日本鍼灸マッサージ新聞 02.05.10.
エステティックサロンでのストレッチが原因でヘルニアになったと、女性(49)がエステサロンを経営する会社を相手に約5100万円の損害賠償を求めていた訴訟で、東京地裁は4月23日、約2500万円の支払いを命じる判決を下した。
判決によると原告の女性は97年3月に全50回の「ボディコースおよびストレッチコース」を52万5千円で契約し、コース途中の17回目、同年12月に椎間板ヘルニアと坐骨神経障害と診断され、下半身に感覚麻痺が残った。判決では「エステ店員が無理に前屈運動を続けさせたのが発症原因」とする原告の訴えは認められなかったが、「別のストレッチで腰に過大な負担が加わり、ヘルニアが起きたと考えるのが相当」と因果関係を認め、「美容や健康を営業内容としている業者は、顧客の年齢や体型、筋肉の形などに注意して運動させる安全配慮を怠った」と指摘した。