10.面積重心・図形属性
 面積重心    [面積重心]ボタンをクリックして、黄色いループ図形をクリックするだけ。    又、緑の線の穴が有ると穴の部分を除いて計算してくれる。    重心は点が表示される。面積は文字が出てくる。    下記のテキスト欄には1cmの板厚の鉄の重さが表示される。    又、重心の位置は絶対座標値である。    又、断面二次モーメント、断面係数、断面二次半径も表示する。 断面二次モーメント  図形属性   [図形属性]をクリックして、左マウスで画面上の線・円弧をクリックすると、   その座標を下記のテキストに表示する。   裏技    [Ctrl]キーを押したまま左マウスで図形をクリックすると、繋がっている線の長さが表示される。  面積計算方法考   他のCADに面積計算のコマンドがるが、その計算方法は如何しているのだろうか   インターネットで調べても無かった。   一つ考えられる事はその図形を微分割する方法であるが、   もう一つすっきりしないのでやる気が無かった。   しかし、他の方法が浮かんだので面積計算を付け加える事にした。     面積計算のアルゴリズム。(高橋式面積計算法)   T図のような黄色い線の面積をを計算しよう。   1)変数に図の頂点0〜4までの座標値を記録する。   2)適当な点Pを決める。(何処でも良い)   3)P点から各頂点に線を引く。   4)まず、0−1−Pの三角形の面積を求める。   5)同様に1−2−Pの三角形の面積を求める。   6)同様に2−3−Pの三角形の面積を求める。   7)以上の面積は全て加える。   8)同様に3−4−Pの面積を求めて、今度は加えるのではなく引き算をする。     4)〜6)の三角形は全て左回りであるから+するが、     3−4−Pの三角形は右回りであるからーする。   9)4−0−Pの三角形の面積を求める。そして、この三角形は右回りだから     引き算をする。   10)以上で終り。簡単ですね。   どうですか、黄色の図形の面積が求まったでしょう。じっくり考えて下さい。   ループ図形が右回りか左回りかの判定は各自研究してください。   この方法での誤差は微分割の方法より少ないと思う。