6月28日のニュース
■尾道市、向島町で夏のボーナス

 尾道市は、今日、全職員に期末・勤勉手当を支給しました。
 本来は毎年30日が支給日ですが、今年は30日が日曜日にあたるため、今日、28日 金曜日の支給となりました。
 支給は特別職のうち、市長が231万2400円、助役が196万8000円、収入役と教育長が172万円2000円、議長127万9200円、副議長123万円、議員が115万6200円で、一般職員は平均で81万3953円でした。
 尾道市のボーナス支給対象者は1109人で総額は9億1658万円となっています。  向島町のボーナス支給対象者は180人で、総額は、1億2650万円となっています。

■3096万円で消防車購入

 尾道地区消防組合議会は、昨日、消防本部講堂で臨時議会を開催し、議案である「新しい消防ポンプ自動車の購入」について、全会一致で賛成しました。
 消防力の強化を図るために購入が決定した消防ポンプ自動車の価格は、3096万4500円で、広島市内のメーカーから後日納入される予定となっています。
 車の機能は、従来の消防ポンプ自動車とあまり変わりませんが、時代の流れによって変化するデザインについて考慮してあるということです。

■日東電工、ワールドカップ観戦

 サッカー、ワールドカップの決勝が30日、横浜国際総合競技場で行われ、ブラジルとドイツが優勝をかけて対戦します。
 多くの日系ブラジル人が従事する、美ノ郷町 日東電工尾道事業所では、工場内の食堂テレビモニターで観戦することにしています。
 日東電工事業所は、全従業員数1450人のうち、約半数の700人が日系ブラジル人で、ワールドカップ予選リーグのときから、ブラジルチーム出場の試合時間には操業を一時ストップして、全員でテレビ観戦してきました。
 30日は優勝を決定戦とあって、日東電工尾道事業所では、これまで以上の盛り上がりとなりそうです。

■今川茶補、再生工事順調

 久保1丁目、水尾町の今川茶舗が所有する築130年の土蔵が再生建築で徐々に蘇りを見せています。
 完成は秋頃になる予定で、この蔵の2階で大切に保管されていた、ケヤキ製の看板も再利用されることになっています。
 この看板は、縦90センチ横65センチの茶壺型で、消えかかっていますが両面に「今川 銘茶 玉香園」と書いてあり看板を掲げるための、支柱と唐屋根も残っています。
 この看板は明治から大正にかけて使われていたもので、土蔵の工事終了後、通りに面した玄関口の2階軒先に取り付けられ70年ぶりに日の目を見ることになります。


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6月27日のニュース
■英語で子どもたち 生き生き

日米両政府の拠出金で運営されている「日米教育委員会」の主催する「フルブライト・メモリアル基金」で、全米から20人の小中学校の教諭が教育研修と日米交流のため、尾道市を訪れており、昨日、学校現場での実地研修のため、尾道市立栗原北小学校を訪問しました。
栗原小学校では、日本語をいっさい使わない英語のみの授業を月2回程度行うなど、英語教育に特に力を入れており、この日、児童らは、歓迎式で英語スピーチをしたり、英語の歌で教諭らを歓迎しました。
歓迎式のあと、4時間目まで授業参観やミーティングなどを行い、習慣や文化の違いなどについて意見を交わし、また給食時間や食後の休憩時間をともに過ごすなど、子どもたちの積極的な交流ぶりが周囲を驚かせていました。

■「尾道の歴史的景観を守る会」に尾道市から感謝状

尾道白樺美術館の敷地890.1u、購入価格約3億5000万円を尾道市へ寄付した「尾道の歴史的景観を守る会」に感謝状が贈られました。
贈呈式は今日、午前9時より市長室で行われ、亀田尾道市長から景観を守る会の会長、日暮兵士郎さんに感謝状が渡され、寄付のお礼と長年の労苦をねぎらいました。
亀田市長は「これこそが価値ある尾道の市民運動だ」と功績を称えました。

■高見小学校、無人島探検

向島町、高見小学校の6年生24人が来月1日、卒業記念の行事として手作りいかだで無人島探検に挑戦します。
目指す無人島は干汐沖500mにある下江府島で、児童達は地元漁協の協力で、倉庫を借り、インターネットでいかだの作り方の情報を集め、3隻のいかだを仕上げました。
児童達はすでにいかだの試運転を行っており、下江府島では島の実地測量や植物の観察、魚釣り、マッチやライターを使わず火をおこす原始生活を体験し半日を過ごすことになっています。

■高須小創立130周年ソフト?

高須小学校創立130周年記念・第2回高須子ども会ソフトボール親睦交歓球技大会が29日午前8時30分から東尾道スポーツグランドで開催されます。
この大会には市内から10チームをはじめとし、福山5チーム、東広島3チーム呉と御調から各2チーム、三原と本郷から各1チームのあわせて24チームが出場します。
優勝、準優勝、と3位のチームには創立130周年記念メダルが贈られることになっています。


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6月26日のニュース
■尾道市議会 6月定例会議長選出

 尾道市議会6月定例会は、最終日の昨日、定刻より30分遅れて、午後2時から本会議が開かれ、議長、及び副議長の選挙が行われました。
 本会議では、大迫敏則・議長の辞職願が提出された後、直ちに議長選挙に入り、16票を得票した松谷成人氏が、第61代議長に選ばれました。
 松谷成人氏は、就任挨拶で登壇し、「民主的な運営を心がけ、市政の発展と市民福祉の増進のため、全力であたりたい」と決意を述べました。
 続いて副議長の辞職許可に続いて、副議長選挙が行われ、第65代副議長には、藤本友行氏が選ばれました。

■JA尾道市 平原台販売に全面支援

 JA尾道市は、昨日午後、尾道市公会堂で総代会を開き、昨年度の事業報告や決算報告、今年度の事業計画や中長期計画の変更などの審議を行い、了承されました。
 昨年度のJA尾道市の主要各事業は、軒並み前年を上回ることができ、税引前の当期利益で2億3846万円を計上しました。
 また、財務の健全性を示す自己資本比率も基準の8%に対し、24・96パーセントと昨年を若干上回り、経営の健全性や安全性を高めました。上野JA尾道市組合長は、「JA本所ビルの建設場所について、平原台を候補にあげ、交通アクセスや立地条件を検討してきたが、当初の予定どおり東尾道に建設することに差し戻した。JA事業展開の中であらゆる可能性を考え、保留地販売を支援していきたい。」と挨拶しました。

■尾道エフエム放送が向島町と防災協定

 送信所の移設と増力によるエリア拡大に伴い、土堂2丁目、尾道エフエム放送株式会社は、6月17日付けで、御調郡向島町と災害発生の予防、災害による被害の軽減を目的に、防災協定を締結しました。
 この防災協定は、向島町の要請に基づいて、尾道エフエム放送株式会社が放送設備を使用して、他の放送に優先して行うもので、緊急の場合、向島町は、電話による緊急割り込み装置を利用して、速やかに災害情報の発信を行います。

■合唱団まどか、全国大会へ

 第25回全日本おかあさんコーラス中国支部広島大会がこのほど広島郵便貯金ホールで開かれ、尾道から参加した「尾道女声合唱団まどか」が全国大会への切符を手にしました。
 広島大会には38団体1060人が出場、「まどか」は、演奏や歌声、パフォーマンスの優れた団体に贈られる「ひまわり賞」を受賞、さらにその中から選ばれる県代表4団体にも選ばれました。
 「まどか」は高田三郎作曲の組曲「内なる遠さ」から「合掌−さる」と、組曲「ひたすらな道」から「白鳥」の2曲を歌い、動物の心の内を表現し、高い評価を受けました。
 「まどか」は5年ぶり2回目の全国大会出場となります。


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6月25日のニュース
■しまなみ信金に

 来年1月14日に対等合併すると発表したかもめ信用金庫と福鞆信用金庫の合併後の新名称が「しまなみ信用金庫」と決まりました。
 これは、両信用金庫の職員とその家族から、応募のあった名称1388点の中から197点と、最も多かった名称をかもめ信金・大藤直也理事長と福鞆信金・石井哲男理事長の協議により決定しました。
 瀬戸内しまなみ海道に架かる橋が島と島、人と人を結ぶようにお客様一人一人と、信用金庫の心と心を強固な絆で結び、さらには地域経済の発展につながる架け橋としての使命感をネーミングに込めています。
 また、シンボルマークについても近く決めることになっています。
 合併後の新理事長には大藤直也理事長の就任します。

■美化功労者ら27日表彰

 6月の「環境美化月間」にちなみ、尾道市生活環境課では、27日午後4時から、尾道市公会堂別館で、公募していた環境標語の入賞者表彰式を行います。
 標語の応募には、大人の部に、137名から、301点子どもの部に、372名から、934点寄せられ、その中から、最優秀作品と優秀作品が選ばれました。
 最優秀作品には、大人の部が、東広島市の尾美弘昭さんの「暑い 寒いはあたりまえ!エアコンちょっととめてみよう」、子どもの部では、三成小学校5年生 竹田尚輝くんの「せんざいは はかって使おう おかあさん」が選ばれました。

■米国の教諭3人来尾

 日米両政府の拠出金で運営されている「日米教育委員会」の主催する「フルブライトメモリアル基金」で、このほど、アメリカからカニー・シーハンさん、スー・ピーコックさん、ベス・ジュエルさんら3人の教諭が尾道市を訪れ、昨日午後、山崎建郎 教育長を表敬訪問しました。
 この基金の派遣プログラムで3人は、日比崎小学校、日比崎中学校、尾道商業高校の授業に1ヶ月間参加し、他の小中学校や尾道大学の学生とも交流をしながら、研修を行います。
 また、これに伴い、1週間の予定で、このプログラムの20人の教諭らが尾道に滞在し、市内の小中学校や高校への訪問やPTAとの懇談も予定しているということです。


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6月24日のニュース
■芙美子あじさいき

 尾道ゆかりの作家林芙美子を偲ぶ第12回「あじさいき」が、6月28日の命日を前に昨日、本通り商店街西口の芙美子像を囲み行われました。
 市民グループ「あじさいの会」と駅前本町一番街商店街振興組合の主催で行われ、120人が参加、林芙美子の母校・土堂小学校の児童による合唱や市民のフルート演奏、朗読などが行われました最後に芙美子が愛した青いあじさいの花を芙美子像の周りいっぱいに献花し締めくくりました。

■「ダメ!ゼッタイ!!」キャンペーン 久保・栗原中など協力

 国連薬物乱用根絶宣言の支援事業「ダメ!ゼッタイ」運動の一環として街頭キャンペーンが昨日、JR尾道駅周辺などで行われました。
 今回で10回目となった街頭キャンペーンには、久保中学校や栗原中学校の生徒20人やライオンズクラブ会員、広島県尾三地域保険所職員らが参加しました。
 開会式で、竹山守雄 広島県覚醒剤等薬物乱用防止指導員尾道地区協議会長は、「私たち一人一人がダメ・ゼッタイ!!を合い言葉に薬物乱用をなくし、安心して生活できる社会が一刻も早く来るよう行動を起こす時期になっています。」と挨拶、このあと、参加者全員で、道行く人々にリーフレットやテッシュペーパーなどを配りながら、薬物の恐ろしさを訴えました。

■久保小で米留学生交流会

 尾道市立久保小学校で、このほど、アメリカからの留学研修生、アラナ・マクドナルドさんら3人の大学生を招いて、交流会が開かれました。
 朝会でのお迎え式で、6年生は、創作踊り「ええじゃんSANSAがり」を披露、続いて、各学年で、授業に参加し、音楽や習字の体験をしました。また、おにごっこをして遊んだり、児童らと一緒に給食を食べるなど、一日を通して、交流を深めました。


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6月21日のニュース
■市議会経済委員会  尾道市議会経済委員会が、今日、午前10時から開かれ、映画やテレビドラマ、コマーシャルなどの撮影を支援する組織フィルムコミッション、新しくなったシンボルマークや、今春のみなとまつりについて議論が行われました。
 フィルムコミッションは、国の動き、会議所の取り組みで変化の兆しがあり、その内容、尾道市の件との経過について質問が行われました。
 亀田市長は、テレビドラマやコマーシャルは全国で放映され即、効果があり、尾道市のフィルムコミッション協会の加入を指示していると述べ、映像文化の振興・発展に寄与できるとの考えを述べました。
 また、新しくなった観光シンボルマークについては、国道、県道、公園など27カ所で掲示をし、残りの場所についても、来月から着手するよう準備が進んでおり、今後も積極的に活用していくと述べました。
 みなとまつりについては、尾道市の総括について質問がなされ、これに対し、柚木観光文化課長は、音楽祭、花火、ええじゃん三下がり、創作踊りなどで、若者達の参加が目立ち、マンネリした従来のかたちから抜け出せたと思っていると答えました。

■市立図書館で歯の衛生週間ポスター

 尾道地区歯科衛生連絡協議会と尾道市教育委員会が募集した平成14年度「歯の衛生週間」図画・ポスターの作品展が今日から、尾道市立図書館ラウンジで始まりました。
 今年は、市内の小・中学生から応募のあった180点のうち、特選に選ばれた25点を展示しています。
 審査講評は、全体的に色彩が明るくきれいで、小学校低学年は、生き生きとした作品、中学年では、表現のすばらしさが際立っているとしています。
 高学年については、年間指導計画から除外されたため、応募がなく、今後は、生活科や総合的な学習の時間などを利用し、参加してほしいとしています。
 なお、特選25点は、展示が終了次第、広島県審査会に送付されます。
 歯の衛生週間、図画・ポスターの作品展は、27日までです。

■西商店街で 七夕飾り

 土堂1丁目から2丁目の本通り商店街に今日、夏の風物詩「七夕飾り」が設置されました。
 「子どもの思い出作りに」と、今年で23回目となったこの七夕飾りの今回のテーマは、「地球と環境に優しい七夕」で、尾道市内及び周辺の保育園や小学校をはじめ、デイケア施設など、14のグループによって手分けして制作されました。
 これに伴い、来月6日の夜には、本町センター街で、尾道エレクトーン教室の子どもたちによる「七夕コンサート」が行われ、また、グランプリに3万円分の商品券などが贈られる「ファミリー写真コンテスト」も実施されます。
 この七夕飾りは、8月4日まで飾られる予定です。


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6月20日のニュース
■行政・答弁などの対応で不満

 尾道市議会総務委員会が今日午前10時から開かれ、学童保育の環境や人口動態をはじめとした6項目についての議論が交わされました。
 しかし、議案外の質問で、学校の自由選択制についての討論が寺元 真一議員と山崎 達郎教育長の間で行われた際に、「質問について可能な限り具体的に答弁していくという全体の姿勢が議会で相当欠落しているのではないか?」と行政から指摘がありました。

■梅雨入り宣言ご初のまとまった雨

 20日、梅雨に入って初めてまとまった雨が降りました。
 この日の雨は午前2時15分頃から雨量計の測定量にはいり、午前9時までで、尾道全域20ミリが降りました。
 雨量が10ミリを越えたのは11日以来9日振りで、雨を待ち続けていた農家の人たちは一息つきました。

■市営プール営業始まる

 西土堂町千光寺公園内の尾道市営プールが今日、今年の営業を始めました。
 8月31日まで、午前9時から午後6時まで営業され、午後1時から2時までは休憩となります。
 市営プールは1965年にオープンし、年間の利用者はここ五年ほどは8千人から9千人台の横ばいで昨年は9755人でした。市内では土堂小学校やうさぎとカメ保育所門田保育園、めいび保育所などが水泳の授業で毎年利用しています。
 期間中は無休、入場は無料です。

■第9回玉蘊忌

 尾道が生んだ土佐派女流画家平田玉蘊を偲ぶ第9回玉蘊忌が祥月命日の今日、菩提寺の持光寺で約60人が参加し、営まれました。
 境内を埋め尽くした紫陽花や玉蘊遺愛のソテツが雨にうたれるなか、本堂で法要が行われ、つづいて広島市在住の玉蘊研究家・池田明子さんの記念講演があり、参会者は玉蘊の波乱に満ちた人生とその業績に思いを巡らせていました。


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6月19日のニュース
■尾道市議会6月定例会一般質問2日目

尾道市議会6月定例会の本会議が、今日、午前10時から開かれました。
 一般質問では、合併、教育、福祉などについて質問が行われ、これらの質問に対し、亀田良一・尾道市長は、財政の見直しは、合併後十年の推計に着手したとし、合併する上での市職員の意識啓発については、協議を進めるなかで、向上するものと期待していると答弁しました。
 また、福祉ブランドの御調町について、「公立みつぎ総合病院」を拠点とした保健、医療、福祉が一体となった地域包括的ケアシステムは、先進的で優れた制度であり、できるだけ活かすかたちで、御調町、向島町との合併を協議していきたいと述べました。

■学校周辺の道路や公園 尾道工高3年生

向島町の広島県立尾道工業高等学校の3年生が今日午前、「地域に密着した学校づくりの一環」として、学校周辺の街路、スーパーマーケット、公園などで清掃活動を行いました。
これには、3年生90人と教職員ら約110人が参加し、通学路に落ちているタバコの吸い殻やジュースの空き缶などを拾い、燃えるゴミや燃えないゴミに分別しました。
通りかかったお年寄りは「暑いのによく頑張っていますね。道路もキレイになっていますね。」と笑顔で話していました。

■尾道美術 平田玉蘊展

 尾道が生んだ江戸後期の女流画家、平田玉蘊の命日を前に、山波町桑田、尾道美術で、恒例の「平田玉蘊とその交わり展」が開かれています。
 今回は、玉蘊と新光のあった儒学者、頼山陽の母・梅?が賛辞した掛け軸など、貴重な作品が展示され、評判を呼んでいます。
 梅?が賛辞した作品は紅葉に鳥を描き、その目線に絵の状況を梅?が、墨で文字を書いたもので、両家の深い関わりを示す資料としても注目されています。
 また、これに加えて、市井歳時記の「節句祝図」など、玉蘊の軸を合わせて十点、それに頼山陽の師・管茶山、玉蘊の師・福原五岳の作品十点を展示しています。
 この平田玉蘊とその交わり展の会期は、29日までです。


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6月18日のニュース
■尾道市議会6月定例会

 尾道市議会6月定例会 本会議が、今日、午前10時から開かれ、一般質問が行われました。
 文化財の拠点についての質問に対し、亀田市長は、貴重な資料などの掘り起こしと散財を防ぐために、文献、資料などの収集、展示のための施設に、市立美術館分館郷土館「ふらっと」の拡充整備を念頭に置き、買収計画を示唆する積極的な答弁を行いました。
 また、人口動態と都市経営については、人口の多い、少ないで、一概に都市の優劣を論じることは疑問だとし、「個性としての芸術・文化と瀬戸内の十字路の拠点性を生かした町づくり」の持論を述べました。
 有事法制等に関わる見解について、亀田市長は、「市民や地方自治に大きな影響を与える重大な問題が含まれているにも関わらず、国からは十分な説明がなされておらず、先に開催された全国市長会総会において、地方自治体にたいして、十分な説明を行うとともに、意見を聴取することを決議した。
 国の基本的かつ重要な課題であり、法案審議にあたって、慎重さと同時に、日常的な努力が求められる。」と述べました。

■中学生が職場体験

 尾道市内の中学生が職場体験するプログラム「トライWORK尾道」が今日から始まりました。
 修学旅行で参加できなかった向東中学校を除く10校の2年生を中心にした919人が236の事業所で2日間、実際の仕事を体験します。
 これは総合的な学習の一環として、地場産業や職業について知り、実際に仕事にふれ、将来の進路に役立ててもらおうと、尾道市教育委員会と尾道青年会議所が共催し、県内では初めてとなる市内一斉の開催となりました。
 尾道市立図書館には日比崎、久保、栗原からあわせて14人が参加し、窓口の受付や  書棚への返却整理など職員から説明を受けながら、日常の業務を体得していました。

■尾道北高の新体躯館兼講堂の緞帳原画仕上がる

 県立尾道北高校に建設されている体育館兼講堂を飾る緞帳の原画が同校出身者、尾道美術協会会長の石田克彦さんによりできあがりました。
 校歌にある風景を千光寺山や浄土寺山に探し求め、山頂より尾道水道、向島の瀬戸内海を見下ろす風景に仕上げてあります。
 制作者の石田さんは「今を生きる高校生が、確かな希望と夢を抱くことができるように  願いながら、原画制作に取り組みました。
 熱い思いと集中力がとぎれないよう一気に仕上げ、明るい絵に仕上がって、喜んでいる」と語りました。
 落成式は11月16日を予定しています。

■尾道絵本館がオープン

 東土堂町の千光寺山中腹に「梟の館美術館」を3年前にオープンした絵師 園山 春二さんがこのほど、この美術館の一角に世界8カ国の絵本を並べた「尾道絵本館」を開きました。
 会場には、「ミッキーマウス」や「くまのプーさん」など、世界中の子ども達におなじみの絵本1300冊が所狭しと並べられ、中には、パリで生まれた園山さんが幼いころ読み、大切に保存しているフランス製の絵本で、ページが閉じられ1ページずつペーパーナイフで切っていく、珍しいタイプものもあります。
 幼稚園や保育所に外国の絵本をたくさん寄贈したいという園山さんは、「子どもが初めて出会うのは絵本です。
 世界各国の絵本に親しみ、本を好きになってほしい。」と話しています。


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6月17日のニュース
■しまなみ球場完成記念行事決まる

 広島県立びんご運動公園の「しまなみ球場」完成記念行事の日程が決まり、管理運営を行う尾道市が発表しました。
 7月7日 日曜日には、高校野球の招待試合が行われ、広島商業高校と東洋大学姫路高校、広陵高校と玉野光南高校が対戦します。
 また、試合後には、アメリカ大リーグ、シアトルマリナーズのイチロー選手を育てた 元・愛工大明電高校監督中村豪さんの講演が行われます。
 8月18日 日曜日には、プロ野球ウェスタンリーグ「広島東洋カープ対阪神タイガース」の公式戦が、9月23日には、プロ野球「広島東洋カープ対横浜ベイスターズ」の公式戦が予定されています。

■ヒラメ 10漁協の地先など3万尾を放流

 尾道地区水産振興協議会は今日、午前、中間育成したヒラメの稚魚2万4000尾を放流しました。
 これは、3月中旬に竹原市の栽培漁業センターで孵化させたヒラメで、ビタミンやミネラルなどの栄養素の入った魚粉飼料を与え、平均7・5センチにまで成長させました。
 今回、布刈瀬戸や松永湾、瀬戸田に放流されたヒラメの稚魚は、1年後に体長25センチ前後の成魚に育つということです。

■大町と立花海岸清掃

 海開きのシーズンをひかえ海水浴客や釣り客に安全、快適に過ごしてもらおうと昨日早朝、向東町大町海岸と向島町立花海岸で清掃が行われました。
 「フレッシュ瀬戸内」と銘打って平成5年から実施している大町海岸清掃には大町町内会や子ども会、向島ライオンズクラブ、向東商工会、日本海洋技術専門学校、向島向東特定郵便局などから約250人が参加し、空き缶やペットボトル、海岸に漂流してきた海藻などビニール袋に回収しました。
 同じく立花海岸でも向島ライオンズクラブ、向島町商工会、行政職員など、約150人が浜辺でスナック菓子の袋やビニール、鉄屑などを分別回収していました。  また沖合では清掃船「じょうよう」が海上に浮遊しているゴミをあつめていました

■18日、19日、市内中学生が職場体験

 中学生が市内の企業や施設で職場体験する「トライWORK尾道」が、18日、19日の2日間、行われます。
 中学生による職場体験を市内一斉に行うのは初めてのことで、中学2年生950人が市内と周辺の約400の事業所で、職場体験学習を行います。


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6月14日のニュース
■有事3法案反対阻止街頭演説行う

 尾道市議会議員の有志による有事関連3法案阻止の街頭演説が昨日午後5時30分よりJR尾道駅前広場でありました。
 党派を越えて演説に集まったのは市民リベラルの檀上正光議員、助永一男議員、城間和行議員、日本共産党の寺本真一議員、魚谷さとる議員の5人です。
 各議員は有事関連3法案を基本的人権、表現の自由を脅かす戦争準備の悪法であり、廃案におい込もうと訴えました。

■尾道市、山手地区の空き家情報を公開

 尾道市は、千光寺山南斜面の「空き家情報」の公開を始めました。
 千光寺山南斜面は、歴史的、文化的な地区でありながら、斜面地という特殊な地理的事情から、人口の減少が進んできています。
 尾道市では、昨年夏、西土堂町と東土堂町、長江一丁目の一部の家屋899戸を対象に、空き家と土地の現状を把握、その所有者の意識について調査してきました。
 その結果、空き家は、119戸あり、そのうち、賃貸借が可能なものが59戸、さらに情報公開を了承したのが32戸でした。
 尾道市観光文化課では、現在、この32戸について、間取りの平面図や建築年、現在の状態や所有者の連絡先など情報を公開しています。

■自宅前にあじさい畑を計画

 木ノ庄町に住む小川 真里子さん方の庭先に咲く紫陽花が満開となり、訪れる人の目を楽しませています。
 この紫陽花は、5年ほど前に小川さんが友人から分けてもらったもので、丹精こめて育てた甲斐あって、やや小振りながら、一株に100以上の花がつくようになりました。
 最近、ガーデニングに凝っているという小川さんは、地区婦人部の友人と情報交換をしながら、紫陽花を中心に栽培を行っており、自宅近くにある休耕田を「あじさい畑」にするための準備も進めているということです。

■高見小ヒラメ稚魚放流

 向島町高見小学校の5年生28人は学校近くの海岸で、栽培漁業によって育てたヒラメの稚魚約500匹を放流しました。
 ヒラメは竹原の栽培漁業センターで3月に種苗生産し5月28日向島町漁協の中間育成施設に移され、体調8センチ体重3グラムまでに育ちました。
 児童は1人あたり約10匹ずつバケツに入れ半ズボン姿で膝まで海につかりながら放流しました。
 ヒラメの成長は早く1年後には体長20センチ程度の成魚に育ちます。


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6月13日のニュース
■山波小学校に「ふれあいクラブ」スタート

 子供たちの個性を伸ばし豊かな人間性をはぐくもうと、山波小学校で11日「ふれあいクラブ」がスタートしました。
 児童423人が学年の枠を越えて、地域の歴史、神楽、茶道、紙すきなど21グループに分かれ、地域の人を講師に迎えての体験学習を受けました。
 山波小学校では、これからも月に一度、第2水曜日の5校時に「ふれあいクラブ」を開設することにしています。

■おのみち百撰 候補の公募を

 尾道市は、このほど、市民や観光客の選んだ尾道らしさの漂う建造物や風景、空間などを公募し、選考する「おのみち百撰」に着手することになりました。
 これは前回1989年に選考し、「気ままに尾道 散策百撰」と呼ばれるガイドブックとして発刊されましたが、それから12年がたった現在、姿を消したり、改修された建物などが増えて、町が変わってきたことから、全面的に見直しをすることにしたものです。
 この「おのみち百撰」の募集の対象は、尾道らしい雰囲気を持つ文化資源や自然で、小道や街並みなど、これまであまり知られてなかった個人所有のものも含まれます。
   応募締め切りは、今年8月30日で、応募先とお問い合わせ先は、尾道市観光文化課となっています。

■出野さん藤原さん受彰

 今月23日、福山市駅家町、福山市北部市民センターで第35回広島県子ども会健全育成大会が開催されます。
 この席上で西久保町、出野和広さんと向東町、藤原秀樹さんが尾道市子ども会の功績者として表彰され、またよき理解者として、妻の出野裕美子さん、藤原富子さんには感謝状が広島県子ども会連合会・会長から贈られることになりました。
 出野さんは平成2年に久保地区子育連の会長を務め、地区活動の発展に貢献、翌年からは地区理事、平成6年からは尾道市子育連の事務局次長となり今日に至っています。
 また藤原さんは平成2年から向東地区のフットベースボール部審判員になり、市内各地区に出向きフットベースボールの普及と指導者の技術向上に努める活動が高く評価されました。

■浦崎町の夫婦が寄贈

 浦崎町の檀上弘達さん、優子さん夫妻はこのほど、自分達の結婚を記念して尾道市にガーデン用のテーブルセットを寄贈しました。
 寄贈されたのはブロンズ風のアルミ製丸テーブルとイス2脚、ベンチ1脚の4点テーブルセットを5つで、市では千光寺公園を中心に、長江口ゆとりの広場、駅前ベルポール広場に置かれます。
 檀上さんは「歩かれている観光客が休んだり、語り合うために役立てば、との思いで寄贈させていただきました。」と話していました。


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6月12日のニュース
■さくら講座開かれる

 尾道商工会議所、尾道中小企業相談所主催、さくら講座「経済講演会」が、昨日、午後1時半から、尾道商工会議所で開かれ、約110人が参加しました。
 講師に、中国経済産業局・田辺考二局長を迎え、「産学官連携と地域の発展」をテーマに約1時間半講演が行われました。
 田辺局長は、現在の日本は、欧米をモデルとした20世紀の経済の成長からの転換期であるとともに、大きなチャンスを迎えている。
 21世紀は、大学を活用し、人材の育成、技術力の向上をベースに、産学官が一体となる構造が必要であると述べました。
 また、中国経済産業局では、21世紀、人材と企業が集積する中国地方を「世界有数のイノベーション型産業」と「世界のモデルとなる循環型社会」のモデルとすべく産学官の連携を進め、チャレンジする地域、企業を積極的に支援していきたいと話しました。

■福田官房長官に抗議文

 尾道市は今日、福田康夫内閣官房長官に宛て、亀田良一市長名で「非核三原則見直し発言」に対し抗議文を送り、被爆県ヒロシマの自治体として、積極的な姿勢を示しました。
 抗議文では、福田官房長官の発言に対し、「日本の国是「非核三原則」に背き、ヒロシマの心、世界平和の願いを踏みにじるものである。尾道市は非核三原則の完全実施を願い市民の恒久平和と、全世界の安全と人類の生存を守るため、非核平和都市宣言をしており、この度の発言には憤りを感じ、強く抗議いたします」としています。

■尾道市ポスター入賞を

 今年3月から活用されている尾道市の観光ポスターが日本観光協会主催の「2002年度日本観光ポスターコンクール」で入賞しました。
 現在、尾道市で観光ポスターとして使用されているのは、潮見町の画家 吉原 憲二さんが尾道の街並みを描いた彩墨画で、風景画の下にひらがなで「おのみち」と書かれているシンプルさが特徴の作品です。
 このコンテストには、全国から273点の応募があり、漫画家の「はら たいらさん」をはじめとした約10名が審査を行い、尾道市は、金賞、銀賞、特別賞に次ぐ入賞14点のうちに選ばれたということです。


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6月11日のニュース
■尾道市長 経済懇談会を設置

 尾道市の亀田良一市長は、昨日、地域経済が抱える課題や活性化策について議論を重ねる私的な経済政策懇談会を設置し、尾道市役所で初会合を開きました。
 懇談会は、地元食品会社「純正食品マルシマ」の杢谷正樹社長ら、企業経営者や和気成祥・前瀬戸田町長ら12人で構成されています。
 亀田市長は、「市長に就任し7年が経ち、日々の経済情報、変化が入りにくくなってきている。
 経済がどう変化しているのか実態をつかみ、施策に反映したい」と話し、また、「合併と地域経済についても提言して欲しいと願っている」と述べました。
 続いて、出席委員12人が自己紹介もかねて意見を簡単に述べ、予定を20分オーバーして閉会しました。
 この懇談会は、今年度中に4、5回程度開かれる予定で、次回は8月に開催されます。

■亡き夫を偲び画家がギャラリーをオープン

 パーキンソン病と闘いながら、水彩画の制作や、後進の指導を続けている平松祐子さんが今日、ギャラリー「純」をオープンしました。
 絵の師匠であり、夫でもある昭和45年に亡くなった純平さんを偲び、絵の好きな子供が  育ってくれることを願い、自宅を改造して開店させたものです。
 午前9時から開かれたオープニングセレモニーには亀田尾道市長を始め約50人が詰めかけ祝いました。
 平松さんは「絵や,陶器などの展示を通じて、多くの人が楽しめ、語らえる場になれば」と話しました。

■亡き夫を偲び画家がギャラリーをオープン

 パーキンソン病と闘いながら、水彩画の制作や、後進の指導を続けている平松祐子さんが今日、ギャラリー「純」をオープンしました。
 絵の師匠であり、夫でもある昭和45年に亡くなった純平さんを偲び、絵の好きな子供が  育ってくれることを願い、自宅を改造して開店させたものです。
 午前9時から開かれたオープニングセレモニーには亀田尾道市長を始め約50人が詰めかけ祝いました。
 平松さんは「絵や,陶器などの展示を通じて、多くの人が楽しめ、語らえる場になれば」と話しました。

■十八の夏で受賞

 横溝正史、江戸川乱歩、森村誠一、宮部みゆきら、錚々たるメンバーが受賞している第55回日本推理作家協会賞の短編部門に潮見町、尾道大学文学科講師 光原百合さんの「十八の夏」が受賞しました。
 受賞作品は8月に双葉社から単行本として出版されます。
 光原さんが執筆活動を始めたのは大阪大学文学部大学院生の時で現在は大学の授業のない金・土・日曜日の夜、創作活動を続けています。
 光原さんは「どこにでもある日常生活を魅力的に仕上げ、犯罪のない推理小説に磨きを掛けていきたいと思います。」と話していました。
 贈呈式は今月27日東京新橋第一ホテル東京で行われます。


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6月10日のニュース
■尾道市議会広域行政調査特別委員会

 尾道市議会広域行政調査特別委員会は、6月定例会、初日の14日午後、本会議修了後に委員会を開きます。
 5月30日に開かれた尾道市、向島町、御調町の一市二町でつくる任意の合併推進協議会では、法定合併協議会にむけての具体的な提案が行われており、14日は、その間の経過報告と任意協議会での提案事項について説明が行われることになっています。

■環境月間 岩子島クリーン作戦

 6月は、環境月間です。向島町岩子島では、9日早朝から、岩子島南岸を中心に清掃が行われました。
 向島大橋側と岩子島海水浴場側と二手にわかれ、延長4キロメートルの南岸道路と溝、海浜に散乱している空き缶、弁当ガラなど、総勢200人で、ビニール袋に拾い集め、道路端の雑草などを刈り取りました。
 空き缶は、軽トラック3台分にも上り、参加者は「ポイ捨てが目に余る。自分の出したゴミは自分で処理して欲しい」と話していました。

■相談室開設

 広島県や尾道市の共催による「1日総合相談室」尾道会場が明日、午前10時から午後3時まで、尾道市総合福祉センターで開催されます。
 この相談室では、国や県、市などの28の機関が集まり、困りごとなどについての相談に対応します。

■尾道文化財協会総会

 尾道文化財協会は8日、東久保町の浄土寺研修道場で平成14年度総会を開きました。
 会員76人が出席し、昨年度の事業、決算報告ついで今年度事業計画、予算90万3千円が承認されました。
 今年度の事業は、新しい企画として文化財講習会が、ほかに文化財表示板の設定などが予定されています。
 また会員も18人増え183人となりました。総会後は、尾道市文化財保護委員の森重彰文・市立美術館館長が「尾道三山」と題した記念講演が行われました。


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6月7日のニュース
■装苑賞にノミネート 北高・宗岡さん

 日本で唯一の新人服装デザイナーの登竜門「装苑賞」の候補作品に、県立尾道北高校3年生、宗岡ゆみさんの作品がノミネートされ、話題を呼んでいます。
 装苑賞は、月刊誌「装苑」主催、日本を代表する多くのファンションデザイナーを排出してきた唯一のコンテストで、今年で77回目を数えます。
 毎月、多くの応募作品の中から4点が候補作品としてノミネートされ、年間48作品のなかから大賞が選ばれます。
 宗岡さんの作品は、キリンとゾウを描いたノースリーブの服と巻きスカートにケープを組み合わせたもので、首元のファスナーをあげることで、アフリカの大地から太陽が昇ってくる様子を表現しています。
 去年末に鑑賞したミュージカル「ライオンキング」に感動してデザインしたということで、実際にデザイン画を描くのも、イラストを元に型紙を起こすのも初めてでしたが、本を参考にしながら、作品を仕上げました。
 宗岡さんの作品は、月刊「装苑」7月号に入選作品と一緒に詳しく掲載されています。

■尾道でユースホステル開業希望

 「尾道でユースホステルを開きたい。」と若い夫婦が今、旧市街地の物件を見つけるために情報を集めています。
 現在、熊本県阿蘇郡にあるユースホステルでマネージャーを務めている高橋 勝久さん夫妻は、ここでの雇用契約が来年春で満了の予定で、これを期に独立して長年の夢だったユースホステルを尾道で経営したいと考え、そのための準備を尾道でスタートさせました。
 夫妻は旅行が大好きで、国内外でユースホステルを泊まり歩いた経験から、若者に安く、長く滞在してもらう宿泊施設を作りたいと以前から考えており、尾道については、「千光寺山からの美しい眺めが気に入りました。」と話していました。

■向島町の重要文化財の吉原家解体修理

 国の重要文化財に指定されている向島町江奥、吉原家住宅の主屋が、367年ぶりに解体修理され、それに伴い7日、8日の両日見学会が開かれています。
 吉原家の母屋は火災で焼失、江戸初期の寛永12年に再建され今日に至っています。
 文化財建造物保存技術協会の春日井道彦さんの「年代が確認されている農家では日本最古、民家では3番目です」という説明に、参加者は熱心に聞き入っていました。


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6月6日のニュース
■5月備後地区倒産状況

 東京商工リサーチ福山支店はこのほど5月の備後地区企業倒産状況を集計しました。
 それによりますと負債総額1000万円以上と内整理含む企業倒産は15件、負債総額は46億3700万円となりました。
 前月比で件数が4件増え、負債総額債務額は227%の32億2000万円の増加となり、5月としては件数、負債額ともに非常に高い水準となっています。
 業種別では建設業が多く、原因では不況型が目立ちます。
 また、今後の見通しとしては、ペースは増加傾向、規模にかかわらず経営難に陥っている企業は多い。
 福山地区は倒産が目立ち、尾三地区は小康状態で地域格差はあるものの、どの地区も景況や経営の厳しさに変わりはない。
 業況や財務内容が悪化している企業などが倒産に追い込まれるケースが予想されるとしています。

■5日は初の30度を突破

 今日は、二十四節気の1つ、「ツユ入り」を意味する「芒種」ですが、梅雨入りの気配が感じられることなく、真夏日となりました。
 木ノ庄町の竜泉寺ダムの観測によりますと、今月に入って連日25度以上の夏日が続き、昨日は30度という今年に入っての最高気温を記録しました。
 3日の最高気温は28・1度で、4日は29・1度、気温は、日毎に上昇しており、今日は、平年の気温を5度も上回る気温となりました。

■商店街、土曜夜店

 夏の風物詩として親しまれている尾道市商店街連合会の「土曜夜店」が8日からスタートします。
 土曜夜店は来月27日までの毎週土曜、午後6時から3時間本通り6商店街で行われます。
 今年は焼き鳥やかき氷などを中心にサッカーのワールドカップにあやかったゲームやお楽しみ券のプレゼントも行われます。
 また、今月から出力アップしたエフエムおのみちが期間中午後7時10分から8時まで特別番組を放送、中継などを交え夜店の賑わいを伝えます。
 その他毎年恒例となっている保育所、幼稚園児による七夕飾りも22日から尾道郵便局西側のアーケードに飾られます。来月20日には天神まつりが、27日には水まつりと祇園まつりが重なりフィナーレを飾ります。

■昨年に比べてきれいよ 藤井川

 生活排水の浄化など、住民総ぐるみの努力によって藤井川を昔のような綺麗な川に取り戻そうと始まった「藤井川の夕べ」が今月8日 土曜日午後6時から三成西児童公園で開催されます。
 今年で26回目となるこのイベントは、藤井川沿線の地域のお祭りとして定着しており、例年、3000人以上が訪れます。
 会場には、テントを利用して作られた「ホタル館」が昨日オープンし、この中でホタルたちがキラリと光っています。


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6月5日のニュース
■市議会6月定例会日程決まる

 尾道市議会 議会運営委員会が、今日、午前10時から開かれ、6月定例会の日程を14日金曜日から、25日火曜日までの12日間にするなど決めました。
 6月定例会では、報告が12件、議案の上程は14件予定されており、そのうち美術館の追加工事費、向東スポーツ広場の廃止、多額な明許繰越費、第三セクター法人の経営状況や交通事故の損害賠償に伴う専決処分などについて、どの程度の議論、問題提起があるかどうかが、焦点となってきます。

■向東と高須の人口縮まる

 尾道市役所市民課は、このほど、先月31日現在の住民基本台帳にもとづく世帯数と人口を町別に集計しました。
 それによりますと、31日現在の尾道市全体の世帯数は、前月より20世帯多い3万6614で、人口は男性が4万4346人、女性が4万9174人の合わせて9万3530人でした。
 また、このうち人口が最も多かったのは向東町の1万470人で、続いて多かったのが高須町の1万184人となっています。

■不法投棄防止を強化

 尾三地域廃棄物対策推進協議会が7日、午後2時から新浜の尾道国際ホテルで開かれます。
 この会議には尾道・三原・因島の3市と、向島・本郷・瀬戸田など8町の首長をはじめ、尾道海上保安部、それに県の財務局長、尾道・三原・因島・甲山の各警察署長らが出席し、廃棄物の不法投棄防止や、資源のリサイクル、今後の運営などについて話し合われます。

■市立図書館で、林芙美子企画展

 東久保町、尾道市立図書館では、今月28日の林芙美子の命日にちなみ、現在、「林芙美子と壺井栄展」を開催しています。
 市立図書館では毎年、林芙美子にちなんだ企画展を開催していますが、今年は芙美子が無名のときから関わりがあり、尾道にも立ち寄ったことがある壺井栄にもスポットを当てています。
 芙美子は、大正13年、東京、本郷の喫茶で、壺井栄の夫らと知り合い、翌年には、世田谷太子堂で、壺井夫妻の踏む隣に居住。壺井夫妻とは互いに生活を助け合い、文学的な影響を受け合ったとされています。
 今回の展示では、「尾道の林芙美子 今ひとつの視点」など、芙美子研究の書物30冊と壺井栄の代表作「二十四の瞳」などが紹介されています。


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6月4日のニュース
■太田垣正圓氏 勲五等受賞祝賀会

 矯正教育の功労がみとめられ、春の叙勲で勲五等双光旭日章を受章した長江一丁目、福善寺・前住職の太田垣正圓さんの受章祝賀会が、昨日、尾道国際ホテルで開かれ、尾道刑務支所教誨師会、篤志面接委員協議会などから関係者ら80人が出席しました。
 祝賀会では、来賓を代表して、久保克彦・広島矯正管区長が祝辞を述べ、太田垣さんに記念品、太田垣さんの妻・千代子さんに花束が贈られました。
 太田垣さんは、「これまで、多くの人に教えられ、皆様のおかげにより身に余る栄誉に浴すことができ感謝しています。これからも命の続く限り刑務所に通わせていただきます。」と話していました。

■選挙人名簿の縦覧7日まで

 尾道市選挙管理委員会は、昨日、6月2日現在の選挙人名簿登録者数を確定し、この名簿の縦覧を始めました。
 それによりますと、2日現在の選挙人名簿登録者数は、前回の3月2日より32人少ない7万5691人でした。
 縦覧は、今月7日まで、毎日午前8時半から午後5時のあいだ、尾道市役所3階の選挙管理委員会事務局で行われます。

■向島町、全職員が名札を

 担当部署と名前を判りやすくと、向島町では名札を名刺大の大きさに変更し、話題になっています。
 名札には所属部署と氏名にはふりがながふられ、アクセントに町の花洋らんがカラーで刷り込まれています。
 この新しい名札は、5月中旬から導入され、杉原町長をはじめ、特別職4役、職員あわせて166人全員が付けています。
 町役場では「名札を付けることにより、自分の仕事に責任を持ち、住民に対しては親しみをおぼえてもらい、サービスの向上につながれば」と話しています。


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6月3日のニュース
■水道週間、尾大生、一日水道局長

 6月1日から、7日は、水道週間です。尾道水道局では、上水に関わる行事を通し、水道事業への住民の理解を深め、水資源の保護をと今日、尾道大学の学生による「一日水道局長・課長」を実施しました。
 尾道市役所で、亀田市長から、一日水道局長に、尾道大学経済情報科2年、村上 雄美さん、庶務課長に、経済情報科2年、山本 春奈さん、工務課長に、日本文学科1年の原 里佳さん、浄水課長に、経済情報課1年神原 沙織さんに、それぞれ辞令が交付され、そのあと長江3丁目の水道局庁舎に移動し、職員から事業概要や業務内容の説明をうけ、浄水場などの施設見学を行いました。
 また、市内のスーパ2店で、尾道市の水道の歴史、概況や水道週間の実施行事を印刷した広報ビラを買い物客らに配り、PRしました。
 一日局長を務めた村上さんは、「認識を新たにすることができました。
 貴重な資源を大切にしなければならないと感じるとともに、これからも私たちに安全な水を供給していただくよう、職員のみなさんには、お仕事に励んでもらいたい」と話していました。

■草焼きの火で足に火傷

 昨日、午後3時40分ごろ、原田町梶山田の神谷上溜池の土手で火災が発生しました。
 通報で消防車など9台が急行しましたが、雑草や木など約2アールを焼いて約1時間後に鎮火しました。
 この火災で消火作業に当たっていた木ノ庄町の91才の男性が両足下腿部に中程度の火傷を負ったということです。尾道消防署は、出火原因を野焼きの火と見て、さらに詳しく調査しています。

■高校生、制服茶会

 市内4つの高校の茶道部員による、恒例の「制服茶会」が、昨日、東久保町の真言宗浄土寺で開かれました。
 今年で、37回目を迎えた制服茶会には、保護者や友人、茶道関係者ら約500人が参加。
 尾道東高校と尾道商業高校が表千家流、尾道北高校と尾道高校が裏千家流で、それぞれ衣替えしたばかりの夏の制服で、緊張しながらも日頃練習している茶事を披露し、訪れた人達をもてなしました。
 毎年楽しみにしているという女性は、「よく稽古されています。落ち着いた雰囲気を味わえ、結構なお点前でした」と感想を述べていました。

■向島少年野球が県大会へ

 第6回マクドナルドカップ中国地区学童軟式野球選手権大会東部地区大会が昨日、三原市古川製作所野球場で開催されました。
 尾道地区代表の向島少年野球クラブは1回戦では福山の水呑少年野球クラブ6対3で破り、2回戦では府中の国府チームを5対2で破って勝利し、この結果7月5日から開催される広島県大会に出場することが決定しました。
 広島県大会には向島のほか三原の沼田東ヤンキースも出場、県大会で勝てば中国地区大会へ出場となります。
 向島少年野球クラブは、県大会出場は初めてのことで、県大会で普段の力を出し切れるようにと大会まで、練習に励みます。


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