
なにわ流どじようすくい家元の鍼灸院院長
日本鍼灸マッサージ新聞 02.10.10.
大阪府阪南市立尾崎公民館主催で9月21日から行われている『東洋医学健康講座』。その第2回講義が、「丹田呼吸健康法」をテーマに9月28日に開催された。健康講座をプロデュースし講師も務めるのは、国が推進する『21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)』を受けた阪南市の『健康はんなん21』の策定委員である幸健堂鍼灸院の山田昌一院長。「食事に気を使う人は多いですが、24時間し続けている呼吸には案外皆さん無関心です」と山田院長は、呼吸に気を付ければ体質改善ができると解説した。丹田呼吸は、息を吸うときに大きく腹を膨らませて、吐くときには腹を小さくする腹式呼吸と似ているが、吐くときに丹田に気を集中し腹圧をかけるのがポイント。腹圧をかけることで横隔膜が10aほど上下し内臓が活性化するので、便秘や婦人科疾患、脳卒中の予防、自律神経の調整などに効果があるという。 山田院長からマンツーマンで呼吸法の指導を受けたあと血圧を測定した参加者の約7割が、講義直前に測ったものよりも正常値に近い血圧となつた。東洋医学に興味があり独学しているという参加者の山田栄治さん(46)は、「自分のやり方の間違いがわかりました。きちんとした方法を教えていただけてよかったです」と満足そうに話した。 笑うことは無意識に丹田呼吸をしている状態と説明した山田院長のもう一つの顔は、お客さんを笑わせることが第一の「なにわ流どじょうすくい」の家元。そのため、笑いを交えた講義は和やかな雰囲気のものとなり、参加者たちは自然に丹田呼吸をすることができたようだ。 |
| HOME | 目 次 |