1月31日のニュース
■原田小、スクールキャラクター決まる

尾道市立原田小学校のスクールキャラクターがこのほど決まりました。母校愛を育てようと全校生徒に冬休みの宿題としてスクールキャラクターの募集を呼びかけたところ、全児童から提出があったもので、町内に住む画家で元市立美術館館長、佐藤圭史(さとうけいし)さんを審査委員長に、優秀賞3点を選び、その中から金、銀、銅の各賞を選びました。
金賞に選ばれたのは、6年生の大木絵里加(おおぎえりか)さんがデザインした「フーリちゃん」で、木の葉を女の子の洋服に見立てたキャラクターで、名前も英語のリーフから付けられています。銀賞は、4年生の浜田瑞希(はまだみずき)さんの原田町特産のぶどうの実のキャラクターが仲良く手をつないだ「なかよしぶどう兄弟」、銅賞は2年生の江木美沙希(えぎみさき)さんの「おんせんピオーネくん」で、町内に温泉があることから、ぶどうが温泉につかって気持ちよさそうにしている様子を描いています。
佐藤さんは講評として「どの子も原田のよさを真剣に考えて一生懸命につくっていると感じた、原田の人と自然のよさをこれからも見つけて欲しい」と話していました。金賞に選ばれた「フーリちゃん」は、来年度から原田小のスクールキャラクターとして学校のPRなどに使用されることになっています。

■山波っ子を見守る会

 山波町で子どもを見守る活動の輪が広がっています。
 山波町では、出身者らが中心となり「山波っ子を守る会」を立ち上げ、新学期から、登下校時の児童らを見守る活動の準備が進められています。関係者らの話によりますと、既に40人ほどが計画に賛同し、地区の社会福祉協議会からも応援したいとの声が上がり、協力の輪が広がっているということです。山波町出身で三原に在住の発起人の一人は、「三原から週に何度か山波に駆けつけて児童を見守る活動をしたい。古里に感謝の恩返しをしたい」と話していました。

■向東出身の山本耕造さんが現代美術展へ出品

尾道市の姉妹都市、今治市で開催される第18回「現代美術展」に向東町出身で一水会の山本耕造さんが出品しています。山本さんは初回から連続で「現代美術展」に作品を出品しています。山本さんは現在、埼玉県在住で埼玉県美展の審査員を務める美術家で出身の向東小学校の正面玄関にも作品が展示され地元で親しまれています。
「現代美術展」は今治市河野(こうの)美術館で2月11日から3月5日まで開催されます。


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1月30日のニュース
■尾道市議会増員選挙・29日告示

 尾道市議会増員選挙が昨日、告示され、定員8人の因島選挙区に14人、定員3人の瀬戸田選挙区に4人が立候補し、来月5日の投票に向け舌戦の火ぶたが切って落とされました。
 8議席を争う因島選挙区では、前・因島市議会議員13人、新人1人の14人が立候補。党派別では自民党2人、共産党1人、無所属が11人です。告示の昨日、各候補とも選挙事務所で出陣式を挙げ、一斉に街頭に繰り出し選挙カーから名前を連呼していました。単独自治体としての選挙と違い、際だった争点は薄く、各候補者は、基幹産業の造船を核にした若者が定住する街づくり、新市建設計画の実現、介護・福祉・医療の拡充、住民サービスの充実、県から移管されるフラワーパークの運営充実などを訴えています。投票率は前回の81.64%から5%から10%下がると予想され、当確のボーダーラインは1200票から1300票とみられています。
 3議席を争う瀬戸田選挙区では4人が立候補。前・瀬戸田町議会議員1人、新人3人、いずれも無所属で少数激戦です。各候補とも選挙の7つ道具が到着すると選挙事務所で第一声を上げ、しまなみ海道の料金の軽減、県立瀬戸田病院の存続、新市建設計画の実行、柑橘栽培の振興、平山美術館や未来心の丘など芸術文化や観光振興を訴えました。投票率は前回を1割ほど下回る80%前後とみられ、当確ラインは1600票台と予想されています。

■大和ロケセット来場者が順調

 映画「男たちの大和」を鑑賞した人がロケセットを見たいと、映画効果が顕著に入場者に反映した28日29日の来場者がまとまりました。28日の土曜日は4701人、29日の日曜日は8385人、2日間の来場者は1万3086人でした。公開からの来場者は29日現在で54万1417人になり、公開終了が予定されている3月末の来場者の予測が70万人を突破する見通しになってきました。
 尾道市議会が基準とした一人あたり4000円で計算すると、これまでにもたらされた経済効果は21億6566万8000円にのぼることになりました。

■焼け跡から1人の遺体見つかる

 今朝、美ノ郷町三成で民家を全焼する火事があり、焼け跡から男性の遺体が見つかりました。
 今日午前7時22分頃、美ノ郷町三成の三美園団地の入口、バス旋回場付近を通りがかった女性から建物から煙が出ていると、119番通報がありました。消防車や救急車など9台が急行し、火は30分後に消し止められましたが、火元と見られる林田国彦さん(82)方の木造モルタル2階建て延べ161.7平方メートルを全焼したほか、隣接する民家の一部を焼損しました。
 この火事で焼け跡から男性の遺体が見つかり、一人暮らしの林田さんの行方がわからなくなっていることから、警察と消防では林田さんではないかとみて、身元の確認や出火原因などを調査しています。この他、昨日、一昨日にも正徳町と長江3丁目などでも空き家や、雑地を焼く火事がありました。1月は、高須町、向東町、そして今回の三成と、3件の火災で3人が死亡しており、消防では火災予防の徹底を呼びかけています。


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1月27日のニュース
■三原の食品会社が破産申し立て

 民間信用調査期間の東京商工リサーチ福山支店によりますと、三原のとりごえ食品株式会社が事業を停止し、今日、広島地方裁判所尾道支部に破産手続き開始申し立てを行いました。備後地区の食品メーカーとしては過去最大の負債総額・41億円内外です。
 とりごえ食品は昭和37年に創業、その後、ギョウザの製造も開始し、地元の他、西日本大手スーパーを得意先に持っていました。一時は、年商57億円を計上していましたが、過大な設備投資による借り入れがかさみ、最近は赤字に転落。広島県中小企業再生支援協議会などから再建支援指導を受けていました。

■西國寺、豆まき節分会

 西久保町、真言宗西國寺は節分の日の来月3日、午前11時から国の重要文化財・金堂で星供節分会を開きます。三段護摩の祈祷法要で家内安全や商売繁盛を祈願し、呼び物の豆まきが行われます。
 このほど西國寺の総代会により年男夫妻が推挙され、豆をまく福男、福女が決まりました。今年、福男・福女に選ばれたのは、大洋商会・社長の沖田洋さん・佐和江さん、尾道市商店街連合会・会長の高原九年さん、レニアス・社長の前田定男さん・麻衣子さん、三和鉄鋼建設・常務の赤松積さん、神原モータース・社長の浅井良寛・智恵さん、塩田・専務の鈴岡和之さん、リビンズ藤井・社長の松下雅人・敬子さんです。

■尾道のイメージソング募集

 尾道みなと祭の協賛イベントで、4月23日に開かれる第5回おのみち音楽祭「おのみちイメージソングコンテスト」の作品募集が現在行われています。
 これは、尾道のイメージに合った歌を募集するもので、今年は「明日」がテーマとなっています。応募はグループや個人を問わず、年齢制限もなくジャンルや演奏形態も自由となっており、5分以内の歌詞付きの曲をカセットテープなどに録音して応募することになっています。締め切りは3月24日必着で、郵送された作品を元に1次審査が行われ、合格者は、みなと祭当日の最終審査に出場し、グランプリ1点が選ばれます。応募・問い合わせ先はエフエムおのみち79.4、電話0848・20・0794番です。

■おのみち映画資料館で吉永小百合展

 おのみち映画資料館で現在、吉永小百合展が開催されています。今回の吉永小百合展は資料館がオープンした2001年に続き2回目になります。
 ポスターは資料館が所蔵する「青い山脈」、「潮騒」など39点、映画会社日活から借りた「伊豆の踊子」「キューポラのある街」のスチール写真60点、台本6冊などが展示され吉永小百合の若い頃からの姿をたどることができます。おのみち映画資料館を管理する尾道市観光文化課ではサユリストと呼ばれる、熱心なファンがいることから、通常よりも多めの来場者を期待しています。


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1月26日のニュース
■児童安全確保、警官、小学校立ち寄り

 不審者や犯罪から児童を守る活動を強化しようと、警察官による小学校への立ち寄りが今日から始まりました。
 25日、夜、東尾道の尾道消防防災センターと因島総合支所で説明会が開かれ、市内の小学校の校長らが出席。警察署から説明と質疑応答などが行われました。児童の安全確保の強化の活動は、尾道、因島の両警察署の警官が各小学校の児童の下校時間に合わせて、各学校に立ち寄り、見守り活動を行うほか、学校と不審者情報など情報交換を行うことにしています。

■山波とんどの模型寄贈

 ふるさとの伝統文化を何かの形で残したいと、尾道市民俗文化財指定の「山波神明祭」のとんどを毎年模型にしている山波町、高田昭詮(たかたあきのり)さんが今日、尾道市文化財保護委員長、寺岡昭治さんと共に尾道市教育会館を訪れ、先日15日に盛大に開催した今年のとんど祭りの手作り模型を教育委員会に寄贈しました。
 1998年に山波小学校の空き教室を利用して開設した「山波歴史民俗資料館」の展示に協力した高田さんは、祭りの本番で使われる実物のとんど制作に長年携わっており、祭りでは最後に燃えて無くなってしまうので何とか形に残せたらと、しまなみ海道の開通をきっかけに毎年、その年の干支の飾りなどを付けた模型を合わせて制作し、祭りが無事終了したあと、市教委に届けており、今年で8基目になります。備後地域の名産だったい草や竹などを使い実物の10分の1、高さ1mあまりの大きさで形を作り、干支の犬や五穀豊穣を願って米俵の飾りや「景気回復」「家内安全」などと書かれた短冊が付けられています。
 高田さんは「全体のバランスを取るのが難しいです。十二支が揃うまでは元気に制作したい」と話していました。市教委では昨年と今年贈られた2基を、教育長室と応接室に展示し、その他は「おのみち歴史博物館」に保管し、今後紹介していくことにしています。

■2月1日、因島前市長・参与辞令交付

 尾道市は来月1日、午後1時半から尾道市長室で、尾道市参与に就任する村上和弘・前因島市長の辞令交付式を行います。
 午後2時からは因島と瀬戸田の前議員を処遇する地域振興委員の辞令交付式が行われる予定になっていますが、因島地区は前議員20人中8人が辞退。瀬戸田地区は16人中1人が辞退しています。

■山陽自動車道、軽四横転

 昨日、午前10時30分頃、木ノ庄町市原、山陽自動車道・上り線の路上で埼玉県所沢市に住む68歳の男性が運転する軽乗用車がクッションドラムに衝突し、横転しました。通報により、救助車や救急車など3台が急行し、男性を救出。男性は負傷しており、病院に搬送されました。


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1月25日のニュース
■尾道市景観策定委員会、初会合

 尾道市景観計画策定委員会の初会合が24日、午後2時から、尾道市公会堂別館で開かれました。
 今年の秋までに市民への説明会や公聴会を開催しながら、委員会を開いて、景観計画の策定などを行っていく予定です。昨日の委員会では、初めての会合とあって、検討の背景と目的について、まず事務局から説明が行われ、資料が配付されました。2回目の会合は来月21日に開かれることになっており、この秋までに6回の委員会を予定しています。今後の課題としては、「尾道市における景観形成の方針」、「尾道水道を挟んだ地域での景観形成の方針」、「市街地の変容動向を踏まえ、効果的で分かりやすい規制、誘導方針」、「景観法を活用した実効性のある景観形成の仕組み作り」が検討されることになります。また、新年度からは、景観形成の具体的な取り組みに向けて、市民への公聴会が開催されることになります。

■因北小1年2組27日まで閉鎖

 尾道市内の小学校で集団かぜが多発し、学年閉鎖や学級閉鎖となる学校が相次いでいます。
 市立因北小学校では、今日の時点で全校児童338名中、かぜの患者が63名で、およそ半数の31名が欠席しています。中でも1年2組は32名中、かぜの患者が18名と半数以上を占めていることから、明日と明後日を学級閉鎖としました。

■ピアノデュオリサイタル

 来月12日、しまなみ交流館で及川浩治(おいかわこうじ)と近藤嘉宏(こんどうよしひろ)によるピアノデュオリサイタルが開催されます。この公演はしまなみ交流館の6回目の自主事業として行うもので、今、もっとも注目を集めているピアニスト2人が共演し、チャイコフスキーの「花のワルツ」やラフマニノフの「舟歌」などが披露され、それぞれソロ演奏も行います。
 入場料は全席自由で、1・2階席が2000円、3階席が1500円で、しまなみ交流館の観光案内所などで販売されています。


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1月24日のニュース
■合併で商工会再編へ

 市町村合併を契機に商工会の再編が始まり、尾道市内の御調町、向島町、向東町の3つの商工会は昨日、御調町いこい会館で合併促進協議会を立ち上げました。
 商工会は、「商工会法」に基づく特別認可法人で、主に町村部に設立された公的団体です。非営利性・公益性・不偏性を原則とし、地域経済の発展と社会福祉の増進を図りながら、国・県・市町村の補助により小規模事業者のための経営全般にわたる無料相談や指導を行っています。合併促進協議会は任意の協議会で、来年、法定の協議会に移行したあと、本所、支所などの所在地など22項目に渡り、協議を行い、同意が得られれば臨時の総会を開いて議決し、広島県の認可を受けて平成20年4月に、新たな商工会として発足します。
 促進協議会は各商工会の正・副会長、商業、工業、青年、女性部長ら7人の合計21人で構成され、会長には内海和男・御調町商工会・会長、副会長に、森数光男・向島町商工会・会長代行と、村上雄治・向東町商工会・会長を選びました。会長に就任した内海氏は当時、合併相手が、尾道市か三原市か決まっていなかった瀬戸田町が前身のブロック協議会から脱退した経緯を振り返りながら、「当面は瀬戸田町の動きを見守っていきたい。」との考えを示し、「亀田市長が言っていたような、いつ合併したか分からないようなスムーズな合併をしたい」と抱負を述べました。

■日比崎小で教育研修会

 尾道市教育委員会と市立日比崎小学校が主催する「日比崎小学校教育研究会」が2月2日日比崎小学校で開催されます。日比崎小学校は「平成十七年度尾道市小学校英語活動パイロット校・発展的教育研究指定校」になっており、「豊かなコミュニケーション能力を身につけた子どもの育成」を主題として、英語活動を中心に推進してきた研究の一端を公開します。この日は、午前中に公開授業が行われ、午後からは小学校の英語教育の在り方について、愛媛大学教授の金森強(かなもりつよし)さんの講演が行われます。

■海外協力隊より帰国した仁井さん市長に報告

 青年海外協力隊で南太平洋のトンガ王国に派遣され日本語教師を務めていた高須町の仁井勇佑(にいゆうすけ)さんが昨日、尾道市役所に亀田市長を訪ね帰国の報告をしました。仁井さんは尾道北高から琉球大学を卒業し、2003年12月からトンガの教育省に所属して離島で日本語教師を務めていました。亀田市長と写真を見ながら「トンガは治安もよく親と子のふれあいを大切にする国でした。将来はこの経験を生かして、子どもとふれあえる教師になりたい」と感想を話しました。


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1月23日のニュース
■大和ロケセット、52万人来場

 今月15日、開業以来の入場者が50万人と当初の目標の2倍を突破した映画「男たちの大和」のロケセットでは入場者数が順調に伸びています。
 16日 月曜日から22日 日曜日までの一週間、入場者は合わせて1万5550人で、22日には、駐車場の利用台数が10万台の大台に乗りました。観光閑散期にもかかわらず、観光バスの台数はピーク時の半分近くにまで回復し、普通車駐車場も大入りの目安となる一日千台を越えた日が8日間と正月休みや成人の日の連休の効果が現れています。大和ロケセット公開推進委員会では、入場者数の好調を受けて公開の延期を検討していますが、日立造船から正式な承諾が得られていないため、先週開かれた委員会での決定は先送りされました。

■三木半左衛門法要開く

 千光寺公園の基礎を築いた尾道市名誉市民の三木半左衛門の祥月命日の今日に先立ち、市民有志でつくる三木半左衛門翁顕彰会は昨日、午前10時から、菩提寺の千光寺で法要を行いました。
 法要には、半左衛門のひ孫にあたる東京都、池辺真理子(いけべまりこ)さん夫妻をはじめ、半左衛門の研究家で顕彰会の結成に尽力した広島市、樫本慶彦(かしもとよしひこ)さん、入船裕二(いりふねひろじ)さんら40人が出席しました。
 客殿の持佛堂(じぶつどう)で、多田義信(ただぎしん)住職と、真祥(しんしょう)副住職が読経するなか、全員で焼香して改めて半左衛門の偉業を顧みました。顕彰会会長の島居勝(しまずいまさる)さんは挨拶の中で「顕彰会は半左衛門翁をただ偲ぶだけではなく、半左衛門翁が志した尾道の素晴らしい眺めを多くの方に知ってもらいたい気持ちで、情報発信を目的にしている」と話していました。顕彰会の活動は4年目になり、これまで千光寺公園への桜の植樹や、共楽園の記念碑の建立などを行っています。三木半左衛門は、千光寺山からの景観を活かして町の憩いの場を作ろうと、寄付金を集めるなどして、1894年から千光寺公園の前身である尾道共楽遊園地を建設、公園の造成や山麓からの石段敷設など難工事の末に1902年完成させ、尾道市に寄付しました。
 三木半左衛門は1968年、平山角左衛門、山口玄洞とともに尾道市名誉市民に選定されました。

■集団風邪、依然猛威

 厳しい寒さが続き、尾道市内では集団風邪の発生が続いています。
 先週19日から今日までに、尾道市教育委員会に入った連絡によりますと、市立西藤幼稚園では、園児15名のうち8名が風邪で今日と明日の2日間を休園としました。また市立因北小学校、全校児童338名の内、風邪の患者は61名で、患者の多い1年2組を今日、午後から下校させ、明日24日を学級閉鎖としました。
 市立重井小学校では、全校児童171人のうち、78名が風邪で、患者の多い3年生と6年生は今日、午後から下校、6年生は明日を学年閉鎖。3年生は、明日と明後日の2日間、学年閉鎖となりました。かぜの症状は38度から40度の発熱と咳や咽頭痛、頭痛、嘔吐、腹痛などで、尾道市教育委員会では、うがいや手洗い、マスクの着用、室内の加湿など、風邪の予防に注意を呼びかけています。


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1月20日のニュース
■尾道の小中学校で風邪が集団発生

 尾道市内の幼稚園、小中学校で集団風邪が発生しています。今日は尾道市立重井小学校の  6年生30人中13人が風邪で欠席し、授業を受けていた4人も風邪の症状のため、午後の授業をカットして下校しました。今週に入り西藤幼稚園が休園するなど集団風邪が猛威をふるっています。
19日付で県よりインフルエンザ警報が発令されたことを受け、尾道市教育委員会では今日、各学校に手洗いうがいなどの予防のいっそうの徹底を指示しました。

■瀬戸内海を世界遺産へ、福山で講演会

 鞆の浦や尾道を核に瀬戸内海を世界遺産にしよう会という市民グループの結成学習会が昨日、夜、福山市内で開かれました。イタリアの建築・都市の歴史が専門の法政大学工学部、陣内秀信・教授が「水辺の文化に息づく暮らし」と題して記念講演を行い、市民らおよそ100人が出席しました。
 陣内教授は瀬戸内海と地中海の港町を比較しながら、「近代は海が忘れられ、陸の鉄道と道路に目が向けられてきたが、21世紀は再び、海、港町が注目される。鞆の浦は世界遺産に登録されているイタリアのポルトヴェーネレと遜色ない価値が或る」と解説。ヨーロッパの石造文化と同じように、日本の木造文化も今の技術で蘇らせることはできる。鞆の浦と尾道、他の島々を一体として、国際的に評価を受ける可能性はある」と結びました。

■椿の名所の亀森八幡神社

 椿の名所として知られる向島町亀森八幡神社で赤、薄ピンクと可憐なものからバラを思わせる華麗なものまで咲き、愛好家が立ち寄り鑑賞しています。
 近くに住む浜田力さんが20数年前から全国各地から苗木を取り寄せ、神社敷地内に400本を超える椿が植えられ「椿街道」として親しまれています。種類も豊富で、11月から咲き始める白と赤の昭和侘助、小林幸子のヒット曲の題名にもなった雪椿、孔雀が羽根を広げたような孔雀椿、葉っぱが金魚の形をした金魚椿など30種類を超えています。


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1月19日のニュース
■経済同友会、新年互礼会

 広島経済同友会尾道支部は昨日、午後6時半すぎから、山波町の西山別館で新年互礼会を開きました。
 礼会には、高山博州、吉井清介、広島県議のほか、因島の松浦幸夫・県議らが出席。尾道商工会議所の川崎育三・副会頭、因島商工会議所の村上祐司(むらかみゆうじ)・会頭ほか、尾道青年会議所の寺本吉隆・理事長ら、多くの経済団体の代表が一同に会しました。  経済同友会尾道支部の田中康貴・支部長のあいさつに続いて、来賓の祝辞に登壇した亀田良一・尾道市長は、国土交通省が市街化区域に路面電車を取り入れる委員会を来週立ち上げ、その座長に就任して欲しいとの要請があり、引き受けたとの話を披露しました。路面電車は道路の拡幅の必要もなく、市街地でバスの代わりとして活用できるとし、来週の国交省の委員会で、「実現に向けて取り組んでいきたい」と並々ならぬ決意を見せていました。また、日立造船跡地についても船体のブロックを建造する造船関連業者が日立の本社に購入を申し出ており、300人の雇用が見込め、地域にもよい話で、進めてくださいと幹部に話しておいた」と明るい話題を提供しました。

■広響オーケストラと共演

 広島交響楽団の演奏に合わせて児童がリズム体操や合唱で参加する「子どもたちと広響による音楽づくりコンサート」が昨日午後、しまなみ交流館で開かれました。聴くだけでなく参加することで音楽を身近に感じ、広島交響楽団との関係を深めてもらおうと、昨年度から県内で始まった企画で、尾道市内8つの小学校から5、6年生を中心に600人が参加しました。
 参加した児童らは、70人のオーケストラの演奏に合わせて、バレエのステップを両手、両足を打ち鳴らしながら表現したり、坂本竜一さん作曲の「ビリーブ」では会場の全員で合唱しました。

■集団風邪で学級閉鎖

 尾道市内の学校や幼稚園で集団風邪が流行しています。
 今日、尾道市教育委員会に入った連絡によりますと、尾道市内では学級閉鎖が2クラス、休園が一つとなっています。学級閉鎖となっているのは、尾道市立瀬戸田中学校の1年2組と尾道市立土生幼稚園の年少組。市立西藤幼稚園では、園児15人のうち7人が風邪を引いたため今日と明日の2日間、休園を決めています。


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1月18日のニュース
■旧・因島市が記念誌を発行

 今月10日に尾道市と合併し、53年間にわたる市制に幕を閉じた、旧因島市がこのほど、市制施行からの歴史を写真と年表を使い、まとめた記念誌を発行しました。
 旧因島市は、昭和28年に、御調郡土生町、田熊町、三庄町など7町村が合併し、全国でも珍しい島の市として市制を敷き、広島県では6番目の市として誕生しました。因島は日立造船とみかんの島として繁栄、昭和54年には人口が4万人を数え、市制施行30年の昭和58年には悲願の因島大橋が開通して本土と陸続きになりました。昭和61年には造船不況で日立造船が新造船から撤退し、島が沈むとまで言われましたが、水軍まつりや、八朔の栽培、フラワーセンターの建設などで活気を取り戻し、碁聖・本因坊秀作の生誕地としても知られ、囲碁を市技に指定し地域を挙げて取り組むなどしています。
 この因島市閉市記念誌は旧・因島市の全戸に配布されました。

■11月の貿易概況

 福山税関支署はこのほど11月中の管内の貿易概況をまとめました。
 それによりますと、輸出は前年同月比で6%の減少。輸入は18%と二桁の伸びを示しました。
 輸出は、精密機器類が11億4400万円と18倍、元素及び加工物も10%ほど増え6億5400万円。中国への繊維製品の原材料など20%増えて10億400万円に増加しました。しかし、JFEスチール福山など主力品目の鉄鋼が9%下降し、235億5400万円、造船など輸送用機器も17%減って127億3400万円にとどまり、全体では前年同月比で6%の減少となりました。一方、輸入は、JFEの高炉、竹原の火力発電所の火力源となる石炭が6%減少し、108億8400万円となったほかは軒並み増加し、鉄鋼の材料となる金属鉱が47%と大幅に増え81億6800万円。中国からの衣料が16%増加し、44億9300万円。金属製品も60%と大幅に増えて39億6900万円。木材及びコルクも26%上昇し、12億6000万円といずれも好調で、全体では前年同月比18%の伸びとなりました。

■ライブドア副社長の講演中止

 広島県中小企業家同友会尾道支部は予定していたライブドア副社長の講演会を中止しました。講演会は19日新年互礼会と一緒に予定していましたが、講師を依頼していた伊地知晋一さんが副社長を務めるライブドアに証券取引法違反の疑いで東京地検特捜部が捜索に入ったことから、講演を中止したものです。広島県中小企業家同友会尾道支部は新年互礼会は予定通り行うことにしています。

■向東町で住宅火災、一人死亡

 昨日、午後11時40分頃、向東町の民家から火の手が上がっているのを付近の住民が発見し、119番通報しました。
 尾道消防署や分署、地元消防団から消防車あわせて18台、消防士や団員ら総勢87人が現場に急行し、およそ35分後に火の勢いを鎮圧、1時間後の午前0時40分頃、鎮火しました。この火災で木造モルタル2階建ての住宅を半焼し、焼け跡から男性の遺体が発見されました。尾道消防署では、行方が分からなくなっているこの住宅の住民ではないかと見て、詳しく調査しています。


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1月17日のニュース
■尾道市総合計画審議会委員、市民代表を公募

 尾道市は次期総合計画の策定にあたり、審議会委員に市民代表枠を設け、住民参加の街づくりを目指していくことにしています。尾道市は昨年3月、御調と向島と合併、今月10日、因島と瀬戸田と相次ぎ合併し新たな街の枠組みでスタートしたことを踏まえ、今後の街の青写真づくりに乗り出します。総合計画は10年スパンの基本構想、5年の基本計画、3年の実施計画からなり、因島と瀬戸田の尾道市議会議員増員選挙が終わった2月下旬から審議会がスタートします。はじめに骨格となる基本構想を審議し、今年9月に策定。そのあと、審議会委員は各部会に別れて1年をかけて基本計画を策定します。
 尾道市の総合計画審議会委員はこれまで学識経験者、市議会代表、各種団体代表の40人で構成されてきましたが、このたび初めて市民代表枠を設け、街づくりに意欲のある住民を募り、発想や意見を反映させていくことになります。

■市内の6幼小中で集団かぜ

 尾道市内の4つの小学校などで集団かぜが発生しています。尾道市教育委員会に入った連絡によりますと、集団かぜが発生したのは高見小学校、吉和小学校、御調西小学校、瀬戸田小学校で、このうち休校となったのが瀬戸田小で今日と明日休校となりました。  学年閉鎖は高見小と御調西小で高見小は6・4・1年が、御調西小では5年が今日、学年閉鎖となりました。
 吉和小では5年2組が学級閉鎖となりました。かぜの症状は発熱、せき、咽頭痛、頭痛、倦怠感などということです。また、瀬戸田中で1年生の1クラスが、土生幼稚園で3歳児クラスが今日から学級閉鎖となりました。

■御調で火災

 今日午前6時頃御調町植野の女性から車庫が燃えていると消防に通報があり、消防車18台、署員、消防団119名急行しましたが、到着時にはすでに住民の初期消火で火は消し止められていました。
 火災被害は車庫の中にあった洗濯機が焼けただけで、けが人はなく、出火原因は消防で調査中です。


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1月16日のニュース
■大和ロケセット入場者50万人を突破

 映画「男たちの大和」のロケセット公開の来場者が50万人を15日突破しました。
 昨日、午前9時30分頃に入場者して50万人目になったのは大阪府茨木市から会社の慰安旅行で前日から尾道観光に来ていた、西田寛子さんです。入場口で50万人目になったことや記念式があることを聞くと西田さんは戸惑ったようでしたが「はじめは驚きましたが、嬉しい。」と取り囲んだ報道陣に感想を話しました。記念品の贈呈式は大和ロケセット甲板で、大和ロケセット公開推進委員会の川崎育造委員長からJCBギフトカード、「男たちの大和」映画ペア鑑賞券、長渕剛のサイン色紙などがプレゼントされました。川崎委員長は入場者50万人突破の感想を「当初はこんなに来て貰えるとは思いませんでした。その要因は呉の大和ミュージアムもあるでしょうし、広島県の大型観光キャンペーンの年だったということも良かったのでしょうが、実物大の戦艦大和の再現というのが最大の魅力で来て貰えたと思います。尾道にとって20億円の経済効果があったことが大きな成果だと思います」と話しました。この好調を受け、大和ロケセット公開の期間が3月末から5月7日に延長されることが検討されています。

■15日、山波神明とんど、賑わう

 元禄年間から350年以上の歴史があり、尾道市民俗文化財にも指定されている「山波神明とんど」が15日、市立山波小学校のグラウンドで開かれ、町内外からおよそ1500人が集まり、地域や家内安全、健康を祈りました。
 とんどは、当番の町内2地区が10日前から、青竹や稲わらを結んで、しめ縄、みかん、干支の戌の人形や書き初め作品などを飾り付けて製作。高さ13メートル、重さ400キロ近くある神輿型2基と高さ10メートルほどの小型とんど3基を用意しました。午前中、山波艮神社で地区の代表者らが祈願祭、お祓いを受けたとんどを会場に運び、正午から開会。「山波のとんどよー、よいせーそこせー」と囃子を唄いながら、グラウンドを勇壮に練り歩き、とんど同士を激しくぶつかり合わせました。このあと、とんどに点火し、持ち寄った正月飾りや書き初めを入れながら、燃えさかる火を囲んで1年の無事を願いました。

■田代美代子さん講演会

 尾道市人権推進課と尾道市教育委員会主催の「第18回いのち・愛・おのみち」人権講演会が25日、しまなみ交流館で開催されます。
 講師は歌手の田代美代子さんで、「ユネスコの世界寺子屋運動を通じて―わたくしの生きてきた道生きる道」と題し、発展途上国の識字率向上を目指すキャンペーン「世界寺子屋運動」を中心に話があります。田代さんは、1965年「愛して、愛して、愛しちゃったのよ」で第7回レコード大賞新人賞を受賞し、その後、ユネスコ識字教育支援として「ハートフル・チャリティー・コンサート」主催しています。開場は午後1時、開演は1時30分で、入場は無料です。


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1月13日のニュース
■本州四国連絡橋公団の尾道ビル、空室目立つ

 本州四国連絡高速道路株式会社が所有する尾道駅前のビル、尾道ビルに空室が目立ち、本四高速道路経営管理室では、来年度から空き部屋対策に乗り出すことにしています。
 本四高速道路株式会社の尾道ビルは、敷地面積2301平方メートル、地上8階建て・延べ面積は5192平方メートルです。本州四国連絡橋・尾道、今治ルートの建設局として、平成7年6月、駅前に新築され、橋の建設を終えた平成11年5月からは管理局として使われていました。昨年7月、本四公団が民営化されたのを契機に、業務を向島町、しまなみ尾道管理センターに移し、1階の展示ホールと8階の交通管理室、関連会社が入居する5階を除く2階から4階と6階、7階のフロアを、貸し事務所、貸し会議室として改修し、口づてに借り手を募集してきました。これまでのところ借り手は現れておらず、本州四国高速道路経営管理室では「新年度明けに貸事務所として公募していきたい」とし、本格的に空き部屋対策に乗り出すことにしています。

■御調中央小3年生、農業体験

尾道市立御調中央小学校の3年生33人が今日午前、学区内の御調町公文、もぎとりの里にある「高西いちご園」を訪れ、体験授業を行いました。いちご園のビニールハウス内には、新しい品種の「レッドパール」の実が赤く色づき収穫のシーズンを迎えています。
児童らは大きく真っ赤に実ったいちごの実を思いおもいに摘み取って試食し、「とても甘くて美味しい」と喜びの声をあげていました。この後、園主の高西孝行さんから、いちごの栽培についての説明があり、児童らもいちごの栽培の苦労や、喜びについての質問をし、熱心にメモを取っていました。

■廃車が炎上

高須町の山陽テック大型駐車場付近で廃車が燃える火事がありました。
今日、午前0時58分頃、通りかかった人が車の燃えているのを発見、通報しました。通報を受けた尾道消防では消防車5台を急行させ消火活動にあたり、廃車1台と雑草70uを焼いて約20分後に消し止めました。けが人はなく、出火原因などは消防などで捜査中です。


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1月12日のニュース
■商都尾道の歴史紹介

 尾道の商工業の歴史・文化の情報発信基地として現在、復元工事が進んでいる土堂1丁目、旧尾道商工会議所ビルの「尾道商業会議所記念館」が3月4日オープンすることが決まりました。
 旧会議所ビルは1923年に建設された鉄筋コンクリート造り3階建てで、記念館として1階が尾道の商工業史の史料の展示、インフォメーション、休憩施設などのスペースで、2階から3階に吹き抜けの階段議場が復元され、多目的利用の貸し室として開放されます。また合わせて、隣接する元西日本銀行跡地の記念館広場と、同時に改修中で1階に市民ギャラリーが設けられる旧ふらっと館の「尾道街かど文化館」もオープンします。オープニングの関連事業は実行委員会や市、商店街連合会、各種団体などが協力して行い、市内各地の特産品を販売する「尾道旬鮮広場」や、尾道テゴー座による着物貸し出し着付け、尾道に映画館をつくる会の「週末映画館」などが計画されています。

■御調天然温泉・尾道ふれあいの里3月11日オープン

 広島県から無償譲渡された青年の家、管理棟、老人福祉センターふれあいの里の3棟が改修され、新たに建設された温浴施設を加えて3月11日、「尾道ふれあいの里」としてオープンします。総事業費はおよそ12億円、建設は尾道市が行い、管理運営は指定管理者の認定を受けた有限会社みつぎ交流館が行います。核となる温泉は900平方メートルとゆったりしたスペースに掛け流しの浴槽。血行をよくする炭酸風呂、リハビリ用のジェット噴流の歩行浴なども備えています。宿泊はシングルからグループまで和室23室、洋室48室の計71室で、200人近く泊ることができます。料金は大人3500円、青少年1750円、高齢者2450円と低料金が売りで、合宿など高校生や大学生など学生団体利用への営業にも力を入れています。従業員はパートを含めおよそ50人。7割を地元から雇用します。初年度は温泉、宿泊、宴会、レストランと全部門で12万5千人の利用、およそ4億円の売り上げを見込んでいます。

■12月の観光案内所の利用状況

 尾道観光協会は12月の観光案内所の利用状況を集計しました。
 しまなみ交流館内の観光案内所は8449件、新尾道駅の観光案内所は516件、ロープウエイ山麓駅は1211件で市内3カ所の合計は1万176件でした。利用内容は観光地図、グルメマップなどのパンフレット希望となっています。この利用数は去年12月の利用状況6202件と比較して164%と大きな伸びとなりました。この要因を観光協会では映画「男たちの大和」ロケセット公開の影響と見ています。


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1月11日のニュース
■百島の御弓神事

 500年以上の歴史を持つ、百島町、百島八幡神社の新春恒例の御弓神事が今日、午前、神社の境内で開かれました。
 百島町内の福田(ふくだ)、本村(ほんむら)、泊(とまり)の3地区から選ばれた住民や出身者の男性15人が師範代の手ほどきをうけ、裃(かみしも)姿で整列。大太鼓の音を合図に、15m離れた的をめがけて矢を放ちました。付近の住民や島外からの観客らは厄除けと開運を願いながら、矢の行方を見守り、矢が的に当たるたびに、拍手と歓声がおくられていました。
 お弓神事は1441年、嘉吉(かきつ)の乱で破れた赤松満祐(あかまつみつすけ)の一族が百島に流れ着き、追っ手の襲来に備えて稽古したことが始まりと言われており、現在は一年の無病息災、家内安全を祈願する神事として続けられています。

■玄洞翁顕彰の命日法要

 尾道市名誉市民、山口玄洞翁顕彰会は、今日、午前9時半から西國寺本堂で総会と命日法要を行いました。
 今年は昨日合併した因島と瀬戸田の各支所の担当者をふくめ、会員ら40人が出席し、玄洞氏の偉業を改めて偲びました。山口玄洞氏は1863年、尾道に生まれ、事業に成功し大阪を代表する商人となり、久山田水源地をはじめ、学校建設などに多額の寄付を治め、1968年に尾道市の名誉市民に選ばれました。また、毎年5月には、玄洞氏が総工費の4分の3を寄付し、1925年に完成した久山田水源地で、玄洞氏への感謝の心と水の有り難さを忘れまいと水神祭が開かれています。

■久保小学校で安全マップ作り

 全国で児童を狙った痛ましい事件が続く中、久保小学校では昨日、児童たちが「安全マップ」を作りました。
 12月下旬に児童たちは地域の人、保護者、ボランティア、警察などと一緒に通学路の人目にふれない危険箇所や助けに駆け込める「110番の家」の場所などを調査しました。その調査をもとに、このほど「安全マップ」を作ったもので、児童はお互いに気づいた 危険を話し合い、不審者からの危険場所だけでなく、交通事故の多発場所や、災害の起こりやすい場所の確認など総合的な「安全マップ」を作ったものです。子どもたちは「安全マップ」を作ることで通り慣れたいつもの道に潜む危険にあらためて気づいたようでした。


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1月10日のニュース
■因島、瀬戸田と合併。新生尾道市の誕生へ

 昨年、3月の御調町、向島町に続き、今日、因島市と瀬戸田町と合併し、15万人の新尾道市が誕生しました。今朝、因島総合支所、瀬戸田支所で相次いで開所式が行われ、亀田良一・尾道市長は「よい雰囲気で合併できた。因島は造船が楽しみ。瀬戸田は私の得意の芸術文化をさらに伸ばしていきたい」と抱負を語りました。
 因島総合支所の開所式は午前9時半から開かれ、尾道市から亀田良一・尾道市長、若住久吾(きゅうご)・助役、村上康則(やすのり)・収入役、佐藤志行(しこう)・議長、村上俊昭(としあき)・副議長、平谷祐宏(ゆうこう)・教育長や旧・因島市の村上和弘(かずひろ)・前市長、田頭弘美(たがしら ひろみ)・前議長、職員80人が出席しました。亀田・市長は、「今日から皆さんは尾道市の職員。プライドを持って、仕事に当たって欲しい」と訓辞を述べ、旧因島市の前収入役、木村修一(しゅういち)・因島総合支所長や各課長に辞令が交付されました。また市長の補佐を務める参与に就任した村上和弘・前市長は「因島は造船を核とした物作りの街、それに囲碁や水軍祭りなど大事にしてもらいたい」と話していました。
 因島総合支所に引き続き、午前11時からは瀬戸田支所で開所式が行われ、尾道市からは市長ら三役、正副議長、教育長と高本訓司(こうもと くんじ)・前瀬戸田町長、瀬戸田町議会の向山達夫(むかいやま たつお)・前議長、職員40人らが出席。亀田市長から村上年久(としひさ)・所長らに辞令が交付されました。  訓示で亀田市長は「しまなみ海道の真ん中にあり、個性ある島づくりをめざしていきたい。職員の皆さんは一歩も二歩も前に出て勉強し、ともに栄えていきたい」と呼びかけました。2月の増員選挙に出馬の意向を固めている高本・前町長は「6ヶ月と短かったが無事終え、安堵とともに寂しさを感じる。これからは尾道市と手を携え、街づくりを手伝っていきたい。」と話していました。

■場外舟券売り場、反対署名運動

 尾道市木ノ庄町の畑地区に場外舟券売り場が設置されようとしているとして、地元町内会が中心となって反対の署名運動を開始しています。
 地元町内会によりますと、184号線沿いの御調町との境界近くに場外舟券売り場「ボートピア」の建設が計画されており、地権者4戸と3090坪の用地の賃貸仮契約をすでに交わしているということです。昨年11月26日には初めての地元説明会が業者によって開かれており、多くの反対意見が述べられていました。また、29日には地元住民向けに松江ボートピアの視察を兼ねた温泉日帰りバスツアーが計画されています。木ノ庄町畑と木門田、それに御調町の諸原(もろはら)地区を対象に、反対署名運動が新年早々始まっており、署名が集まり次第地元町内会では、市長等への反対陳情をすることにしています。

■大和ロケセット入場者が寒くても順調

 映画「男たちの大和」を鑑賞した人がロケセットを見たいと、映画効果が顕著に入場者に反映した、
 三連休の来場者がまとまりました。7日の土曜日は3382人、8日の日曜日は6418人、9日の成人の日は6045人が来場し、3日間の来場者は1万5845名でした。公開からの来場者は9日現在で49万3452人になり50万人突破が迫ってきました。
 尾道市議会が基準とした一人あたり4000円で計算するとこれまでにもたらされた経済効果は19億730万8000円にのぼることになりました。


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1月6日のニュース
■尾道市、今年度退職者53人

 尾道市は例年通り、12月末締めで、年度末に退職を希望する勧奨退職者を募集していましたが、今年度は24人の応募がありました。
 尾道市職員課の調べでは、12月末までに退職を申し出たのは24人で、今月10日に合併する因島市の勧奨退職者4人を加えると28人となります。一方、3月末で定年退職する職員は尾道市が19人、因島分が6人の合わせて25人です。勧奨退職者と合わせると年度末には、53人が退職することになります。退職金の総額はおよそ15億円ですが、尾道市は当初予算で、定年退職者の19人分しかで計上しておらず、残り33人分、およそ10億円の補正予算を2月定例会で計上していくことになります。

■御調地区地域振興推進委員、任期満了で解任

 昨年3月、尾道市と合併し地域振興推進委員となった旧・御調町の町議会議員11人の任期が今月で満了し、25日に開かれる会合を最後に解任されることになります。
 地域振興推進委員は、編入合併した旧・御調町、向島町の議員を任期満了まで救済する意味で設けられ、昨年4月の就任から毎月1回、市政に関するレポートを提出していました。25日の会合では、この10ヶ月の最後の総まとめを行い、亀田・尾道市長への意見、要望をとりまとめたあと、新築された尾道防災センターを見学し、解散します。
 一方、向島地区の地域振興推進委員は、議員任期が来年4月の統一地方選挙まで残り14ヶ月あり、今後も活動が継続されます。

■小中学校英語スピーチコンテスト

 尾道市教育委員会が主催する第1回尾道市小中学校英語スピーチコンテストが昨日午後、しまなみ交流館で開かれました。子どもたちの英語力と教員の指導力の向上を目的に、尾道教育さくらプランの一環として初めて企画され、市内の小学校26校と中学校13校が参加しました。
 小学生は1人から3人が1組となって、2分の持ち時間の中、総合的な学習で学んだ能の思い出などを身振り手振りを交えながら語っていました。一方、中学生は尾道の伝統や祭り、町の魅力、自分の夢などについて3分以内で語りました。広島大学大学院助教授・小野章さんら7人が、イントネーションや発音、発表態度や表現力について審査し、金賞には小学生の部で御調中央小学校の後藤満奈美(ごとうみなみ)さんが、中学校の部では御調中学校の木村文香(きむらあやか)さんが選ばれました。また銀賞には、小学生の部で向東小の高尾麻衣子(たかおまいこ)さん、中学校の部で栗原中の柴野恵理子(しばのえりこ)さん、銅賞は、小学校の部で山波小の長尾玲奈(ながおれな)さん、中学校の部は原田中、佐藤竜一(さとうりゅういち)くんがそれぞれ選ばれました。

■民家の裏庭に軽四ドスン

 昨日、午前10時26分頃、高須町大田の民家の裏庭に軽四貨物車が落ちる事故がありました。73歳の女性が自宅庭先で軽四貨物車の方向転換をしていて、ブレーキとアクセルを踏み間違え、ブロック塀を壊して5メートル下の前の民家の裏庭に転落しました。
 大きな音と共に裏庭に車が転落してきた民家の人が119番に通報。救急車、救助車が現場に急行し救出を行いました。車は大破していましたが、運転していた女性は軽傷ですみました。


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1月5日のニュース
■浜問屋組合の初市

 江戸中期から300年以上の歴史がある尾道浜問屋協同組合の年明けを飾り、毎年の恒例となっている神前初市が今日、午前、土堂海岸通りの住吉神社境内で開かれました。取引高は合わせて22.9トン、金額にして3711万円になり、昨年より相場でおよそ13%の伸びを見せ、景気の上昇を感じさせる商いとなりました。
 この神前初市には組合に加盟する業者と仲買人らおよそ100人が参加。拝殿での神事と永年勤続の従業員表彰に続いて、尾道浜問屋協同組合の片岡文彰・理事長が「不漁で春先まで高かったいりこも瀬戸内海での豊漁が価格安定をもたらせている。今年も全国に向けて情報発信していきたい」とあいさつしました。つづいて、初競りでは、いりこやちりめんじゃこ、輸入物の剣先するめ、北海道産の昆布など61品目が並べられ、競り人らの威勢のよい掛け声のもと、仲買人は商品を見定めながら金額を書き込んで競り人に手渡し、次々と競り落としていました。
 取扱量が日本一で、尾道で相場が決まると言われているいりこは昨年前半までの不漁で在庫がゼロに近いこともあり活発に取引されていました。他の産地では不漁が続く中、瀬戸内海では昨年夏場から豊漁という好条件もあって、輸出も好調で、今後も活発な取引が予想されているということです。

■流通団地、造船関連2社が立地、操業

 今年に入り、美ノ郷町の県営尾道流通団地に新たに造船関連の企業が立地を決め、これにより分譲率がおよそ80%になります。
 今回新たに進出が決まり、11日に県と尾道市の間で立地協定を結ぶのは、美ノ郷町三成の、長畑工業で船舶用の配管加工の需要が増え、今後も受注の増加が見込まれることから現在の三原工場に加え流通団地内に新工場と出荷センターを建設します。また、今月17日には船舶用機械部品修理企業、東(あずま)化工が操業をスタートさせます。尾道流通団地はこれで18ヘクタールのうち14・2ヘクタールが売れ、分譲率は78・2%となります。尾道流通団地は、他の県営団地に比べ売れ行きは好調で、立地企業は26社、うち20社が操業、2社が建築にかかっています。

■卸売市場で火災

 昨日、午前11時15分頃、東尾道の尾道地方卸売市場で火災が発生しました。
 この火災で発泡スチロールや倉庫の一部を焼損しましたが、20分後の11時36分頃に消し止められました。この火災によるけが人はありませんでした。尾道地区消防本部では  現在、損害などについて詳しく調査しています。


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1月4日のニュース
■尾道市、今日、仕事始め

 尾道市役所は今日、仕事始めを迎えました。尾道市は、今朝、午前10時から尾道市公会堂別館で仕事始め式を開き、150人の幹部級職員を前に、亀田・尾道市長が訓辞を行いました。
亀田市長は、「10日に合併が行われるが、行政の職員同士の一体感が一番であり、次に住民、トップ、議会の一体感があれば上手くいく。健康に留意して一帯となってがんばって欲しい。」と呼びかけました。また、「新しい枠組みでどのようなまちづくりの知恵を出していくか。合併は新たな都市間競争の始まりであり、独立国家を作っていくぐらいの強い気概をもってやらなくてはならない。」と職員らを激励しました。

■瀬戸田町で成人式

尾道市との行政合併が10日に迫っている豊田郡瀬戸田町で今日、町として最後となる成人式が行われました。
今日午前10時からベル・カントホールで開かれた成人式には、町内出身の男子54人、女子47人の合わせて101人が出席し、新成人を代表して川本拓馬さんと松村美香さんが「瀬戸田町に負けないように自分の個性を磨き、世界に発信していきます」と決意を述べました。 同じく10日に合併を控えている因島市の最後の成人式は9日、市民会館の芸予文化センターで開かれることになっており、また尾道市の新成人のつどいも9日午前10時から尾道市公会堂で開かれます。尾道市の今年の新成人該当者は、男子707人、女子678人の合計1385人となっています。

■瀬戸田町で成人式

尾道市との行政合併が10日に迫っている豊田郡瀬戸田町で今日、町として最後となる成人式が行われました。
今日午前10時からベル・カントホールで開かれた成人式には、町内出身の男子54人、女子47人の合わせて101人が出席し、新成人を代表して川本拓馬さんと松村美香さんが「瀬戸田町に負けないように自分の個性を磨き、世界に発信していきます」と決意を述べました。 同じく10日に合併を控えている因島市の最後の成人式は9日、市民会館の芸予文化センターで開かれることになっており、また尾道市の新成人のつどいも9日午前10時から尾道市公会堂で開かれます。尾道市の今年の新成人該当者は、男子707人、女子678人の合計1385人となっています。


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