ドラゴンボート選手権でスポーツ鍼灸が好評

有志40名でボランティアチーム結成

日本鍼灸マッサージ新聞 028.10.

 2年に1度の『アジアドラゴンボート選手権』が今年初めて日本で開催され、去る7月26日から3日間、兵庫県相生市の相生湾特設会場を舞台に熱戦が繰り広げられた。
 今大会にはアジア7つの国と地域から約600人が参加し、日頃のトレーニングの成果を競った。この大会の選手たちと大会役員たちのコンディショニングを支えたのが、ボランティアとして参加したスポーツ鍼灸の施術者たち。
 レース本番の27、28日の2日間、相生湾特設会場の一角にある石川島播磨重工業の体育館にべッド6台とパーテーションなどを持ち込みスポーツ鍼灸サービスセンターが設営された。このスポーツ鍼灸サービスセンターで、(社)兵庫県鍼灸マッサージ師会を中心として筑波大学、明治鍼灸大学、開業鍼灸師たち総勢40名が選手たち達の施術にあたった。スポーツ鍼灸サービスセンターを訪れた人たちの中には、鍼は初めてという人もいたが、その効果を実際に体験して翌日もやって来るリピーターも多く、2日間で延べ177名がスポーツ鍼灸の施術を受けた。そのうち約2割が外国人選手たちで、競技の特性上、背部や腕の痛みを訴える選手たちが多かった。
 同大会のスポーツ鍼灸ボランティア活動には兵庫県外協議中のドラゴンボートからも多数のスタッフが集まり、40名という大きなチームが結成された。中でも筑波大学の宮本俊和氏や明治鍼灸大学の片山憲史氏、そのほかスポーツ障害の治療に豊富な経験を持つ人たちも参加し、27日の夕食後には宮本氏が2時間の勉強会を開くなど、スポーツ鍼灸の勉強会も兼ねたボランティア活動となった。このような鍼灸師有志たちによるボランティア活動は地域社会に貢献できただけにとどまらず、日本や海外のより多くの人たちにスポ−ツ鍼灸の効果を伝えたという大きな成果を残した。


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