まだまだ根強い癒し需要
意外なところでマッサージ
コンビニやサービスエリアで盛況
日本鍼灸マッサージ新聞 019.10.
二十四時間営業で各種生活用晶が買えるコンビニエンスストアは、すっかり生活サイクルの一部として定着した。とくに都市部の生活者にとっては欠かせない存在となっている。
東京都と千葉県のベイエリアでコンビニエンスストア『サンクス』の店舗を展開している鰍bVSベイエリア(泉澤豊社長)は店舗内にマッサージコーナーを併設し、利用者の人気を集めている。同社ではマッサージコーナーの他にもクリーニングと靴修理の取り次ぎや散髪など、他のサンクスにはないサービスを提供している。これらのサービスは「日常生活サービスのコンビニエンス化」をコンセプトに、単なる物販提供から日常サービスの提供の時代へという同社の経営方針によるもの。また、外食店やドラッグストアなどとの競合激化で伸び悩む物販事業をサービス提供事業でカバーしようという戦略。
CVSベイエリアのマッサージは十分千円からで、営業時間は基本的に年中無休、午前十一時〜午後十時まで。マッサージ併設店舗は現在、船橋市、市川市、足立区、港区、中央区の七店だが、今後も拡大していく計画。
また、高速道路のサービスエリア(SA)でマッサージを提供し、ドライバーたちに好評なのが東名高速上り線の海老名SA。ここの二階にはレストランとともにマッサージコーナーが併設されている。東京まで約十二キロの地点にある海老名SAのマッサージコーナーは、長距離運転の疲れがたまった利用者で感況。職業ドライバーの利用が予想されていたが家族連れなどの一般客も多い。料金は部分コース十五分千五目円からでリピーターも多く、電話で予約をしてから訪れる利用者もあるとのこと。
このようにコンビニやSAでのマッサージが儲況なのは、心身に疲れを感じている現代人がその効果を受け入れたからで、今後、マッサージが従来になかった各方面へ事業展開ができる可能性を示唆している。