |
■観光案内所利用2万件
尾道観光協会はこのほど、5月分の市内観光案内所の利用状況を集計しました。それによりますと、しまなみ交流館内が1万6022件、新尾道駅は1719件、ロープウェイ山麓駅は3132件で、総利用数は2万873件でした。利用目的は、半数以上が観光パンフレットの希望で、外国人の利用も48人ありました。4月に続いて2ヶ月連続で利用件数が2万を超えており、5月連休中の「大和ロケセット公開」の人気が影響しているものと見られています。 ■尾道てごう座が尾道文化勉強会 NPO法人尾道てごう座は、今月11日、午後2時から日比崎町、尾道迎賓館で第17回尾道文化勉強会を開催します。勉強会では画家の村上選(えらぶ)さんを講師に招いて、人間「小林和作」の演題で講演を行います。尾道てごう座は今年11月、山口県で開催される国民文化祭に、山口県出身で尾道の名誉市民に選ばれている小林和作を題材にした芝居を演じることが決まっており、これを前に、NPO法人尾道てごう座の会員や市民などに、小林和作について学んで貰おうと企画されました。参加費は一般300円、NPO会員は無料です。 ■道釈画家・七類堂さんが天童第一座 潮見町にアトリエを構える道釈画家の七類堂墨呑さんが中国浙江省寧波(にんぽ)にある天童禅寺から天童第一座の称号を授与されました。この天童禅寺は室町後期の画僧・雪舟が修行した由緒ある古刹で第一座の授与は雪舟以来540年ぶりです。ルーツである中国や朝鮮半島、日本にも道釈画を現代に受け継いでいる作家がいないことも高く評価され、七類堂さんはこのほど寧波市でひらかれた雪舟没後500年祭に招かれ、天童第一座の称号を受けました。 ■一面黄色の絨毯 向島洋らんセンター入り口から続く法面に金鶏菊(きんけいぎく)が黄色い花を咲かせ、人々の目を楽しませています。 金鶏菊は白と黄色の2色がありますが、ほとんどを黄色い花が占めており、幅10mある黄色のジュータンの帯が、初夏の陽射しを浴び、まぶしいほどに映えています。金鶏菊は生命力の強い花で、土の中に10センチ程度根を張り、毎年花を咲かせています。
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6月5日のニュース |
■町並み調査委員会が発足
尾道らしい都市景観を守り、創出するための第一回町並み調査委員会が今週9日、金曜日に発足します。この委員会は尾道市中心部に残る歴史的建造物の所在や分布状況、建築時期、様式、構造などを記録・整理することにより、尾道の建造物や町並みの特徴を明らかにすることが目的です。調査対象エリアはJR尾道駅から尾道大橋に至る景観形成重点推進地区で、このうち千光寺山南斜面の東土堂、西土堂、長江1丁目については代表的建造物について実測図面なども作成することにしています。このため委員会は専門家、市民、行政で組織し、委員長には日本ナショナルトラスト専門調査員の三村浩史・京都大学名誉教授が就任することになっています。顧問には建築史が専門の鈴木充・広島大学名誉教授、オブザーバーとして文化庁建造物課の主任調査官や広島県文化課の専門職員が入ることになっています。行政からは、都市デザイン課、観光文化課、建築課と世界遺産推進課の課長4人、市民からは町内会長ら7人が委員として入ることになっています。 ■尾道出身、谷原秀人が優勝 男子プロゴルフツアー JCBクラシック仙台の最終日の昨日、尾道出身の谷原秀人が今季初優勝を飾りました。首位でスタートした谷原は1イーグル、3バーディー、1ボギーの67とスコアを伸ばし通算18アンダー。優勝争いをしていた賞金王の片山晋呉を5打差で下しました。谷原の優勝は2004年アジア・ジャパン沖縄オープン以来の勝利で通算3勝目です。2年連続賞金王との一騎打ちを制し「ショットが絶好調なので、今年はこれから2勝、3勝といきたい。若手では僕が一番」と語り、東北福祉大学でキャプテンを務めた第二の故郷、宮城で今後のツアーへの自信を見せていました。 ■浄土寺で制服の茶会 尾道市内の高等学校4校による、初夏恒例の「制服の茶会」が昨日、東久保町の浄土寺で開かれました。茶会には、市民や学校関係者、家族、観光客ら400人が訪れ、若葉の緑が映える境内で一服の茶に落ち着いた休日を過ごしました。1966年に始まった高校生による共同の茶会は今年で41年目になり、国の重要文化財の茶室、露滴庵など枯山水の庭園が望める「方丈の間」では尾道東と尾道商業が表千家流で、「梅の間」では尾道北と尾道高校が裏千家流でそれぞれ交代しながら各校5、6席ずつもてなしました。茶道部合わせて63人が、衣替えしたばかりのすがすがしい夏服で受付から案内、席での茶器や茶菓、軸、花などを丁寧に説明、日頃の練習の成果を真剣な表情で披露していました。友人と訪れたという女性は「毎年楽しみに来ていますが、気持ちの良いもてなしで心が安らぎました」と笑顔で話していました。
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6月2日のニュース |
■来月25日、高校生対象の事業所説明会
尾道市と公共職業安定所、尾道商工会議所などでつくる尾道市ふるさと就職促進協議会は来月25日、尾道市公会堂別館で高校生を対象とした合同の事業所説明会を開催します。ふるさと就職促進協議会はこれまで、毎年2回、大学生や短大生、専門学校生を対象とした就職ガイダンスを開催してきましたが、高校生向けの就職説明会は初めてです。ニートやフリーター、早期離職など若年者の終業意識の変化や仕事をめぐる問題が大きくなっているなか、高卒者の市内企業、団体への就職促進と職場定着を目的に企画されました。説明会では2007年春の高校卒業予定者のうち、就職を希望している生徒を対象に事業者が3分の持ち時間で、業務内容などについて説明。続いて企業ごとに設けられたブースに分かれて、関心のある生徒に対して個別に説明や質問に答えます。高校生の就職活動はハローワークで企業の求人情報を確認した上で、9月中旬から採用選考、内定することが決まっており、あくまでも選考活動にならない範囲での説明会となります。 協議会事務局の尾道市商工課では市内400の事業所に郵送で参加を打診し、今までに10社からの申し込みを受け付けているということです。 ■列車が女性をはねる 昨日、昼過ぎ高須町JR山陽線で女性が列車にはねられ、死亡する事故がありました。事故があったのは高須町の高須浄水池後から東へ150メートルの下り線路上で、午後0時40分頃、貨物列車が女性をはねたと、尾道消防に通報がありました。通報を受けた尾道消防では車両3台、人員13名を急行させましたが、現場到着時には列車の運転手が遺体を確認していました。はねられた女性は20歳から30歳と見られています。身元は現在調査中です。この事故により後続の列車にも遅れが発生しました。 ■加温桃の収穫はじまる 県内一の桃の産地、尾道市で、加温ハウス栽培の桃の出荷が始まりました。高須町、大前章さんのビニールハウスでは、妻の糸枝さんと一緒にたわわに実った早生の「日川白鳳」を全体の色づき具合を見定めて、一つひとつもぎ取っていました。濃い紅色で外観もよく、果汁の多い日川白鳳の収穫は、今月中旬まで続き、尾道、福山など県内市場に出荷されます。今年は春先から日照不足や低温など悪条件が重なり玉太りが今ひとつですが、糖度は11度と例年なみの品質を保っています。大前さんは「剪定や枝振りを調整して日当たりを良くし、味覚は例年にも増して良い」と、味には太鼓判を押していました。JA尾道市管内の桃の生産農家は130戸で生産量は125トン、露地物を含めて8月中旬まで出荷が続きます。
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6月1日のニュース |
■市のETC助成開始から1ヶ月
合併によって生活道になったしまなみ海道を因島・生口島の住民に少しでも安く利用して貰おうと尾道市がETC車載器設置助成制度を始めて、ひと月が経ちました。因島総合支所庶務課が今日までにまとめた助成受付・決定状況によりますと5月分で因島総合支所での受付けは683件、瀬戸田支所は248件で合計931件、そのうち850件に交付が決まっています。尾道市では1万5500世帯のうちおよそ80%が申請するとみて、今年度で9千台、来年度で3500台分を予定し、今年度は当初予算で9千万円を予算化していますが申請の出足は今一つとなっています。 因島総合支所の村上庶務課長はこの点について「スタート以前、直後と住民からの問い合わせや相談が多く寄せられ、周知徹底はされている」とPR不足が原因ではないとし、「平成20年1月9日までの息の長い制度であり、住民が落ち着いて受け止めているともいえ、順調に推移しているのではないか」と話していました。 ■尾道の交通事故死亡者ゼロ止まる 昨日午後6時頃、美ノ郷町中野で軽自動車にはねられ男性が死亡しました。これにより尾道市内で去年11月から続いていた死亡事故ゼロがとぎれました。死亡したのは大分県日田市(ひたし)在住の56歳の男性で、男性は道路脇にトラックを止め荷台のシートを直していた時に、通りかかった三原市に住む31歳の女性が運転する軽自動車に跳ねられ、約4メートル下の本郷川に転落して死亡しました。 ■府中の家具製造会社が事業停止 民間信用調査機関、東京商工リサーチによりますと、府中にある家具製造会社が先月31日に事業を停止し、事後の処理を弁護士に一任しました。弁護士は不動産などの資産を調査したうえで、破産を申し立てるかを決めることにしています。この家具製造会社は名古屋より西の小売店を中心としてピーク時には年商およそ6億円を上げていましたが婚礼習慣や住宅事情の変化により販売が落ち込み、在庫などが負担となっていました。これまで、役員の個人資金を投入してやり繰りしていましたが6月末の決済が困難となり、事業の停止にいたりました。 ■木ノ庄西小、幼稚園で田植えを 市立木ノ庄西小学校と幼稚園で今日、田植えの体験授業が開かれました。この体験学習は、現在でも多くの児童の家で稲作はしているものの、機械化などで子どもが田んぼに入る機会がなくなっていることから、田植えを通じて米作りに関心を持たせようと、20年以上前から取り組んでいる伝統行事で、地元の木ノ庄西老人連合会のメンバー9人と苗を提供したJA尾道市の職員など地域が全面協力しています。晴天で強い陽射しのなか、児童らは歩いてすぐの学校田に集合し、足の運び方や苗の持ち方、植え方についての指導を受けました。短パンで裸足になった児童らは、土の感触を確かめながら田んぼに入り、一列に並んで植え綱を頼りに等間隔にもち米の苗を植えていきました。児童らは、手足はもちろん顔まで泥だらけにしながら、元気な声が響かせ田植えを楽しんでいていました。この後は、学校職員が水などを管理、児童も草取りをする計画で、10月初めには老人会も手伝い稲刈りし、収穫した米を使って餅つきなどの収穫祭を開くことにしています。
このニュースはエフエムおのみち79.4、You Gotta Radioで放送されたニュースです。(配信:山陽日日新聞)
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